喫煙が健康に悪いことは広く知られています。美容に関心をお持ちの方なら、肌への悪影響も常識でしょう。
タバコが肌に与えるダメージ
タバコにはニコチンやタールをはじめとする数百種類の有害物質が含まれています。これらの物質は、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンを分解したり、その生成を妨げたりします。その結果、肌の弾力が失われ、シワやたるみが目立ちやすくなります。
一番有名なのが、Smoker’s linesと言われる口周りの縦ジワです。
シワ以外にも、肌のくすみ、たるみ、肌の乾燥など、皮膚の老化を促進させます。
二次喫煙(副流煙)が肌に悪影響を及ぼすか?
このブログの読者の方には喫煙者は少ないと思いますが、ご自身は喫煙していなくても、もしかしたら二次喫煙(副流煙)にさらされているかもしれません。
二次喫煙(副流煙)が肌に悪影響を及ぼすかどうか、現状では十分なエビデンスはありません。ただ、やはり副流煙は遠ざけた方が賢明と言えるでしょう
禁煙で肌は改善するか?
肌の色や明るさの改善、炎症や酸化ストレスの減少など、肌の健康に好影響を与えることが医学的に証明されています。
ただし、これらの改善は緩やかに進行するため、禁煙後すぐに劇的な変化を期待するのではなく、長期的な視点で肌の健康を考えましょう。
まとめ
喫煙がすっかり悪者のイメージが定着した今でも、例えば二次喫煙については、どのくらいの悪なのか案外ハッキリとはわかっていません。
しかし、現状ではできるだけタバコの煙から遠ざかることが望ましいこと、禁煙することで肌の状態が改善することは間違いなさそうです。