HOME > レチノイド総合案内
港区浜松町にある当院は、レチノイド療法に特化した美容皮膚科です。
「どの薬・施術が自分に合うかわからない」「過去に赤みや皮むけ(A反応)で挫折した」という方へ、院長が最適な組み合わせとマネジメントを提案します。
▶こちらをご覧下さい
ご自宅で肌質改善【外用薬(塗り薬)メニュー】
お一人おひとりの肌質・お悩みに合わせて、強さや特徴の異なる4種類のレチノイドから最適なものを処方します。
実績No.1の「ゴールドスタンダード」── トレチノイン
医療と化粧品の「架け橋」── レチナール(レチナールアクティブ)
低刺激で安定性が高い「使いやすさの優等生」── ディフェリン
【特徴】
低刺激で初心者にも安心。毛穴詰まりやニキビ治療に。
最強クラスの「パワーファイター」── タザロテン
クリニックでスピーディーに改善【施術メニュー】
外用薬との相乗効果を狙いたい方や、より早く確実な効果を実感したい方に向けたクリニック施術です。
レチノールピール(イエローピール)
レチナールトリートメント
レチナール・アイ
あなたに最適なレチノイドは?(簡易診断チャート)
Q1.レチノイドの使用は初めてですか?
├─ はい → Q2へ
└─ いいえ(経験あり)→ Q4へ
Q2.肌は敏感ですか?/刺激に弱いですか?
├─ はい → 【ディフェリン】または【レチナール・アクティブ】から開始がおすすめ
└─ いいえ → Q3へ
Q3.主なお悩みは?
├─ ニキビ → 【ディフェリン】
├─ 光老化(シミ・しわ) → 【レチナール・アクティブ】→ 慣れたら【CDトレチノイン】
├─ 毛穴 → 【レチナール・アクティブ】または【CDトレチノイン】
└─ 本格エイジングケア → 【CDトレチノイン】
Q4.現在使用中のレチノイドで効果は十分ですか?
├─ はい → 継続を推奨。施術(レチノールピール、レチナールトリートメント等)の併用で更なる効果も
└─ いいえ → Q5へ
Q5.現在のレチノイドより強い作用を求めますか?
├─ はい → 【CDトレチノイン】または【タザロテン】へステップアップ
└─ 別のアプローチを試したい → 施術系(レチナールトリートメント/レチナール・アイ/レチノールピール)の併用検討
※このチャートはあくまで目安です。実際の処方は診察時の肌状態を確認のうえ決定します。
避けて通れない「A反応」も当院が徹底サポートします
レチノイドを使い始めると、多くの方に「赤み」「皮むけ」「乾燥」といったA反応(レチノイド反応)が現れます。これは肌が新しく生まれ変わるための正常なステップですが、自己流では不安になり、途中で挫折してしまう方が少なくありません。
当院では、20年以上の経験を持つ院長がA反応を最小限に抑える使い方を指導し、経過のメールサポートも行っています。
▶︎A反応はいつまで続く?正しい抑え方や期間の目安はこちら
当院(港区浜松町)がレチノイド療法で選ばれる理由
レチノイド療法は「処方薬を渡すだけ」では完結しません。
お肌の状態に合わせた薬剤選び、A反応への対応、長期的なフォロー、施術との組み合わせまで──そのすべてを最適化することが、治療結果を左右します。
1. 4種類を取り揃え
多くのクリニックでは1〜2種類の取り扱いにとどまる中、当院では4種類のレチノイド製剤と3種類のレチノイドを直接活用する施術を取り揃えています。お一人おひとりの肌状態に応じて、最適な薬剤を選定できます。
2. 20年以上の美容医療経験にもとづく処方
美容医療に20年以上携わってきた院長が、肌診断・処方・経過観察まですべて担当します。レチノイドは強力な薬剤であるからこそ、経験にもとづく繊細な用量・頻度調整が結果を左右します。
3. A反応の徹底マネジメント
レチノイドはA反応(赤み・皮むけ・乾燥・ヒリヒリ感)が避けられない薬剤です。当院では、インターバル法・ショートコンタクト法・休薬判断・保湿管理など、A反応を最小化するための具体的な使い方を丁寧に指導します。
4. 長期使用のフォロー体制
レチノイドの真価は長期使用にあります。短期で離脱してしまわないよう、定期診察で経過確認・プラン調整・新製品情報の提供までフォローします。
5. 外用と施術の組み合わせ最適化
レチナール・トリートメント、レチナール・アイ、レチノールピール、ダーマペン4など、外用レチノイドと相乗効果を生む施術系メニューも一貫して提供。外用と施術の最適なバランスをご提案します。
よくいただくご質問
レチノイドを使い始めたら赤みや皮むけが出ました。続けて大丈夫ですか?
⚪️レチノイドの使い始めに赤み・ヒリヒリ感・皮むけなどの刺激症状(A反応)が現れることがあります。
⚪️多くの場合、使用量を減らしたり使用間隔をあけたりして肌を慣らすことで、1〜2週間で自然に落ち着きます。
⚪️当院ではインターバル法やショートコンタクト法など、できるだけ刺激症状が出ないような使い方をご案内しています。
▶︎A反応はいつまで続く?正しい抑え方や期間の目安はこちら
▶それぞれのレチノイドの詳しい使い方(塗布量・頻度・インターバル法・ショートコンタクト法など)は、各ページでご確認ください。:
CDトレチノインの使い方
レチナールアクティブの使い方
ディフェリンの使い方
タザロテンの使い方
夜1回の使用に慣れたら、どうすればいいですか?
⚪️夜1回が標準的使用法ですが、ディフェリンやレチナールアクティブでは効果を高めたいときは朝と夜の1日2回使用して下さい。
⚪️増量のタイミングは薬剤によって異なりますので、担当医にご相談ください。
4種類のレチノイドのうち、どれを選べばいいですか?
⚪️肌質、お悩み、ライフスタイルによって最適な選択肢が異なります。
⚪️一般的な目安としては、本格的な若返りを目指すならトレチノイン、日常使いで穏やかに始めたいならレチナール、ニキビ治療も兼ねたい方や敏感肌ならディフェリン、施術に頼らず毛穴を改善したい男性にはタザロテンが候補になります。
*本ページの「簡易診断チャート」もご参照ください。
⚪️ただし最終的には診察のうえで判断しますので、ぜひご相談ください。
レチノイドはどのくらいで効果が出ますか?
⚪️個人差がありますが、1ヶ月前後でキメ・なめらかさの変化を感じる方が多く、シミ・しわなど深部に作用する効果は2〜3ヶ月の継続使用が必要です。
⚪️光老化への明確な改善は6ヶ月〜1年の長期使用が前提となります。
毎日使う必要がありますか?
⚪️効果を引き出すには継続使用が前提です。
⚪️当院では基本的に夜1回の塗布をご提案しますが、使用初期や刺激が強い方は隔日(インターバル法)から始めます。
紫外線対策は必須ですか?
⚪️必須です。
⚪️レチノイド使用中は光に敏感になるため、日中はSPF30以上の日焼け止めを必ず使用してください。紫外線対策を怠ると、シミ・くすみが悪化する可能性があります。
妊娠中・授乳中はどのレチノイドも使えませんか?
⚪️外用レチノイドは催奇形性のリスクが完全には否定できないため、妊娠中・授乳中・妊娠を希望される方の使用は推奨できません。
⚪️使用中の方は妊娠が判明した時点で速やかに中止し、医師にご相談ください。
一度使ったらやめられないと聞きましたが本当ですか?
⚪️いいえ、いつでも中止できます。
⚪️中止後は肌は元の状態へ戻りますが、これまでの治療で得た改善(コラーゲン再構築など)はある程度維持されます。
レーザー治療やピーリングと併用できますか?
⚪️併用は可能ですが、施術によっては、レチノイドを休薬する必要があります。
⚪️具体的なスケジュールは施術内容に応じてご案内します。
他のクリニックとの違いは何ですか?
⚪️当院は4種類のレチノイドを取り揃え、外用と施術(レチナール・トリートメント、レチナール・アイ、レチノールピール、ダーマペン4)を一貫して提供しています。
⚪️院長が初診から経過観察まで一貫して担当する点も特長です。
効果がなかった場合はどうしますか?
⚪️2〜3ヶ月の継続使用後に効果が不十分な場合は、薬剤の変更(ステップアップ)や施術の併用をご提案します。
⚪️タザロテンやCDトレチノインへの切り替え、レチナール・トリートメントの追加など、選択肢は多数あります。
国内未承認の薬剤は安全ですか?
⚪️CDトレチノイン・タザロテンは日本では未承認ですが、米国FDA承認の医薬品であり、世界的に長期使用の安全性が確認されています。ただし、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。
ニキビ薬としてのディフェリンと美容目的の使い方は違いますか?
⚪️いいえ、薬剤は同じです。
⚪️日本ではニキビ治療薬として保険適用がありますが、美容目的(毛穴・肌質改善)の場合は自由診療となります。
もっと詳しくレチノイド
レチノイドの歴史
ビタミンAの重要性は古代から認識されており、その歴史は3500年以上前にさかのぼります。
1 古代の知恵
・古代エジプトでは、夜盲症の治療にレバーを使用していました。
・この知識は古代ギリシャにも引き継がれました。
2 近代の発見
・19世紀後半、牛乳が健康な成長に不可欠であることが分かりました。
・1915年までに「脂溶性因子A」が特定されました。
・「ビタミン」という言葉は1911年に誕生しました。
3 科学的進歩
・1920年代から1930年代にかけて、カロテンがビタミンAに変換されることが発見されました。
・1931年にビタミンAの化学構造が解明され、1947年に合成に成功しました。
4 医療への応用
・ビタミンAは皮膚疾患の治療に使用されましたが、高用量の副作用が問題となりました。
・1949年以降、ニキビ治療に使用されるようになりました。
このように、ビタミンAの研究は長い歴史を持ち、現代医学に大きな影響を与えています。
ビタミンAは3500年以上前からその重要性が知られており、特に夜盲症の治療に効果的でした。古代エジプト人は、夜に見えにくくなる症状を改善するために、羊や牛のレバーを使用していました。19世紀後半には、ビタミンAの欠乏が成長に影響を与えることが明らかになり、牛乳や卵、バターなどの食品が健康な成長に必要であると判明しました。1915年には「脂溶性因子A」が特定され、「ビタミン」という言葉が誕生しました。
その後、ビタミンAが植物の黄色い色素であるカロテン(プロビタミン)と関連し、体内で活性のあるレチノールに変換されることが発見されました。1931年にその化学構造が解明され、1947年には合成に成功しました。1950年代から1980年代にかけて、ビタミンAの生化学的な経路や抗がん作用、核内レチノイン酸受容体などが明らかにされました。
1974年には世界保健機関(WHO)がビタミンAに関する国際会議を開催し、その皮膚への効果が再評価されました。ビタミンAは皮膚の角化を抑える作用があり、一時は高容量のビタミンA内服療法が、乾癬やニキビの治療に使用されましたが、副作用のリスクがあるため、この治療法は中止されています。
レチノイドは肌にどう作用する?〜セントラル・ドグマ〜
レチノイドを肌に塗ると、その成分は細胞に取り込まれ、皮膚細胞の中で働き始めます。特に、トレチノインというレチノイドの一種は、細胞内で「レチノイン酸結合タンパク質」によって核(細胞の指令を出す場所)まで運ばれます。これがレチノイドが皮膚に影響を与える第一歩です。
レチノイドの働く場所
レチノイドは、細胞の核の中にある「レチノイド受容体」と呼ばれる場所に結合して働きます。この受容体には2つのタイプ(RARとRXR)があり、皮膚にはこれらが豊富に存在しています。特に、RAR-γとRXR-αというタイプが、皮膚の中で最も多く、レチノイドの効果に大きく関わっています。
遺伝子に働きかけるレチノイド
レチノイドが受容体に結合すると、遺伝子の働きを調整します。これにより、肌の細胞が新しく生まれ変わったり、健康な状態を保つことができるようになります。特に、肌のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)を促進し、しわやシミなどを改善する効果が期待されます。また、レチノイドは炎症を抑える効果もあり、ニキビなどにも有効です。
レチノイドの代謝(分解)
レチノイドは、肌に吸収されると体内で分解されます。この過程で、個人差があり、レチノイドに対する反応が異なる場合があります。また、長期間使用すると、体がレチノイドに慣れてしまうことがあります。これを防ぐための研究も進められています。
制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2026年7月5日)



