2024.09.19更新

 

第一印象


第一印象は、人間関係や社会生活において極めて重要。やっぱり、なんだかんだ言って「見た目」が支配する世の中です。最後に良い第一印象を与えるためのポイントをご紹介しますので、大切な人に会う前のチェックリストとしてご活用下さい。

1. 第一印象の重要性

人と会う時、最初の数秒で「この人はどんな人か?」という印象が無意識に形成されます。この瞬間の判断は、その後のコミュニケーションに大きな影響を与え、場合によっては信頼関係の土台となるかもしれません。特に社会生活においては、第一印象が良いとその後の仕事がスムーズに進むことも少なくありません。


2. 視覚情報の影響

メラビアンの法則によると、コミュニケーションにおいて相手に与える印象の55%が視覚情報から来ています。視覚情報には、服装、身だしなみ、表情、ジェスチャーなどが含まれます。このため、清潔感のある外見や笑顔などのポジティブな視覚情報が、相手に好印象を与えるポイントになります。


3. 聴覚情報の役割

第一印象においては、声のトーンや話し方も重要です。メラビアンの法則では、聴覚情報が38%を占めるとされ、穏やかで落ち着いた声のトーンや抑揚が感情や意図を伝える上で非常に効果的です。たとえば、相手に親しみを感じさせるには、柔らかい声で話すことが効果的です。


4. メラビアンの法則とは?
メラビアンの法則は、視覚情報、聴覚情報、言語情報が矛盾した場合に、それぞれの情報が相手に与える影響の割合を明らかにしたものです。具体的には、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%とされています。ただし、これらの情報が矛盾していなければ、全ての要素が同様に重要となります。


5. 第一印象を良くするためのポイント

第一印象を良くするためには、視覚、聴覚、言語の情報を統一させ、矛盾のないコミュニケーションを心掛けることが重要です。具体的には、笑顔で接する、相手の目を見て話す、柔らかい声で語ることなどが挙げられます。また、適切な身だしなみや礼儀正しい態度も重要なポイントです。


 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2024.04.19更新

 

4月7日(日)の夜から腹痛に襲われ、8日(月)に病院を受診したところ絞扼性イレウスの診断で緊急手術となりました。


昨年秋に大腸がんが発覚し手術しましたが、先月術後半年の定期検査があり問題なかったし、一度開腹手術を受けると腸管の癒着が生じて通過障害(腸閉塞)をきたしやすくなるので、深刻な話ではないと思っていましたが、腸閉塞となると鼻から管を入れて何日も様子を見ることになって、もしかしたら長期入院になるかもしれないし、また今回は手術しないで回復したとしても、またいつ腸閉塞を起こすかもしれないという爆弾を抱えて生活しなければならず、すっかり憂鬱になってしまいました。


ところが、この春から交代になった若い主治医はとても積極的で、治療方針として緊急手術の提案があり、「いつですか?」とおそるおそる聞いたら、「今日!」だと。緊急手術にはもちろんリスクはありますが、何より「すぐ治療して、すぐ退院したい!」という私の気持ちにピッタリな提案。手術までの時間も待ち遠しいくらいでウキウキしていました。


手術は内視鏡手術から、開腹手術になったのですが、前回よりは傷の大きさも半分ほどで、痛みもずっと楽でした。何より腸を切除することもなく腸を締め付けていた癒着でできたバンドをチョキンと切るだけだったので、手術後の経過も早くて開腹手術でありながら月曜に入院・手術でその週の金曜日には退院することができました。


退院後は、13日(土)、14日(日)は外出は控えましたが庭仕事(!)で体調を整え、ちょうど術後1週間となる4月15日(月)に診療を再開させることができました。


ご予約の変更でご迷惑をおかけしたお客様には謹んでお詫び申し上げます。また早期の社会復帰を可能にしてくれた主治医をはじめとする医療スタッフの皆様にはお礼を申し上げます。



腸閉塞で手術だなんて、まるで昨年秋のデジャブかのようで、「いよいよか・・」と気を回される方もいるでしょうが、まことに残念(?)ながら「いよいよ」ではまったくございません。今回の手術所見として、お腹の中にはがんの転移、再発はまったく認めませんでした。


手術、入院も2度目となると特別な感慨など何もありませんでした。ただ消化管に持病を抱えていると、体調がいとも簡単に崩れることがよくわかったので、今後は元気なうちに自分のキャリアの集大成を急ぎたいと思います。


これから私が展開する美容医療にぜひご期待下さい。晩節を汚したくないので、後ろ指を指されるようなことは決して行わないことをお約束します。



 

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2023.09.10更新

 

コロナから学んだこと


これだけ世界中で猛威を振るうコロナだから、自分もそのうち・・と覚悟しているのに、なかなか罹らないから、もしかしたらこのまま乗り切れるかと淡い期待を抱いた途端、アッサリ罹ってしまいました。

(学んだことその1)一気に肺炎!

最初は夏風邪のような喉の異変で、この時点での抗原検査は陰性でした。それからとどまることなくノドの痛みが悪化して、もうつばも飲み込めないほどになるとともに痰が多く出るようになりました。

普通の風邪でもインフルエンザでも肺炎になることはあります。でもそれは「こじらせたら」の話。最初からではない。コロナは肺炎ウイルスだから当たり前と言われたらそれまでですが、最初から来る!自分が感染してみてようやくこの感染症の恐ろしさが実感できました。

実を言うと私は痰をうまく口からペッと出せなくて、何かの拍子に喉に絡んでもごくんと飲み込んできたのですが、つばも飲めないほど痛いのに、それでも飲み込まなければ確実に窒息するという状況は悲惨の極み。これがいつまで続くのかと想像するだけで、病と闘う気が失せました。

私も医師、それも呼吸器外科医としてのキャリアが長かったので、何度も痰づまりで息が吸い込めずパニックになりましたが、さすがに痰を詰まらせて死ぬわけにはいかないと、頭の中に肺、気管支の解剖を思い浮かべて、痰が出やすいように対位ドレナージを工夫して乗り切りました。

ご自身、ご家族がコロナに罹って自宅療養の際は、この痰を出しやすくする「体位ドレナージ」のテクニックは必須だと思います。「痰 体位ドレナージ」で検索して、自身にとってわかりやすいサイトをチェックしておきましょう。


(学んだことその2)いつから社会復帰していい?

ようやく最悪期を乗り越えると、急に免疫システムが作動したように感じられ順調に改善していきました。ただ、開業医である自分はいつから仕事復帰していいのだろう?という素朴な疑問が残りました。

厚労省が5類移行後の対応についてこう発表しています。
1)外出を控えるかどうかは個人の判断
2)外出を控えることが推奨される期間
発症日を0日目として5日間経過するまで
発症後5日以降まで症状が続くときは、症状が軽快して24時間経過するまで
3)周りの方にうつさないための配慮
発症日を0日目として10日間を経過するまでは高齢者などハイリスク者との接触を控えることやマスクを着用する

一律に発症日からの日数で規定していて検査はまったく要件に入っていないことは意外でしたが、そもそもが「個人の判断」なのですから妥当なラインなのでしょう。

私の場合は偶然ですが、結局「周りの方にうつさないための配慮」に従って、11日目に診療を再開していました。

私は自分で診断して、結局医療機関に連絡することもなく、勝手に治ったわけですが、皆様ご自身やご家族が罹ったとき、どのタイミングで医療機関に連絡すべきか、軽症だと迷惑がられるのではないかと悩まれるかも。

その答えは「医療機関に頼りたいときが頼りどき」。これはコロナに関わりなく、救急車をいつ呼ぶか、救急センターをいつ受診するかも同じ。軽症、重症なんて医師が判断すべきことです。

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥