自由が丘での診療最終日である2月21日が来ました。
もっと感慨深いものかと勝手に想像していましたが、案外アッサリとこの日が来て、そしてまたいつものようにアッサリと「お疲れ様!」とスタッフに声をかけてクリニックを後にしました。
別にこれで引退するわけでもないし、次の浜松町での診療再開に向けた準備が忙しくて、のんびり振り返っている暇はないというのが正直なところ。
東京都や保健所の許認可関係は無事通過したので、3月9日(木)の診療再開は問題なさそうと安心していたら、突如浮上したのが「資材不足」。
どんな「資材」かというと、洗面台のシンク。資材の高騰や不足はニュースで耳にしていましたが、まさか資金や物件や許認可でもなく、「資材不足」、それもシンクが診療再開への最大の障害になるとは思ってもいませんでした。
内装業者さんが手を尽くして下さっているので、あとは運を天にまかせるしかないのですが、どこまでもハラハラが尽きないクリニック移転顛末記なのでした。
自由が丘で入口正面にあったクリニックのウォールサインは、すでに外され浜松町へ運ばれました。