2024.09.23更新

 

色白信仰

 

なぜ日本人は「色白」にこれほどまでに惹かれるのか? 日本独自の美意識の深層

「色白は七難隠す」という言葉があるように、日本では古くから白い肌が美しいとされてきました。この「色白」への憧れは、単に個人の好みを超え、文化的な美意識として深く根付いています。

この価値観に西洋文化の影響を指摘する意見もありますが、実は日本の「色白」信仰は、独自の歴史的背景と文化的土壌の中で育まれてきたものです。

本記事では、なぜ日本人がこれほどまでに「色白」を追い求めるのか、その理由を歴史的変遷とともに深掘りしていきます。


千年の時を超えて受け継がれる日本の「色白」信仰:その起源と社会的意味

日本における「色白」への美意識は、驚くべきことに千年以上の長きにわたり、途切れることなく受け継がれてきました。この価値観の源流は、遠く平安時代にまで遡ることができます。


平安貴族が追い求めた「白き肌」:美しさの原点と高貴さの象徴

平安時代の女性

平安時代の貴族社会において、「白い肌」は美しさの絶対的な条件の一つとされていました。『源氏物語』などの文学作品にも描かれているように、当時の貴族女性たちは、顔に白粉(おしろい)を厚く塗り重ねることで、現実の肌の色とは異なる、人工的なまでの白さを追求しました。この時代の絵巻物を見ても、登場する高貴な女性たちは一様に白い肌で描かれており、それが理想の姿であったことがうかがえます。


「色白」がステータスだった時代:社会的背景と生活様式

では、なぜ平安時代の貴族たちは、それほどまでに「白い肌」を理想としたのでしょうか。その背景には、当時の社会構造と生活様式が大きく関わっています。

平安時代の主な労働力は農民であり、彼らは屋外での厳しい労働を強いられていました。そのため、日に焼けた肌は、肉体労働に従事する階層の象徴と見なされがちでした。一方で、貴族階級、特に女性は、ほとんどの時間を屋内で過ごし、直射日光を浴びる機会が少なかったのです。その結果、「日に焼けていない白い肌」は、労働とは無縁の優雅な生活を送る特権階級の証となりました。

このように、肌の色は社会階層を可視化する指標となり、「色白」であることは高貴さや富、そして教養を体現するものとして、人々の羨望の的となったのです。この価値観は、貴族社会だけでなく、徐々に他の階層へも影響を与えていくことになります。


江戸時代における「色白」美意識の深化と庶民への広がり

江戸時代の女性の姿

平安時代に確立された「色白」への憧れは、時代を経ても薄れることなく、江戸時代になるとさらにその裾野を広げ、庶民の間にも浸透していきました。


白粉文化の爛熟:庶民も憧れた白い肌

江戸時代は、泰平の世が続いたことで町人文化が花開き、化粧文化も大きく発展しました。それまで主に貴族や武家階級のものであった白粉は、生産量の増加や流通の整備に伴い、次第に庶民にも手が届くものとなっていきます。浮世絵に描かれる美人画を見ても、芸者や町娘たちがこぞって白い肌に化粧を施している様子が描かれており、「色白」が幅広い層の女性たちの共通の願いであったことがわかります。


江戸の化粧事情と「色白」への情熱

江戸時代の女性たちにとって、白粉は美しさを手に入れるための必須アイテムであり、その使用方法は細かく研究されていました。当時の化粧指南書には、白粉の塗り方や、肌質に合わせた使い方などが詳細に記されており、いかに「色白」に対する関心が高かったかを物語っています。

また、白粉だけでなく、肌そのものを白く保つための民間療法的なスキンケアも行われていたようです。例えば、米ぬかやへちま水などが、肌を滑らかにし、色を白くする効果があると信じられていました。このように、江戸時代の女性たちは、化粧とスキンケアの両面から、「色白」という理想の美を追求していたのです。この情熱は、現代の美白ケアにも通じるものがあると言えるでしょう。


西洋化の波と明治以降の「色白」:変わらぬ日本の美意識

明治時代の女性の姿

明治維新を迎え、日本が急速な西洋化の道を歩み始めると、美意識の世界にも大きな変化が訪れます。しかし、そのような時代の潮流の中にあっても、日本古来の「色白」への憧憬は、形を変えながらも根強く生き残りました。


西洋文化との出会い:それでも「色白」が選ばれ続ける理由

明治時代に入ると、西洋の文化や文物が怒涛のように日本に流入し、服装や髪型、化粧品に至るまで、西洋風のものがもてはやされるようになりました。一時は、日本の伝統的な化粧や美意識が古臭いものとして否定される風潮すらありました。

しかし、興味深いことに、「肌の色」に関しては、依然として日本の伝統的な「白い肌」が好まれる傾向が続きました。その理由の一つとして、西洋の美意識の中にも「白い肌」を貴ぶ価値観が存在していたことが挙げられます。そのため、西洋文化の影響を受けつつも、日本独自の「色白」信仰は、ある意味で補強される形で存続したと考えられます。

また、明治期の知識人の中には、日本の伝統文化を見直す動きもあり、その中で日本の美意識の独自性が再評価されることもありました。このような背景も、「色白」という価値観が完全に西洋化されずに残った一因と言えるでしょう。


近代化と「色白」美意識の変容と継続

大正、昭和と時代が進むにつれて、化粧品も科学技術の進歩とともに進化し、より安全で効果的なものが登場します。白粉も、鉛を含まない安全なものが主流となり、より自然な仕上がりが求められるようになりました。

この時代においても、「色白」は美しさの重要な要素であり続けました。雑誌の広告や映画女優の姿を通して、理想の「色白」像が提示され、多くの女性たちがそれを目指しました。日焼けを避けるための日傘や帽子も、ファッションアイテムとして定着し、美白を意識した生活様式が一般化していきます。戦後の高度経済成長期を経て、生活が豊かになるにつれて、美容への関心はさらに高まり、「色白」を維持・追求するための努力は、より日常的なものとなっていったのです。


現代日本人が「色白」を求める理由と多様化する美白ケア

そして現代。科学技術の進歩は目覚ましく、美容の世界も日々進化しています。その中で、日本人の「色白」への憧れは、どのような形で受け継がれ、また、なぜ今もなお多くの人々を惹きつけているのでしょうか。


現代の「色白」観:清潔感、若々しさ、そして洗練されたイメージ

現代において「色白」の肌が好まれる理由として、まず「清潔感」が挙げられます。シミやくすみのない均一なトーンの白い肌は、健康的で清らかな印象を与えます。また、肌の白さは「若々しさ」とも結びつけて考えられることが多く、エイジングケアの一環として美白を重視する人も少なくありません。

さらに、「色白」は「上品さ」や「洗練されたイメージ」を喚起する要素でもあります。きめ細かい白い肌は、どこか儚げで繊細な印象を与え、それが日本的な美意識と響き合う部分があるのかもしれません。現代の女性たちが美白を目指す背景には、単に肌の色を白くしたいというだけでなく、これらの複合的なイメージに対する憧れがあると言えます。


おわりに:日本の「色白」美意識の過去・現在・未来

平安時代から現代に至るまで、千年以上にわたり日本人に愛され続けてきた「色白」の美意識。それは、単なる流行や西洋文化の模倣ではなく、日本の歴史、社会、文化の中で独自に育まれ、時代とともに少しずつ形を変えながらも、その核となる部分は変わらずに受け継がれてきました。

日焼けした肌が健康的で美しいとされる価値観も存在する現代において、なぜ日本人はこれほどまでに「色白」にこだわるのか。その理由は、貴族社会におけるステータスシンボルとしての意味合い、江戸時代の庶民文化としての爛熟、そして現代における清潔感や若々しさ、上品さといった多層的なイメージの集積にあるのです。

美の基準は時代や文化によって多様であり、絶対的なものではありません。しかし、日本の「色白」美意識の歴史と、その背景にある人々の願いや想いを知ることは、現代の美容トレンドをより深く理解し、自分自身の美しさを見つめ直すための一つの手がかりとなります。これからも、この「色白」への憧れは、日本の美意識の重要な一部として、未来へと受け継がれていくでしょう。

 

 

クリニックでの美白治療

 

 

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制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2025年5月11日)

投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2024.09.21更新

 

eyecontact


はじめに

人と話すとき、相手の目を見ますか?それとも少し視線をそらしますか?

実は「アイコンタクト」の取り方は、国や文化によって大きく異なります。最新の脳科学研究により、目と目を合わせることが私たちの脳に与える驚くべき影響も明らかになってきました。


アイコンタクトで脳がシンクロする!?

最新の研究で、とても興味深いことが分かってきました。fMRI(機能的磁気共鳴画像)という装置を使った実験では、相手の目を見つめているとき、脳の特定の部分が活発に働くことが確認されています(文献1)。

さらに驚くべきことに、二人がアイコンタクトをしているとき、お互いの脳波が同じリズムで動き始めるのです。まるで二人の脳が会話をしているかのように、同じパターンで活動することが分かりました(文献2)。

つまり、目と目を合わせることは、単に「見る」だけではなく、相手と深くつながる特別な行為なのです。


西洋では「しっかり目を見て」

アメリカやヨーロッパでは、相手の目をしっかり見ることが大切にされています。

信頼の証:目を見て話す人は誠実で信頼できると思われます
自信の表れ:ビジネスシーンでも積極的なアイコンタクトが評価されます
魅力度アップ:研究では、適度なアイコンタクトをする人の方が魅力的に見えるという結果も(文献3)

これらの特徴は、個人の意見や感情を重視する「個人主義的」な文化と深く関わっています。


東アジアでは「控えめに」

一方、日本や中国などでは、アイコンタクトの取り方がまったく違います。

礼儀として:目をじっと見つめることは失礼とされることがあります
上下関係:特に目上の人には、視線を少しそらすのがマナー
◉日本人はアイコンタクトをとられると、「近づきがたい」「怒っている」と感じやすい(文献4)

この違いは、集団の調和を大切にする文化的背景から生まれています。


中東・アフリカの独特なルール

中東やアフリカの一部では、さらに複雑なルールがあります。

同性同士:長めのアイコンタクトが友情や尊敬を表すことも
異性間:宗教的・文化的な理由から、視線を合わせないことがマナーの場合も
地位による違い:社会的立場によってアイコンタクトの取り方が変わります


文化の違いを理解することの大切さ

グローバル化が進む現代では、異なる文化背景を持つ人々と接する機会が増えています。

アイコンタクトの文化的な違いを理解することで:
誤解を防ぐことができます
より良い人間関係を築けます
相手の文化への敬意を示せます


まとめ

⚪️アイコンタクトは、文化によって「正解」が異なる奥深いコミュニケーション方法です。

⚪️科学的研究により、目と目を合わせることが脳レベルで人と人をつなぐ特別な行為であることが証明されました。同時に、その表現方法は文化によって多様であることも分かっています。

⚪️大切なのは、相手の文化的背景を理解し、尊重しながらコミュニケーションを取ること。この理解があってこそ、真の意味での「目と目で通じ合う」関係が築けるのではないでしょうか。


【参考文献】



1) Neural mechanisms of eye contact when listening to another person talking

Jing Jiang, et al.

Soc Cogn Affect Neurosci

2017;12(2):319-328



2) Real-Time Eye-to-Eye Contact Is Associated With Cross-Brain Neural Synchronization in Angular Gyrus

J Adam Noah, et al.

Front Hum Neurosci

2020:14:19

3) Predictive gaze cues and personality judgments: Should eye trust you?
Andrew P Bayliss, Steven P Tipper
Psychol Sci
2006;17(6):514-20

4) 日本人はアイコンタクトをとられると「近づきがたい」と感じる―より円滑な異文化コミュニケーションに向けて―
東京大学PRESS RELEASES
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/p01_250314.html

 


アイコンタクトのための治療

 

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制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2025年8月3日)

投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2024.07.29更新

紫外線対策への意識が世界的に高まる中、日焼け止めは現代のスキンケアに欠かせないアイテムとなりました。世界の日焼け止め市場は2017年の15.5億ドルから、2029年には53.4億ドルに達すると予測されており(文献1)、驚異的な成長を続けています。

しかし、この市場拡大とともに「SPFは高ければ高いほど良いのか?」という疑問も浮上しています。

SPF100の日焼け止めは本当に必要なのでしょうか?そして、高SPF製品による肌荒れのリスクはどの程度なのでしょうか?


本記事では、SPFの最高値に関する国際的な規制状況と、日焼け止めによる肌荒れの関係について、最新の皮膚科学的エビデンスに基づいて詳しく解説します。


SPF最高値の国際規制:日本はなぜ50+なのか

日本における「SPF戦争」の歴史

かつて日本では「SPF戦争」と呼ばれる時代がありました。各メーカーが競ってSPF値を高め、ついにはSPF100を超える日焼け止めまで登場したのです。しかし、この競争には大きな落とし穴がありました。

高SPF製品の使用者から肌荒れの報告が相次いだことを受け、1999年に日本化粧品工業連合会(粧工連)は自主規制を導入。SPFの最大値を50+と定め、2025年現在もこの基準が継続されています。この決定は、効果と安全性のバランスを重視した結果でした。

世界各国のSPF規制状況

興味深いことに、SPFの最大値に関する規制は国によって大きく異なります。
アメリカでは現在もSPF値に上限規制がありません。市場にはSPF100の日焼け止めも流通していますが、FDA(米国食品医薬品局)は将来的にSPF60+を上限とする新規制を提案しています。

一方、EUでは公式な上限値は設定されていないものの、SPFが50を超える製品はSPF 50+と表示しなければならないという表示規制があるため、実質的にSPF50+が最大値として機能しています。


SPF100は本当に必要?科学的エビデンスから見る効果

SPF50とSPF100の実際の差

理論的には、SPF50の日焼け止めは紫外線の98%をカットし、SPF100は99%をカットします。わずか1%の差に思えますが、2018年の米国皮膚科学会誌に掲載された研究では興味深い結果が示されました(文献2)。

199名を対象とした比較試験において、SPF100+製品はSPF50+製品より有意に高い日焼け防止効果を示したのです。これは、実際の使用条件下では理論値以上の差が生じることを示唆しています。

なぜ理論と実際に差が生じるのか

多くの人は推奨量(2mg/cm²)よりも少ない量の日焼け止めしか塗りません。塗布量が不足すると、実際のSPF値は表示値を大きく下回ります。このため、高SPF製品を使用することで、塗布量不足による防御力低下をある程度カバーできる可能性があります。


高SPF日焼け止めと肌荒れの関係

SPF値と成分濃度の相関

SPFが上昇するにつれて、紫外線フィルターの成分濃度も必然的に増加します。一つのフィルター成分には配合上限があるため、SPFの高い日焼け止めでは複数のフィルターを組み合わせる必要があります。

その結果、高SPF製品は
●よりオイリーな使用感になりやすい
●複数の化学フィルターによる刺激リスクが上昇
●アレルギー反応や接触性皮膚炎の可能性が高まる
ことになります。

特に注意すべき成分

最も刺激性が報告される成分として、以下の3つが挙げられます:

⚫️アボベンゾン(高SPF製品の79%に含有)
⚫️オクトクリレン(77%)
⚫️オキシベンゾン(69%)
これらの成分は高SPF製品ほど高濃度で配合される傾向があり、肌荒れのリスクを高める可能性があります。


消費者の選択:規制がなくても選ばれるSPF値

アメリカ市場から見える消費者心理

規制のないアメリカ市場のデータは非常に興味深い示唆を与えてくれます。2024年の調査(文献1)によると、アメリカの消費者のSPF選択は:
●SPF50:25%
●SPF30:23%
●SPF15:6%
●SPF100:3%

注目すべきは、規制がないにも関わらず、SPF100の日焼け止めを選ぶ人はわずか3%という点です。消費者は本能的に「効果と安全性のバランス」を求めていることがわかります。

日本市場の特徴

日本では、SPF50+/PA++++製品がプレミアムセグメントを形成しています。日本のサンケア製品市場規模は2024年に約1,242億円、2033年には約2,044億円に達すると予測されており(文献3)、特に「軽い使用感」と「化粧下地との相性」を重視した製品開発が進んでいます。


美容クリニックからの推奨:最適なSPF選び

医学的コンセンサスに基づく選択

米国皮膚科学会(AAD)をはじめとする主要な皮膚科学会は、SPF30以上の広域スペクトラム日焼け止めを推奨しています。SPF30-50の範囲が「防御効果と刺激リスクのバランスが最適」という医学的コンセンサスが形成されています。

シーン別・肌質別の選び方

日常使い
⚪️SPF30、PA+++以上
⚪️軽い使用感の製品
⚪️毎日継続できる快適さを重視

屋外活動・レジャー
⚪️SPF50+、PA++++
⚪️耐水性のある製品
⚪️2-3時間ごとの塗り直しが重要

敏感肌・肌荒れが心配な方
⚪️酸化亜鉛・酸化チタン配合のノンケミカル製剤
⚪️SPF30程度でも十分な効果
⚪️パッチテストを行ってから使用


最後に:SPFの最高値より大切なこと

日焼け止めのSPF最大値は、各国の規制や市場の自主規制により異なりますが、重要なのは「高ければ良い」という単純な話ではありません。

SPF100の日焼け止めには確かに高い防御効果がありますが、同時に肌荒れのリスクも上昇します。日本でSPFの最高値が50+に規制されているのは、この効果とリスクのバランスを考慮した結果なのです。

最も大切なのは
◉適切なSPF値(30-50)の製品を選ぶ
◉十分な量を塗布する(顔全体で小さじ1/2程度)
◉外にいる間は2-3時間ごとに塗り直す
◉自分の肌質に合った製品を選ぶ


これらの基本を守ることで、肌荒れのリスクを最小限に抑えながら、効果的な紫外線対策が可能になります。日焼け止めは毎日使うものだからこそ、「続けられる」製品選びが何より重要なのです。


【参考文献】
1) Market.us "Sunscreen Industry Statistics and Facts (2025)"
https://media.market.us/sunscreen-industry-statistics/

2) SPF 100+ sunscreen is more protective against sunburn than SPF 50+ in actual use: Results of a randomized, double-blind, split-face, natural sunlight exposure clinical trial. Williams JD, et al.
J Am Acad Dermatol
2018;78(5):902-910

3) IMARC Group "Japan Sun Care Products Market Price Trends, Report 2033" https://www.imarcgroup.com/japan-sun-care-products-market

 

 

 

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制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2025年7月20日)

投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2024.04.19更新

 

4月7日(日)の夜から腹痛に襲われ、8日(月)に病院を受診したところ絞扼性イレウスの診断で緊急手術となりました。


昨年秋に大腸がんが発覚し手術しましたが、先月術後半年の定期検査があり問題なかったし、一度開腹手術を受けると腸管の癒着が生じて通過障害(腸閉塞)をきたしやすくなるので、深刻な話ではないと思っていましたが、腸閉塞となると鼻から管を入れて何日も様子を見ることになって、もしかしたら長期入院になるかもしれないし、また今回は手術しないで回復したとしても、またいつ腸閉塞を起こすかもしれないという爆弾を抱えて生活しなければならず、すっかり憂鬱になってしまいました。


ところが、この春から交代になった若い主治医はとても積極的で、治療方針として緊急手術の提案があり、「いつですか?」とおそるおそる聞いたら、「今日!」だと。緊急手術にはもちろんリスクはありますが、何より「すぐ治療して、すぐ退院したい!」という私の気持ちにピッタリな提案。手術までの時間も待ち遠しいくらいでウキウキしていました。


手術は内視鏡手術から、開腹手術になったのですが、前回よりは傷の大きさも半分ほどで、痛みもずっと楽でした。何より腸を切除することもなく腸を締め付けていた癒着でできたバンドをチョキンと切るだけだったので、手術後の経過も早くて開腹手術でありながら月曜に入院・手術でその週の金曜日には退院することができました。


退院後は、13日(土)、14日(日)は外出は控えましたが庭仕事(!)で体調を整え、ちょうど術後1週間となる4月15日(月)に診療を再開させることができました。


ご予約の変更でご迷惑をおかけしたお客様には謹んでお詫び申し上げます。また早期の社会復帰を可能にしてくれた主治医をはじめとする医療スタッフの皆様にはお礼を申し上げます。



腸閉塞で手術だなんて、まるで昨年秋のデジャブかのようで、「いよいよか・・」と気を回される方もいるでしょうが、まことに残念(?)ながら「いよいよ」ではまったくございません。今回の手術所見として、お腹の中にはがんの転移、再発はまったく認めませんでした。


手術、入院も2度目となると特別な感慨など何もありませんでした。ただ消化管に持病を抱えていると、体調がいとも簡単に崩れることがよくわかったので、今後は元気なうちに自分のキャリアの集大成を急ぎたいと思います。


これから私が展開する美容医療にぜひご期待下さい。晩節を汚したくないので、後ろ指を指されるようなことは決して行わないことをお約束します。



 

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2024.01.09更新

 

CBD


このところ何度か大麻関連の話題がニュースになっています。美容業界でも大麻の成分のうち抗精神作用のないカンナビジオール(CBD)を含むコスメが次々に登場しています。

大麻由来成分というハンディキャップがありながら、CBDコスメが大きな顔で、好き勝手に効能を書き立てることができるのは、ひとえにカンナビジオール(CBD)が、内因性カンナビノイド受容体に結合して、内因性カンナビノイドシステムを作動させることができるから。

内因性カンナビノイドシステムというのは、おもに中枢神経系、免疫系で働きますが、皮膚でも表皮のメンテナンス、毛包、皮脂腺の制御に働いていて、アトピー性皮膚炎、皮膚癌などの皮膚疾患に関係しているとされています。内因性カンナビノイドシステムが健康な肌を支えていることから、CBDコスメにもきっと美肌効果があるはずという甘い(?)憶測が働いてしまうのです。

それにしてもなぜ内因性カンナビノイド受容体だの、内因性カンナビノイドシステムだのと命名されたのでしょう?もちろん身体がもともと大麻のために受容体を用意しているはずはありません。実はこれは単純に発見された順番の問題なのです。

大麻に含まれる化合物群はカンナビノイドと呼ばれ、幻覚作用などをもたらすことが知られていましたが、そのメカニズムの研究から、1980年代後半にカンナビノイドが結合する受容体が発見されました。それは当時無名だったため、「内因性カンナビノイド受容体」と名付けられました。その受容体に本来結合する物質が発見されのは1990年代に入ってからでした。

本来結合する物質が発見された後も、一度つけられた名称がそのまま使い続けられたことが、いかにもカンナビノイドが身体の中で重要な役割を果たしているかのような誤解を生む元になったのです。

ここからはカンナビジオール(CBD)の皮膚への作用についての正当な医学的評価を紹介します。現在臨床研究が行われているのは、
・掻痒症(かゆみ)
・炎症性疾患
・皮膚癌
に対してですが、この中では、痒みの治療がもっとも有望視されています。

コスメとして考えたとき、せいぜいウリになるのは抗炎症効果くらいで、保湿効果があるわけでも、美白効果があるわけでもありません。その抗炎症効果も「だから何だ!?」という話で、今のところどういう良い効果をもたらしてくれるか明らかではありません。少なくともCBDコスメが声高に宣伝する皮膚の健康に役立つかのような言い方は、故意か過失かはともかく完全に言い過ぎ。いくら内因性カンナビノイド受容体に結合できるとしても、実は受容体は結合するリガンドにより正反対の作用をもたらすこともあり、実際に生じる作用はさまざま。だから効果を謳いたいなら、まずは人での臨床試験で結果を出すことが先決で、作用機序は二の次なのです。

CBDコスメは、「内因性カンナビノイドシステム」という身に余る(?)命名を最大限に利用(悪用)したに過ぎないというのが、現状での私の結論です。どういう方になら勧められるか、まったく見当がつきません。 

 

(参考文献)
1) Cannabinoids for the treatment of chronic pruritus: A review
Avila C, et al.
J Am Acad Dermatol.
2020;82(5):1205-1212

2) The role of cannabinoids in dermatology
Mounessa JS, et al.
J Am Acad Dermatol.
2017;77(1):188-190

3) カンナビノイド受容体の内因性リガンドの発見
木村 敏行
ファルマシア
1993;29(11):1293

 

 

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2023.09.10更新

 

コロナから学んだこと


これだけ世界中で猛威を振るうコロナだから、自分もそのうち・・と覚悟しているのに、なかなか罹らないから、もしかしたらこのまま乗り切れるかと淡い期待を抱いた途端、アッサリ罹ってしまいました。

(学んだことその1)一気に肺炎!

最初は夏風邪のような喉の異変で、この時点での抗原検査は陰性でした。それからとどまることなくノドの痛みが悪化して、もうつばも飲み込めないほどになるとともに痰が多く出るようになりました。

普通の風邪でもインフルエンザでも肺炎になることはあります。でもそれは「こじらせたら」の話。最初からではない。コロナは肺炎ウイルスだから当たり前と言われたらそれまでですが、最初から来る!自分が感染してみてようやくこの感染症の恐ろしさが実感できました。

実を言うと私は痰をうまく口からペッと出せなくて、何かの拍子に喉に絡んでもごくんと飲み込んできたのですが、つばも飲めないほど痛いのに、それでも飲み込まなければ確実に窒息するという状況は悲惨の極み。これがいつまで続くのかと想像するだけで、病と闘う気が失せました。

私も医師、それも呼吸器外科医としてのキャリアが長かったので、何度も痰づまりで息が吸い込めずパニックになりましたが、さすがに痰を詰まらせて死ぬわけにはいかないと、頭の中に肺、気管支の解剖を思い浮かべて、痰が出やすいように対位ドレナージを工夫して乗り切りました。

ご自身、ご家族がコロナに罹って自宅療養の際は、この痰を出しやすくする「体位ドレナージ」のテクニックは必須だと思います。「痰 体位ドレナージ」で検索して、自身にとってわかりやすいサイトをチェックしておきましょう。


(学んだことその2)いつから社会復帰していい?

ようやく最悪期を乗り越えると、急に免疫システムが作動したように感じられ順調に改善していきました。ただ、開業医である自分はいつから仕事復帰していいのだろう?という素朴な疑問が残りました。

厚労省が5類移行後の対応についてこう発表しています。
1)外出を控えるかどうかは個人の判断
2)外出を控えることが推奨される期間
発症日を0日目として5日間経過するまで
発症後5日以降まで症状が続くときは、症状が軽快して24時間経過するまで
3)周りの方にうつさないための配慮
発症日を0日目として10日間を経過するまでは高齢者などハイリスク者との接触を控えることやマスクを着用する

一律に発症日からの日数で規定していて検査はまったく要件に入っていないことは意外でしたが、そもそもが「個人の判断」なのですから妥当なラインなのでしょう。

私の場合は偶然ですが、結局「周りの方にうつさないための配慮」に従って、11日目に診療を再開していました。

私は自分で診断して、結局医療機関に連絡することもなく、勝手に治ったわけですが、皆様ご自身やご家族が罹ったとき、どのタイミングで医療機関に連絡すべきか、軽症だと迷惑がられるのではないかと悩まれるかも。

その答えは「医療機関に頼りたいときが頼りどき」。これはコロナに関わりなく、救急車をいつ呼ぶか、救急センターをいつ受診するかも同じ。軽症、重症なんて医師が判断すべきことです。

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2023.06.20更新

この文章は、私にシフトワーカーの健康問題を考えるきっかけを下さった、あるお客様に捧げます。看護師をされていたそのお客様と、この話題になった時、何もアドバイスできないばかりか、冗談めかして「早く婦長さんになって、この状況から脱却するしかないですよ!」としか言えなかったことが、今も痛恨の思いとして心に残っています。答えとして不十分ですが、今も考え続けていることをお伝えしたい。


ここ数十年くらいで日本の社会では急激に24時間化が進みました。

それ以前から生きている私は、家の近所にセブンイレブンができて、名前の通り朝の7時から夜の11時まで営業することに衝撃を受けたことを覚えています。社会が24時間化してから生まれ育った人には、「セブンイレブンの衝撃」は決して理解できないでしょう。

最近は人手不足の影響で、一部のコンビニが24時間営業でなくなったりしていますが、ではみんな「セブンイレブン」に戻るかと言えば、それも無理な話。最近、さまざまな「多様性」が議論されていますが、社会の24時間化が実現させているのは、生活、生き方の「多様性」。これからもそれを尊重する方向に社会は進歩していくはず。

ただし、24時間営業の現代社会を支えるシフトワーカーには、大きな身体的負担がかかっています。


シフトワークが睡眠障害をはじめ、肥満、脂質異常症、高血圧、糖尿病など生活習慣病や心筋梗塞、脳卒中、乳がん、前立腺がんなどの疾患リスクを上昇させることが多くの疫学研究から示されています。

なぜシフトワークが健康に悪いか・・不規則な生活は身体に悪いに決まっていると言えばそれまでですが、ではなぜそうなのでしょう?

人に限らず、地球上の生物には、体内時計が備わっています。地球の自転によって、およそ24時間周期で昼夜の環境が変化する地球上で生存競争に勝ち抜くために不可欠なシステムです。

体内時計を調整するメラトニンというホルモンは、驚くべきことにヒトはもちろん動物でも植物でも微生物でも共通。いかに生命にとって根源的なシステムであるかがわかります。体内時計は地球上生命体全般において、普遍で不変!な進化をとげたのです。

そして、そのシステムに従って、睡眠覚醒、代謝、ホルモン分泌などさまざまな生理現象が調節されています。

だから人はシフトワークのように地球の自転を無視した生活には適応できないのです。これが体内時計を研究する医学分野である「時間医学」的な解答になります。


「時間医学」


その「時間医学」の新しい知見として、マウスの実験ではありますが、だんだん活動期を遅らせていくのと早めていくのでは、遅らせていく飼育条件の方が順応しやすいことが報告されています。

マウスの結果をヒトに当てはめるのも性急すぎますが、無理やり当てはめるなら、ヒトでも数日おきに活動時間をずらす、それも遅寝遅起きの方向にずらすのなら身体への負担も少なくできるかもしれません。

具体的には、日勤、準夜勤、深夜勤という3交代制のシフトワークでは、必ず数日おきに日勤→準夜勤→深夜勤の方向へずらしてシフトを組むのです。

不規則な生活を強いられるシフトワーカーですが、「規則的」に不規則な生活なら、まだ健康を害するリスクは小さくできる可能性があります。


今日も真夜中の街ではいろんな職種の方がシフトワーカーとして勤務されています。そのおかげで、社会は24時間稼働して、いつでも時間に関係なく好きなように生活することが可能になっています。

シフトワーカーの健康を守る取り組みは、差し迫った課題なのです。

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2023.05.12更新

美容クリニックでボツリヌス療法(ほんとうは製剤名で書いた方がわかりやすいですが)を続けていると、だんだん効きが悪くなったり、効果の持続時間が短くなったりすることがあります。それがボツリヌス療法の「耐性」問題。


この「耐性」については、以前から防ぐ方法はわかっていました。それはドイツのメルツ社が製造するゼオミンを使うこと。ゼオミンは神経毒素以外の余分なボツリヌス菌由来のタンパク質を含みません。そのため免疫を刺激して抗体を作ることがないとされ、実際ゼオミンのみを使用していて耐性が生じたとする報告はありません。


ただし、実際に美容目的でボツリヌス療法を続けて、中和抗体ができてしまう確率は、0.2~0.4%と高くはありません。「美容医療でのボツリヌス療法で使われる量は少ないから心配しなくてもよい」という楽観論が支配的でした。


そのため、美容医療業界では、ボツリヌス療法でどの製剤を使うかは、「耐性」問題が表面化しない限りどれでもいいが、「耐性」が疑われ出したらゼオミンに変更するというのが、これまでの「常識」でした。


ゼオミン自体はかなり前から市場に出回っている製剤ですから、日本でも扱っているクリニックは数多くあります。その他の製剤とともに製剤選択肢のひとつとして位置付けられているに過ぎません。


ところが、これまでの「常識」を見直す動きが出始めました。この動きを牽引しているのは、なんと米国形成外科学会(正確には米国形成外科学会の関連オープンアクセス誌)です。


背景にあるのは、ひとつは「美容医療でのボツリヌス療法で使われる量は少ないから」を言い訳にしていたのに、美容医療でのボツリヌス療法の適応が広がり、使用量も増えていること。もうひとつは美容医療以外でもボツリヌス療法が使われる疾患の増加。


ボツリヌス療法を取り巻く状況は大きく様変わりしています。ボツリヌス療法で検索すると、驚くほど多くの一般診療の医療機関が引っかかるご時世になりました。今のところボツリヌス療法が使われるのは一部の神経疾患ですが、その中には脳卒中の後遺症も含まれ、決して珍しい疾患だけとは言い切れません。今後さらに多くの病気治療に使われるようになることも予想されます。将来的には誰でも病気の治療のためにボツリヌス療法が必要になるかもしれません。


「耐性」の何が問題かと言えば、将来ボツリヌス療法が適応となる疾患になったときに、耐性ができていたらボツリヌス療法が使えなくなることなのです。


個人的な見解ですが、米国形成外科学会はその公的な立場上、あからさまに一社の製剤を勧めるわけにはいかない。それでも重大な問題であるからメッセージは発する必要がある。そこで学会直属の機関誌ではなく、学術誌としては格下になるけれども、逆にオープンアクセス誌だから誰にも見てもらえる姉妹誌から、「耐性」を扱う文献を掲載することにしたのではないでしょうか。昨年2回も。


その中では、「耐性の症状が生じる前から」、「初めてボツリヌス療法を受ける人にも」、「できるだけ耐性を生じにくい製剤(つまりはゼオミン)」を使うべきと結論づけられています。ボツリヌス療法のスタンダードを、これまでのように耐性を疑ってからゼオミンに変更するのではなく、初めから(!)使う方向へと変わることを促す内容です。


こうした文献を読んで、当院ではボツリヌス療法で使う製剤をボトックスからゼオミンに変更しました。厚労省承認製剤のボトックスか、耐性を作らないゼオミンか相当悩みましたが、美容でのボツリヌス療法で「耐性」を生じさせることは、何としても防がなければならないという思いが決め手になりました。

 

未来につなげるボツリヌス療法


ゼオミン(BOCOUTURE)を取り扱う代理店に発注した時に聞いた話では、まだ国内の美容クリニックで明らかな動きはないということでした。米国形成外科学会の関連オープンアクセス誌上で展開される啓蒙活動に、日本の美容医療界がどう反応するのか、それとも気づかずにスルーするのか、既読スルーするのか興味深く見守りたいと思います。

 

 

(参考文献)
1) Neurotoxin Impurities: A Review of Threats to Efficacy
Je-Young Park, et al.
Plast ReconstrSurg Glob Open
2020;8(1):e2627

2) Immunogenicity Associated with Aesthetic Botulinumtoxin A: A Survey of Asia-Pacific Physicians' Experiences and Recommendations
Je-Young Park, et al.
Plast ReconstrSurg Glob Open
2022;10(4):e4217

3) Emerging Trends in Botulinum Neurotoxin A Resistance: An International Multidisciplinary Review and Consensus
Wilson W S Ho, et al.
Plast ReconstrSurg Glob Open
2022;10(6):e4407

4) Immunogenicity of Botulinum Toxin Formulations: Potential Therapeutic Implications
Warner W Carr, et al.
Adv Ther
2021;38(10):5046-5064




 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2023.05.07更新

移転先が浜松町と決まったとき、最初に頭に浮かんだのは3歳の保育園児だった頃に、東京モノレールの見物に行ったことでした。

今でも覚えているのは、モノレールが浜松町駅からゆっくりカーブを描きながら出ていって、また再びゆっくりカーブを描きながら戻ってきたこと。


モノレール1

 

これは今の画像ですが、おそらく当時と路線は変わっていないから、この風景を見ていたのだと思います。

東京モノレール浜松町駅のある建物は、JR浜松町駅北口すぐにありますが、今は世界貿易センタービルが建替え中のため、剥き出しとなっています。駅周辺の再開発により、東京モノレール浜松町駅自体も建替え工事で生まれ変わるようです。

モノレール2

 

ノスタルジーに浸ってばかりでは前には進めない・・東京でつくづく痛感します。


 

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2023.02.22更新

 

自由が丘での診療最終日である2月21日が来ました。

もっと感慨深いものかと勝手に想像していましたが、案外アッサリとこの日が来て、そしてまたいつものようにアッサリと「お疲れ様!」とスタッフに声をかけてクリニックを後にしました。

別にこれで引退するわけでもないし、次の浜松町での診療再開に向けた準備が忙しくて、のんびり振り返っている暇はないというのが正直なところ。

東京都や保健所の許認可関係は無事通過したので、3月9日(木)の診療再開は問題なさそうと安心していたら、突如浮上したのが「資材不足」。

どんな「資材」かというと、洗面台のシンク。資材の高騰や不足はニュースで耳にしていましたが、まさか資金や物件や許認可でもなく、「資材不足」、それもシンクが診療再開への最大の障害になるとは思ってもいませんでした。

内装業者さんが手を尽くして下さっているので、あとは運を天にまかせるしかないのですが、どこまでもハラハラが尽きないクリニック移転顛末記なのでした。

ウォールサイン

 

自由が丘で入口正面にあったクリニックのウォールサインは、すでに外され浜松町へ運ばれました。

 

 

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

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