レチナールアクティブ

年齢不詳肌の作り方


レチナールは、レチノイドの一種で、ビタミンA誘導体として知られ、肌のターンオーバーを促進し、シミ、シワやたるみの改善に効果があります。

またトレチノインやディフェリンよりも刺激がマイルドで使いやすく、敏感肌の方でも安心して使用できます。

適切な使い方と継続的な使用で、レチナールの優れた抗老化効果を実感してください。




レチナールとは?


レチナール(retinaldehyde)は、ビタミンAの一種で、以下のような特徴があります:

• ビタミンA(レチノール)から生成される中間代謝物です。レチノールがレチナールに酸化され、さらにトレチノインに変換されます。
• 皮膚に塗布すると、トレチノインに変換されて作用します。
• トレチノインと比べて皮膚刺激が少なく、忍容性が高いとされています。
• 抗シワ作用や美白作用などの美容効果があります。
• にきびの治療にも使用されています。
• 殺菌作用もあり、ニキビの原因菌に対して効果があります。
• メラニン生成を抑制し、美白効果をもたらします。
• 皮膚のターンオーバーを促進する作用があります。
• 通常0.05%や0.1%などの濃度で化粧品に配合されています。


レチナールは、トレチノインよりも刺激が少なく、かつ同等の効果が期待できる成分として注目されています。抗老化や美白など、幅広い美容効果が期待できる成分です。




オリジナル美容モデル

使用前

50代女性
肌の質感の向上を目指しました。

レチナール使用中

肌が滑らかになったことを実感されています。




レチノールとレチナール 一字違いで段違いの抗老化力


レチノール、レチナール、トレチノインなど天然レチノイドは、皮膚の中で相互に変換され、トレチノインとなって効果を発揮します。

トレチノイン > レチナール > レチノール

これが表裏一体の効果と副作用(刺激作用)の強さの比較。

・トレチノインは、効果はあるけど、刺激作用が強くて続かない
・レチノールは、刺激なく使えるけど、効果が物足りない

日本人の敏感で繊細な肌には、レチナールが最適かもしれません。

 

 

レチナールで肌のエイジングケア


レチナールは、老化肌の治療に効果的な成分として広く認識されています。以下にレチナールの老化肌治療に関する主要なポイントをまとめます:


1. コラーゲン生成促進
レチナールは皮膚のコラーゲン生成を促進します。これにより、肌の弾力性が向上し、しわやたるみの改善に寄与します。

2. 表皮ターンオーバーの促進
細胞の新陳代謝を活性化し、古い角質を除去して新しい肌細胞の生成を促進します。これにより、肌のテクスチャーが改善され、より滑らかで若々しい肌に導きます。

3. シワの改善
レチナールはシワの深さや数を減少させる効果があります。特に目尻や口角周りのシワに効果的です。

4. 色素沈着の軽減
メラニン生成を抑制し、色素沈着を軽減する効果があります。これにより、年齢とともに現れるシミやそばかすの改善が期待できます。

5. 皮膚の厚みの増加
レチナールは表皮と真皮の厚みを増加させる効果があります。これにより、加齢による皮膚の薄化を防ぎ、より若々しい肌の状態を維持します。

6. 抗酸化作用
フリーラジカルによる酸化ダメージから肌を保護する抗酸化作用があります。

7. 皮脂分泌の調整
過剰な皮脂分泌を抑制し、毛穴の目立ちを軽減します。

8. 低刺激性
トレチノインと比較して皮膚刺激が少なく、長期使用が可能です。

9. 他の成分との相乗効果
ビタミンCやヒアルロン酸などの他の抗老化成分と組み合わせることで、より効果的な治療が可能です。


レチナールは、その多面的な作用により、包括的な老化肌治療に有効です。ただし、個人の肌質や状態に応じて適切な使用方法を選択することが重要です。また、使用初期には一時的な皮膚刺激が生じる可能性があるため、徐々に使用頻度を増やしていくことが推奨されます。



こんな方におすすめ


レチナールは多くの人に適していますが、特に以下のような特徴や悩みを持つ人に効果的です:


1. 年齢に関連する肌の悩みがある人:
- シワやたるみが気になる中年以上の人
- 初期の老化サインが現れ始めた30代以降の人

2. 日光による肌ダメージがある人:
- 光老化の兆候(シミ、そばかす、肌のざらつき)がある人
- 日焼けによる肌ダメージを改善したい人

3. ニキビができやすい肌質の人:
- 成人にきびに悩む人
- にきびの跡や毛穴の開きが気になる人

4. 不均一な肌トーンや色素沈着がある人:
- メラニンの過剰生成によるシミやくすみがある人
- 肌の色ムラを改善したい人

5. 乾燥肌の人:
- 肌の乾燥やカサつきが気になる人
- 肌のハリや弾力の低下を感じる人

6. 肌のターンオーバーが遅くなってきた人:
- くすみや肌のくすみが気になる人
- 肌の再生を促進したい人

7. 敏感肌の人:
- トレチノインなど強い刺激物に反応してしまう人
- マイルドな抗老化成分を探している人

8. 予防的なスキンケアを始めたい人:
- 20代後半から30代前半で、早めの対策を考えている人

9. 複合的な肌の悩みがある人:
- シワ、シミ、にきびなど複数の肌トラブルを同時に改善したい人

10. 男性:
- 肌ケアに興味があるが、複雑なルーチンは避けたい男性

11. 長期的なスキンケアを考えている人:
- 即効性よりも、継続的で安定した効果を求める人

12. 化粧のノリを改善したい人:
- メイクアップの仕上がりをよくしたい人

13. 環境ストレスから肌を守りたい人:
- 都市部での生活で、大気汚染などから肌を保護したい人


ただし、非常に敏感な肌、アレルギー体質、特定の皮膚疾患がある場合は、使用前に医師に相談して下さい。

 



レチナールアクティブの使い方

Step1


夜洗顔後、水分を拭き取ったら、レチナールアクティブを1〜2プッシュ分取り、お顔全体に塗布します。

*首、デコルテにもお使いいただけます。

Step2


10分ほどしてから、いつも通りのスキンケアをして下さい。


*1ヶ月問題なく使えたら、朝晩1日2回お使い下さい。

 

 

価格表

 価格(税込)
レチナールアクティブ(50ml) 12,100円




皮膚刺激の抑え方


レチナールの皮膚刺激を回避または最小限に抑えるためには、以下のような方法が効果的です:

1. 少量使用:
米粒大程度の少量から始め、過剰使用を避けます。

2. 段階的な使用頻度:
週1-2回の使用から始め、肌の反応を見ながら徐々に頻度を増やします。

3. バッファリング法:
レチナール製品を塗る前に、保湿クリームを薄く塗ることで刺激を緩和できます。

4. 敏感な部位を避ける:
目の周り、口の周り、鼻の周りなど敏感な部位には直接塗らないようにします。

5. 保湿の強化:
レチナール使用時は特に保湿を心がけ、肌のバリア機能を維持します。

6. 日焼け止めの使用:
日中はSPF30以上の日焼け止めを必ず使用し、肌を保護します。

7. 他の刺激物との併用を避ける:
AHAやBHAなどの他の刺激性成分との併用は避けます。

8. 夜間使用:
就寝前に使用することで、日中の外的刺激を避けられます。

9. 適切な洗顔:
優しい洗顔料を使い、摩擦を最小限に抑えます。

10. 肌の状態に注意:
日焼けした肌や傷のある肌には使用を控えます。

11. 季節に応じた調整:
乾燥しやすい冬季は使用頻度を減らすなど、季節に応じて調整します。

12. 医師の助言:
医師に相談し、自分の肌に合った使用方法をアドバイスしてもらいます。

これらの方法を組み合わせることで、レチナールの効果を最大限に引き出しながら、皮膚刺激を最小限に抑えることができます。個人の肌質や状態に合わせて、最適な使用法を見つけることが重要です。




レチナールを使用した施術

その他のレチノイド療法




詳しすぎる知識をのぞきたい方へ(作成中)

レチノイドの歴史


ビタミンAの重要性は古代から認識されており、その歴史は3500年以上前にさかのぼります。

1 古代の知恵
古代エジプトでは、夜盲症の治療にレバーを使用していました。
・この知識は古代ギリシャにも引き継がれました。

2 近代の発見
・19世紀後半、牛乳が健康な成長に不可欠であることが分かりました。
・1915年までに「脂溶性因子A」が特定されました。
・「ビタミン」という言葉は1911年に誕生しました。

3 科学的進歩
・1920年代から1930年代にかけて、カロテンがビタミンAに変換されることが発見されました。
・1931年にビタミンAの化学構造が解明され、1947年に合成に成功しました。

4 医療への応用
・ビタミンAは皮膚疾患の治療に使用されましたが、高用量の副作用が問題となりました。
・1949年以降、ニキビ治療に使用されるようになりました。

このように、ビタミンAの研究は長い歴史を持ち、現代医学に大きな影響を与えています。


ビタミンAは3500年以上前からその重要性が知られており、特に夜盲症の治療に効果的でした。古代エジプト人は、夜に見えにくくなる症状を改善するために、羊や牛のレバーを使用していました。19世紀後半には、ビタミンAの欠乏が成長に影響を与えることが明らかになり、牛乳や卵、バターなどの食品が健康な成長に必要であると判明しました。1915年には「脂溶性因子A」が特定され、「ビタミン」という言葉が誕生しました。

その後、ビタミンAが植物の黄色い色素であるカロテン(プロビタミン)と関連し、体内で活性のあるレチノールに変換されることが発見されました。1931年にその化学構造が解明され、1947年には合成に成功しました。1950年代から1980年代にかけて、ビタミンAの生化学的な経路や抗がん作用、核内レチノイン酸受容体などが明らかにされました。

1974年には世界保健機関(WHO)がビタミンAに関する国際会議を開催し、その皮膚への効果が再評価されました。ビタミンAは皮膚の角化を抑える作用があり、一時は高容量のビタミンA内服療法が、乾癬やニキビの治療に使用されましたが、副作用のリスクがあるため、この治療法は中止されています。





レチノイドは肌にどう作用するか?〜セントラル・ドグマ〜



レチノイドを肌に塗ると、その成分は細胞に取り込まれ、皮膚細胞の中で働き始めます。特に、トレチノインというレチノイドの一種は、細胞内で「レチノイン酸結合タンパク質」によって核(細胞の指令を出す場所)まで運ばれます。これがレチノイドが皮膚に影響を与える第一歩です。

レチノイドの働く場所

レチノイドは、細胞の核の中にある「レチノイド受容体」と呼ばれる場所に結合して働きます。この受容体には2つのタイプ(RARとRXR)があり、皮膚にはこれらが豊富に存在しています。特に、RAR-γとRXR-αというタイプが、皮膚の中で最も多く、レチノイドの効果に大きく関わっています。

遺伝子に働きかけるレチノイド

レチノイドが受容体に結合すると、遺伝子の働きを調整します。これにより、肌の細胞が新しく生まれ変わったり、健康な状態を保つことができるようになります。特に、肌のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)を促進し、しわやシミなどを改善する効果が期待されます。また、レチノイドは炎症を抑える効果もあり、ニキビなどにも有効です。

レチノイドの代謝(分解)

レチノイドは、肌に吸収されると体内で分解されます。この過程で、個人差があり、レチノイドに対する反応が異なる場合があります。また、長期間使用すると、体がレチノイドに慣れてしまうことがあります。これを防ぐための研究も進められています。

 

 

 

よくあるご質問

Q

刺激症状について

A

トレチノイン療法では、刺激症状が避けられませんが、レチナールでは、トレチノインに比べ問題になることはほとんどありません。

それでも赤み、ヒリヒリ感、皮むけなど刺激症状が現れたら、

・使用量を減らす
・一日おきに使用する
など、お肌を慣らしながら使用して下さい。症状は、1〜2週間で自然になくなります。

症状が強くお困りでしたら、クリニックにご連絡下さい。

 

Q

夜1回の使用に慣れたら、どうすればいいですか?

A

夜1回が標準的使用法ですが、効果を高めたいときは朝と夜の1日2回使用して下さい。

Q

レチナールにはどのような効果がありますか?

A

レチナールは、トレチノインの前駆体で、皮膚の中でトレチノインに変換されて効果を発揮します。

1)表皮での増殖、新陳代謝促進
2)真皮でのコラーゲンの増生と分解の抑制
3)紫外線の悪影響の抑制
などの効果があります。




レチナールのエビデンス

これまでのX(旧Twitter)への投稿を集めました

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(46)~
      塗布されたレチナールは表皮細胞によって大部分はレチノール、レチニルエステルに、一部がトレチノインに変換される。
      Dermatol Ther.
      2006;19:289-29 (2022年1月30日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(47)~
      トレチノインで刺激反応が生じるのは、皮膚の中でトレチノインが非生理的な量(普通ありえない量)に達するからかも。トレチノインの前駆体レチナールを使うことで刺激を軽減できる。
      Dermatolgy
      1999;199(supple 1):1-2 (2022年1月31日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(48)~
      レチノール→レチナール→トレチノイン
      この変化の中で一番時間がかかる(律速段階)のはレチノール→レチナール。レチナールを使うことで、ここをスキップできる。
      Dermatolgy
      1999;199(supple 1):13-17 (2022年2月1日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(49)~
      レチナール→トレチノインと変換させる酵素は、まさに効果が発揮される成長途中の表皮細胞にのみ存在するので、効率よく成分が浸透すると言える。
      Dermatolgy
      1999;199(supple 1):13-17 (2022年2月2日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(50)~
      レチナール自体はレチノイド受容体には結合しない。皮膚への作用は、トレチノインに変換されてからなので、効果は質的にトレチノインと同じといえる。
      Dermatolgy
      1999;199(supple 1):13-17 (2022年2月3日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(51)~
      マウスの実験だが、レチナールを塗ると表皮細胞にある受容体を飽和させるのに十分なトレチノインに変換されることが示された。
      Dermatolgy
      1999;199(supple 1):13-17 (2022年2月4日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(52)~
      マウスの実験だが、レチナールを塗って変換されるトレチノイン濃度は、直接塗ったときよりはるかに低く、そのため刺激反応が抑えられている可能性がある。
      Dermatolgy
      1999;199(supple 1):13-17 (2022年2月5日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(53)~
      レチナールを塗ったとき、その作用は皮膚にとどまり、14日間の塗布で血液中のレチノイドの濃度に変化はなかった。
      (補足:全身には影響を及ぼさない。)
      Dermatolgy
      1999;199(supple 1):13-17 (2022年2月6日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(54)~
      レチナールには、他のレチノイドにはない抗菌作用がある。
      (補足:トレチノインに変換されて皮膚へ作用するのとは別の独自作用。)
      Dermatology
      2013;227:231-237 (2022年2月7日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(55)~
      レチナールには、他のレチノイドにはない美白作用がある。これは色素細胞への細胞毒性を伴わない。
      (補足:この細胞毒性を伴わない美白作用というのは、白斑を作るリスクがない点でポイントが高い。)
      Dermatology
      2013;227:231-237 (2022年2月8日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(56)~
      韓国女性を対象にしたレチナールの最新臨床試験(3ヶ月)。1ヶ月で保湿効果が現れた。
      (補足:保湿目的のレチノイドは盲点になりやすい。ターンオーバーを促進させれば、バリア機能は改善する。)
      J Cosmet Dermatol.
      2018;17:471-476 (2022年2月9日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(57)~
      韓国女性を対象にしたレチナールの最新臨床試験(3ヶ月)。保湿、バリア機能改善の他に効果が大きかったのが、滑らかさの改善。小ジワへの効果はわずか。
      (補足:試験期間が3ヶ月では、効果は表皮まで。)
      J Cosmet Dermatol.
      2018;17:471-476 (2022年2月10日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(58)~
      韓国女性を対象にしたレチナールの最新臨床試験(3ヶ月)。保湿、バリア機能、滑らかさ、小ジワの改善に、0.1%と0.05%のレチナールの使用で差はなかった。
      (補足:コスメは0.05%が多い。)
      J Cosmet Dermatol.
      2018;17:471-476 (2022年2月11日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(60)~
      レチナールの最新臨床試験(3ヶ月)。0.1%と0.05%のレチノールの使用で、メラニン減少効果に差があったが、皮膚の明るさの評価は同等。
      (補足:水分量やバリア機能なども影響していると推測している。)
      J Cosmet Dermatol.
      2018;17:471-476 (2022年2月13日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(61)~
      マウスの実験だが、レチナール(0.1%)をグリコール酸(6.4%)を同時に塗ると、皮膚で転換されるトレチノインの濃度が大きく上昇し、それはトレチノイン0.5%を直接塗布したときよりもはるかに高かった。
      Dermatology
      2005;210(suppl 1):6-13 (2022年2月14日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(62)~
      マウスの実験だが、レチナールを塗布するとき、グリコール酸も同時に使うとレチナールの浸透性を高めることができ、結果的に皮膚で転換されるトレチノイン濃度が高まった。
      Dermatology
      2005;210(suppl 1):6-13 (2022年2月15日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(63)~
      マウスの実験だが、レチナール(0.1%)をグリコール酸(6.4%)を同時に塗ったとき、顕微鏡検査では、皮脂腺の縮小効果も認めれた。
      Dermatology
      2005;210(suppl 1):6-13 (2022年2月16日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(64)~
      レチナールにはアクネ菌への抗菌作用があり、それはグリコール酸を併用しても失われないため、薬剤抵抗性が問題になっている現状では、レチナールとグリコール酸の併用はニキビ治療に有用といえる。
      Dermatology
      2005;210(suppl 1):6-13 (2022年2月17日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(65)~
      レーザーとレチナールの併用
      ノンアブレイティブなレーザー治療後にレチナールの外用を続けると、レチナールを使わないコントロールより皮膚がより厚くなった。
      J Cosmet Laser Ther
      2004;6:5-9 (2022年2月18日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(66)~
      レーザーとレチナールの併用
      アブレイティブなレーザー治療(リサーフェシング)後にレチナールの外用を使うと、治療後に生じる赤みからの回復が早かった。
      J Cosmet Laser Ther
      2004;6:5-9 (2022年2月19日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(67)~
      レチナールとビタミンE
      紫外線を照射したとき、レチナール(0.05%)単独よりもレチナールとビタミンEを塗布したときの方が、はるかに紫外線による活性酸素の発生を抑制し、またコラーゲンの増生も促した。
      Int J Tissue React
      2005;27(3):91-99 (2022年2月20日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(68)~
      229人の試験で、0.5%レチナールは、0.1%トレチノインと同等な効果。さらにレチナールの長期間の組織学的検証を含めた試験が必要。
      (補足:レチナールの効果はトレチノインの5分の1程度か。)
      Plast Reconstr Surg.
      2014;133(4):481e-490e (2022年2月21日)

 

    •  100歳まで美肌を保つ法~レチナール(69)~
      135人による10ヶ月の試験で、0.05%レチナールは、0.05%トレチノインと同等な効果を示し、刺激反応が少ないため、長く続けられる人が多かった。
      (補足:皮膚科トップジャーナルのレチナール推しの文献。)
      J Am Acad Dermatol
      1998;39(6):960-965 (2022年2月22日)