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【目次】
1: ハイフの効果はいつから出る?
2: ハイフの効果はいつから出る?
3: ハイフの持続期間はどのくらい?
4: ハイフは何ヶ月おきに受ける?通う頻度の目安
5: よくある質問
「ハイフを受けたのに、すぐには変化を感じない」——これは失敗ではありません。ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)は、照射した瞬間に完成する治療ではなく、時間をかけて肌の内側からハリを立て直していく治療だからです。この記事では、効果がいつから出て、どのくらい持続し、どのくらいの頻度で通えばよいのかを、医学文献をもとに解説します。
※本記事は当院ハイフ施術ページの関連記事です。効果・持続・頻度の考え方をより詳しくお伝えします。
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施術直後に引き締まりを感じる方もいる
ハイフを受けた直後に「少し引き締まった」と感じる方がいます。これは、熱による組織の収縮(熱凝固に伴う即時的な引き締まり)が起こるためと考えられています(文献1)。
ただし、その即時効果は、組織レベルでのコラーゲン変性・収縮であって、リフトアップという意味で「即時効果がある」と言えるだけの臨床的根拠はありません。直後の感覚は「スタート地点」であって、完成形ではないとお考えください。
本格的な効果は2〜3ヶ月かけて現れやすい
目に見える主な効果(引き締めや若返りなど)が現れ始めるのは、施術後2〜3ヶ月が経過した頃です(文献1)。多くの臨床研究でも効果を判定する評価時点を、施術後3ヶ月前後(12週)にしています(文献2)。
効果のピークは6ヶ月が目安
2025年の美容レビューでは、効果は約6ヶ月でピークに達するとされています(文献1)。
研究によっては、90日(3ヶ月)よりも180日(6ヶ月)時点のほうが改善度が増すという集計結果も報告されています(文献2、3)。
つまり、ハイフは「照射直後 → 2〜3ヶ月で実感 → 6ヶ月前後で完成」という経過で効いていく治療です。焦らず経過を見ていただくことが大切です。
ハイフは熱エネルギーでたるみの土台にアプローチする治療
HIFUは音響(機械的)エネルギーを熱エネルギーへと変換し、皮膚の各層に微細な熱凝固点を作ります。
この熱損傷が引き金となって体本来の創傷治癒反応が始まり、コラーゲンやエラスチンの新たな生成が促されます。このプロセスが組織のリモデリング(再構築)を誘導し、皮膚に厚みと弾力性をもたらします。
コラーゲンの新生や組織の再構築は、数ヶ月にわたり段階的に進行します。
施術直後の引き締まりと、時間をかけて出る変化の違い
ここが「時間差」の正体です。ハイフの効果は、次の2段階に分かれて現れます。
| 段階 | 何が起きているか | 時期 |
|---|---|---|
| 即時の引き締まり | 熱による組織の収縮 | 施術直後 |
| 本格的なリフト | 新しいコラーゲンの生成・組織の再構築 | 数週間〜3ヶ月かけて進み、6ヶ月前後で完成 |
照射時に熱変化が起きても、その後の修復・リモデリングには時間がかかります。だからこそ、効果は「じわじわ」出てくるのです。
持続期間の目安
ハイフのたるみ改善は3ヶ月で明確になり、6ヶ月程度は維持され、評価法や症例によっては9〜12ヶ月まで続くというのが標準的な理解です(文献2)。
「効果は一般に最長18ヶ月続く」とするレビューもありますが、長期データはまだ限られているのが実情です(文献1)。
持続期間に個人差が出る理由
同じハイフでも、持続期間には個人差があります。文献では、照射の深さ・出力(エネルギー)・きちんと熱が届いたか・たるみの強さ・部位・機種によって結果が変わるとされています(文献1)。医師が直接施術を行う当院のハイフ(ウルトラフォーマーMPT)では解剖学的な知見に基づき、お一人おひとりのたるみの状態や肌質に合わせて、最適な照射の深さや出力を細かく調整しています。熱エネルギーを的確な層へ確実に届けることで、マシンの性能を最大限に引き出し、効果や持続期間をより高めるアプローチを行っています。
効果が短く感じるケース
そもそもハイフは「加齢による下垂の進行を止める」治療ではなく、現時点のたるみに働きかける治療です。強いたるみでは効果が落ちやすいこと、効果量が中等度にとどまることが指摘されています(効果2)。
初回後のメンテナンス頻度
効果の持続がおおむね6〜12ヶ月であることを踏まえると、メンテナンスは半年〜1年に1回程度を一つの目安に考えられます。効果がピークに達し、少しずつ戻り始める時期に合わせて次を検討するイメージです。
なお、安全面から、SMAS層(4.5mm)への照射は6ヶ月以内の反復を避けるべきとされています(文献1)。短期間での打ちすぎは推奨されません。
(参考)3mmのハンドピースを使用する場合は、前回の施術から3ヶ月経過すれば2回目の照射を行うことが可能とされています(文献1)
たるみ予防目的の場合
大きなたるみが出る前に、ハリを保つ目的で受ける場合は、間隔を広めにとって年1回前後を基本に調整するのが現実的です。ハイフはコラーゲン・エラスチンの産生を促すため、下垂が進む前のケアとして活用できます。
※予防的な最適頻度を直接検証したエビデンスは限られるため、医師と相談のうえ個別に設定します。医師が直接施術を行う当院のハイフ(ウルトラフォーマーMPT)では、診察から照射まで一貫して医師が担当するため、お一人おひとりの肌変化に合わせた安全で無駄のない通院ペースをご提案できます。
たるみ改善目的の場合
すでに気になるたるみがある場合は、まず効果のピーク(施術後6ヶ月前後)であることから、半年〜1年ごとに継続的な治療を行うのが一般的です。
たるみが強い方はハイフ単独では限界があるため、他治療との併用も含めて計画を立てます。
ハイフを受けすぎるのはよくない?
受けすぎは推奨されません。前述のとおり、SMAS層への照射は6ヶ月以内の反復を避けるとされています(文献1)。
ハイフの副作用の多くは一過性の紅斑・腫脹・痛みで数時間〜数日で軽快しますが、まれにしびれ・脂肪萎縮・色素沈着などが報告されており、照射設定や術者の経験が安全性に影響します(文献4)。
適切な間隔を守ることが、効果と安全性の両立につながります。
Q:ハイフの効果は施術直後からありますか?
A:熱による組織収縮で、直後にわずかな引き締まりを感じる方はいま。ただしこれは一時的な感覚であることが多く、はっきりした効果は2〜3ヶ月かけて現れ、6ヶ月前後でピークに達するのが一般的です。
Q:ハイフの効果は何ヶ月持ちますか?
A:目安は6〜12ヶ月です。単回治療後の改善が6ヶ月まで維持されることが多く、症例や評価法によっては9〜12ヶ月、最長18ヶ月続くとされます。持続には照射条件やたるみの程度による個人差があります。
Q:ハイフは何ヶ月おきに受けるのがよいですか?
A:効果の持続を踏まえると、半年〜1年に1回程度のメンテナンスが目安です。安全面から、SMAS層(4.5mm)への照射は6ヶ月以内の反復を避けるべきとされています。
Q:大切な予定の何日前に受けるのがおすすめですか?
A:ハイフの見た目のピークは施術後2〜6ヶ月です。結婚式などしっかり効果を出したい予定があるなら、少なくとも1〜2ヶ月前、余裕があれば2〜3ヶ月前の施術がおすすめです。また、直後に一過性の赤みや腫れが出ることがあり、多くは数時間〜数日で軽快しますので、直前は避け、数日以上の余裕をみておくと安心です。
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【参考文献】
1 Complications and Risks of High-Intensity Focused Ultrasound (HIFU) in Esthetic Procedures: A Review
Foteini Biskanaki, et al.
Applied Sciences
2025;15(9):4958
2 A Systematic Review of the Efficacy of Microfocused Ultrasound for Facial Skin Tightening
Mark Contini, et al.
Int J Environ Res Public Health
2023 Jan 13;20(2):1522
3 Efficacy and safety of high‐intensity, high‐frequency, non‐focused ultrasound parallel beams for facial skin laxity
Michael H Gold, Julie Biron
J Cosmet Dermatol
2024 Jan;23(1):117-123
4 A Systematic Review of High-Intensity Focused Ultrasound (HIFU) in Skin Tightening and Body Contouring
Diala Haykal, et al.
Aesthet Surg J
2025 Jun 16;45(7):690-698
制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2026年7月9日)






