2017.12.27更新

年末になってしまいましたが、今年下半期から始まった育毛治療の報告です。

美容医療で行われている育毛治療のこれまでの主流は、成長因子製剤を使った注入療法でした。「成長因子」というのは、何となく効きそうというイメージがありますが、作用機序はほとんどわかっていません。成長因子製剤を使った美肌治療の経験から言うと、中心になるのは抗炎症作用です。私自身はそれを使った育毛治療の経験はないので、軽々には言えませんが、育毛効果があるとすれば何らかの「炎症」が脱毛症の原因になっている場合に限られるのではないかと思っています。

当院の育毛治療は、Dr.CYJ ヘアフィラーで、これは毛髪再生ペプチドを頭皮に注入します。毛髪再生ペプチドとは人工的にアミノ酸を組み合わせた化合物です。技術的には新たなペプチドを生成するのは容易らしく、たくさんペプチドを作り出し、生体に対する作用を調べ上げ、育毛効果のあるペプチドを集めたのがヘアフィラーというわけです。

Dr.CYJ ヘアフィラーにどれだけ効果があるかというと、「2週間ごと4回の治療で、およそ20%の増毛・育毛効果」とされています。この「20%」を高いと思うか、低いと思うか・・それがそのままこの施術に対する評価になります。



治療前 
(治療前)

治療後
(4回治療後)
生え際(M字の部分)の増毛効果が認められます。

育毛治療は、開業前には学会にも参加して真面目に取り組んでいた分野でした。ただ女性の脱毛治療では、なかなか思うような結果が出せず忸怩たる思いに駆られていました。ですから育毛治療を再開するのには、リベンジの気持ちが込められています。かつて私の育毛治療を受けて下さったお客様、これから受けて下さるお客様の真摯な気持ちを裏切らない正直な育毛治療を展開してまいります。


美容モデルとしてご協力下さったお客様には心から御礼申し上げます。


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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

2017.12.25更新

敏感肌イメージ


「敏感肌」の方が増えています。

日本人女性に対する最近のアンケート調査では、半数以上の方が自分は「敏感肌」だと答えていて、10年、20年前の調査に比べ増加傾向にあります。しかも日本だけでなく、ヨーロッパや米国でも、"sensitive skin"を訴える人は増えていて、世界共通の現象と言えます。

「敏感肌」問題にもっとも敏感になっているのは化粧品業界の方々です。使ってヒリヒリするコスメなど選ばれませんから。それに比べると皮膚科・美容皮膚科側の対応は遅れています。おそらく「敏感肌」は自覚症状の問題で、そもそも皮膚疾患ではないという認識があるからでしょう。

「敏感肌」を議論しにくい理由は、ひとつは定義があいまいであること、もうひとつはほとんどの調査研究が自己申告をもとにしているため、本来は定義から外れている人(たとえばアトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎など皮膚疾患を伴うケース、思い込みだけで判断しているケース)まで「敏感肌」に含まれてしまい、ますます「敏感肌」って何?となってしまうことが挙げられます。

お肌の現代病ともいえる「敏感肌」。実際に多くの方が悩んでいるのですから、美容皮膚科医として手をこまねいているわけにはいきません。

 

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投稿者: 美容外科・美容皮膚科 青い鳥

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