2017.12.25更新

敏感肌イメージ


「敏感肌」の方が増えています。

日本人女性に対する最近のアンケート調査では、半数以上の方が自分は「敏感肌」だと答えていて、10年、20年前の調査に比べ増加傾向にあります。しかも日本だけでなく、ヨーロッパや米国でも、"sensitive skin"を訴える人は増えていて、世界共通の現象と言えます。

「敏感肌」問題にもっとも敏感になっているのは化粧品業界の方々です。使ってヒリヒリするコスメなど選ばれませんから。それに比べると皮膚科・美容皮膚科側の対応は遅れています。おそらく「敏感肌」は自覚症状の問題で、そもそも皮膚疾患ではないという認識があるからでしょう。

「敏感肌」を議論しにくい理由は、ひとつは定義があいまいであること、もうひとつはほとんどの調査研究が自己申告をもとにしているため、本来は定義から外れている人(たとえばアトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎など皮膚疾患を伴うケース、思い込みだけで判断しているケース)まで「敏感肌」に含まれてしまい、ますます「敏感肌」って何?となってしまうことが挙げられます。

お肌の現代病ともいえる「敏感肌」。実際に多くの方が悩んでいるのですから、美容皮膚科医として手をこまねいているわけにはいきません。

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2017.08.18更新

駅のトイレ

(何駅か忘れましたが、駅のトイレです。さすが大阪!)

第1日午後には、スイーツセミナーがありました。名前の通り「スイーツ」を食べながら講演を聴くという贅沢なセミナーです(製薬会社のスポンサー付きというわけ)。出されたのは、カットフルーツでした。

肝心の講演の中身は、「尋常性ざ瘡瘢痕の最新知見と瘢痕予防へのアプローチ」。

ニキビの炎症がひどいほど、瘢痕(クレーター)として残りやすくなると単純に思い込んでいましたが、炎症の程度とは関係なく、瘢痕(クレーター)の実に72%は、紅斑(「赤み」)に続発するとのことでした。

ニキビでは他の炎症性疾患に比べ、「赤み」が続きやすいことが知られていて、それもどうしてかわかっていませんが、さらにその「赤み」で瘢痕が形成されるとなると、ますます「赤み」の解明が進むことが待たれます。



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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2017.08.05更新

今年の日本美容皮膚科学会総会は大阪で開催されました。

グランフロント大阪

 

第1日目の最初に聴いたのは、シンポジウム1「美容医療の諸問題」。

途中から参加しましたので控えめに書きますが、学会会頭を含む大御所の先生方が真剣に討論していたのは、豊胸用のフィラーであるアクアフィリングの問題でした。海外ではアクアフィリングは安全性が問題視され禁止の方向に向かいつつあります。ところが国内では大手を振って行われている・・それを何とかしなければ、という議論でした。

形成外科専門医からなる美容外科学会(JSAPS)ではHPのトップページに「学会からのお知らせ」として、アクアフィリングに対する注意喚起を掲載しています。


このブログを目にされた方はフィラーでの豊胸など、お考えになりませんように。

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2016.12.15更新

 

前回の結論は、何を!どれだけ!食べてもいいけど、1日の中で食事できる時間だけは制限する!!でした。では、何時間に制限すればいいのか?根拠のある数字はあるか?が問題になります。

1)10時間
朝食が7時からなら、前の日の夕食は9時までに食べ終えるというパターン。

10時間という数字は、1回の食事後に身体の中の糖質がすべて消費されて、ようやく脂肪が燃焼し始める時間。エネルギーの貯金である脂肪を燃焼させることができれば、体重も減らせるだろうと期待できます。

脂肪が燃焼を開始すると「ケトン体」が産生されます。この「ケトン体」、抗加齢医学で今、熱い視線を浴びています。「ケトン体」が長寿遺伝子を活性化することがわかり、カロリー制限が長寿をもたらす機序にこの「ケトン体」が大きく関与しているのではと言われ始めているのです。来年の抗加齢医学会総会の招待講演ではこの「ケトン体」の大家の先生を外国からお招きすることに決まっています。

欠点は10時間というファスティング時間で体重が減少したとする臨床データがないこと。

2)12時間
朝食が7時からなら、前の日の夕食は7時までに食べ終えるというパターン。

これは先日行われた抗加齢医学会の研修講座で、「アンチエイジング2016」として今年のアンチエイジングの進歩を紹介する講演の中で取り上げられた論文の結論。

この論文はスマートフォンアプリを活用して、人の摂食行動を解析したものですが、摂食時間を12時間に制限すれば、食事内容を制限しなくても(!)、体重が減少することが示されました。しかも追跡調査の結果1年後もほとんどの人で体重が維持されていました。理由は「続けるのが楽だから」!

(参考文献)
A Smartphone App Reveals Erratic Diurnal Eating Patterns in Humans that Can Be Modulated for Health Benefits.
Cell Metab. 2015 Nov 3;22(5):789-98. 

 

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2016.11.28更新

 

好きなように食べてそれでも太らない方法はないのか・・興味深いマウスの実験があります。

対照群のマウスには、高脂肪食を好きな時間に食べさせました。治療群のマウスでは、同様に高脂肪食を与えましたが、食べられる時間は活動期間の8時間に制限しました。どちらも総摂取量は同じにしました。

結果、対照群は肥満マウスになったのに、治療群のマウスは体重が変わりませんでした!

マウスの実験結果を人にもあてはめるのは飛躍しすぎと思われるかもしれませんが、昔からダイエットに成功した人の話で「何時以降は食事を摂らないようにした」というのを聞いたことがあると思います。

何を!どれだけ!食べてもいいけど、1日の中で食事できる時間だけは制限する!!

これが「時間栄養学」からのひとつのアドバイスです。

 

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

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