ECM治療・肌育注射|5つの施術の違いと選び方【港区・青い鳥】

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肌のハリ低下・肌痩せ・小ジワへのアプローチとして注目されるのが細胞外マトリックス(ECM)治療です。港区【美容外科・美容皮膚科 青い鳥】では細胞外マトリックス(ECM)治療3種類に加え、その他の肌育注射2種類をご用意しています。


肌のハリ・弾力を支える土台 細胞外マトリックス(ECM)とは?もあわせてご覧ください。



このページではまず『ECM治療の中からお悩み別に最適な施術を選ぶ方法』をご案内し、さらに肌育注射も含めた選択肢を比較できます。各施術の料金・施術の流れ・症例は各専用ページでご確認ください。

 

細胞外マトリックス(ECM)治療とは


ECM治療(細胞外マトリックス治療)とは、肌のハリ・弾力を支える土台『細胞外マトリックス(ECM)』に着目し、特別な分子量のヒアルロン酸、アミノ酸などを肌に届けて内側から土台を立て直す注入治療です。



肌のハリ・弾力を支える土台 細胞外マトリックス(ECM)とは?もあわせてご覧ください。





あなたに合う細胞外マトリックス(ECM)治療は?|お悩み別・選び方ガイド

お悩み候補となる治療理由
肌のハリ低下 スネコスジャルプロSHスキンバイブ(旧ボライトXC) 真皮のECMに働きかけ、弾力・潤い・密度の改善を目指すため
目元・口元の小ジワ スネコススキンバイブ(旧ボライトXC) 薄い皮膚や乾燥による細かなシワに対し、肌質改善と保湿を狙いやすいため
肌痩せ・しぼみ感 スキンバイブ(旧ボライトXC)ジャルプロSH 水分保持と支持構造へのアプローチにより、ふっくら感や引き締めを目指すため
たるみ感・フェイスライン ジャルプロSH 支持靭帯や深い支持構造へのアプローチを重視する場合に候補となるため
肌質を全体的に底上げしたい スネコス/レチノイド併用 複数回の治療で段階的に肌質改善を目指しやすいため




目元の小ジワ・クマが気になる方 → スネコス


◎目元は顔の中でも最も皮膚が薄く、デリケートな部位です。加齢とともに、目の周囲の細胞外マトリックスが急速に減少し、小ジワやクマが深刻化します。


◎スネコスは、このデリケートな目元エリアのお悩みに適した処方設計となっており、コラーゲンとエラスチンの産生を同時に促進します。

◎目の下のクマ(血行不全型、色素沈着型)の改善にも効果が報告されており、肌のターンオーバー促進によってメラニン排出も加速します。複数回の施術を行うことで、目元の肌質が段階的に改善され、メイクのりも向上します。

◎スネコスは目元以外の顔全体にも使用でき、全体の肌質改善とともに目元の悩みを重点的にアプローチすることも可能です。

◎定期的なメンテナンスにより、若々しい目元を長期間維持できます。

▶目元の小ジワ・クマが気になる方


 

 


顔全体のたるみ・フェイスライン改善 → ジャルプロ・スーパーハイドロ


◎年を重ねるにつれて、顔全体にたるみが生じ、フェイスラインがぼやけてしまうのは、深層の支持靱帯が弱化することも一因です。ジャルプロ・スーパーハイドロは、この支持靱帯を再生・強化するメカニズムを持つことが特徴です。

◎複数回の施術により効果が重積し、通常2〜3回の施術後にはリフトアップの実感が得られるケースが多くみられます。効果の持続期間は6ヶ月〜1年程度と比較的長く、メンテナンスの間隔にも余裕を持ちやすい点が特長です。

◎フェイスラインの引き締め、頬のハリ感の回復、口周りのたるみ改善など、加齢にともなう変化の総合的なケアが期待できる、リフトアップ効果に優れたECM製剤です。


▶顔全体のたるみ・フェイスライン改善


 

 


乾燥・肌質改善・承認製剤で安心 → スキンバイブ(旧ボライトXC)


◎スキンバイブ(旧ボライトXC)の最大の特徴は、日本の厚生労働省から医療機器として正式に承認を受けている点です。科学的根拠に基づいた安全性と有効性が公的に認められており、未承認製剤に抵抗がある方にも安心してお選びいただけます。


◎承認製剤であると同時に、保湿に特化した処方もスキンバイブ(旧ボライトXC)の大きな強みです。乾燥による肌トラブルやターンオーバーの低下、肌質の変化といった悩みに対し、架橋ヒアルロン酸が長期間肌内にとどまり、継続的な保湿効果を発揮します。効果の持続は最大9ヶ月程度とされており、年2回ほどのメンテナンスで良好な状態を維持しやすいのも魅力です。

◎「ECM治療に興味はあるけれど、未承認製剤には不安がある」という方にとって、スキンバイブ(旧ボライトXC)は有力な選択肢となります。肌がデリケートな方や、保湿を最優先に考えたい方にもおすすめです。

▶乾燥・肌質改善・承認製剤で安心


 

 




 3つのECM製剤、何が違う?

当院で取り扱う細胞外マトリックス(ECM)製剤

製剤名主成分特徴こんな方に
スキンバイブ(旧ボライトXC) 架橋HA 保湿・肌痩せ改善 乾燥肌・部分的な小ジワ改善
スネコス 非架橋HA+6種アミノ酸 目元の小ジワ・肌質改善 目元のお悩み・全体的な肌質改善
ジャルプロスーパーハイドロ 高低2種HA+7種アミノ酸+3種ペプチド リガメント再生 たるみが気になる


◉ 1. スキンバイブ(旧ボライトXC)


◎特徴: スキンバイブ(旧ボライトXC)は、Allergan(アラガン、現AbbVie)が開発した唯一の厚生労働省承認のECM製剤です。架橋ヒアルロン酸(VYCROSS/バイクロス技術)とリドカインを配合し、優れた保湿効果と即時の肌表面改善が特徴です。乾燥肌がベースにある肌症状の緩和に最適です。

◎期待される効果:
•小ジワ、ちりめんジワの改善
•乾燥肌の改善

◎施術: 最大9ヶ月の効果持続が認められており、3~6ヶ月ごとのメンテナンスが目安となります。

詳細は 「スキンバイブ(旧ボライトXC)」をご参照ください。


◉ 2. スネコス

◎特徴: スネコスは、Professional Dietetics社(イタリア)による非架橋ヒアルロン酸と6種のアミノ酸(HY6AAフォーミュラ、特許取得)の配合製剤です。単なる保湿ではなく、コラーゲンとエラスチンの同時産生を促進する独自メカニズムを有しています。

◎期待される効果:
•目元の小ジワやクマの改善
•顔全体の肌質改善

◎施術: 効果実感には複数回施術(2~3週間隔×4回)が推奨されており、その後は6ヶ月ごとのメンテナンスで効果を維持します。

詳細は 「スネコス」をご参照ください。


◉ 3. ジャルプロスーパーハイドロ

◎特徴: Professional Derma SA社(スイス/イタリア)の最新世代ECM製剤です。高低2種の非架橋ヒアルロン酸に加え、7種のアミノ酸と3種のペプチドを配合しており、靭帯(リガメント)の再生メカニズムに作用します。

◎期待される効果:
•肌質改善
•引き締め・リフトアップ

◎施術: 1か月間隔×2~3回の施術後、効果は6ヶ月~1年継続するため、メンテナンスは3~6ヶ月ごとで十分です。

詳細は「ジャルプロ・スーパーハイドロ」をご参照ください。




スネコスとジャルプロSHの違い


◉スネコスとジャルプロSHは、ともにイタリアに起源を持つECM製剤ですが、処方と作用メカニズムは大きく異なります。


◉スネコスは、非架橋ヒアルロン酸と6種のアミノ酸(HY6AAフォーミュラ)の軽量な配合が特徴で、注射部位での拡散性が高く、広範囲の肌質改善に向いています。特に目元などデリケートな部位への注射に適しており、コラーゲンとエラスチンの産生を促す働きが期待されます。効果の発現に複数回の施術(4回推奨)が必要ですが、その分、段階的で自然な肌質の変化を目指せるのが特長です。

◉一方、ジャルプロSHは、高濃度のヒアルロン酸(高低2種混合で計80mg)と7種のアミノ酸、さらに3種のペプチドを配合した、より濃厚な処方です。皮膚支帯(リガメント)へのアプローチに特化しており、注射後の滞留性が高く、注射部位での局所的な作用が強いのが特徴です。たるみやフェイスラインの引き締めを目的とした施術に用いられ、2~3回の施術で変化を実感しやすい傾向があります。

◉簡潔にいえば、スネコスは「広がりと肌質の総合的な改善」を、ジャルプロSHは「局所的なリフトアップ・引き締め」をそれぞれ得意とする製剤です。

◉目元や全体の質感改善が目的ならスネコス、たるみ・フェイスラインの引き締めが目的ならジャルプロSHという使い分けが基本となります。



スネコスとスキンバイブ(旧ボライトXC)の違い


◉スネコスとスキンバイブ(旧ボライトXC)は、ともに肌質改善を目的とした製剤ですが、成分構成と効果の性質が異なります。


◉スネコスは非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸の組み合わせであり、肌細胞に働きかけてコラーゲンやエラスチンの産生を促すことが主な目的です。肌そのものの再生力にアプローチする製剤といえます。目元や頬など広い範囲に注射し、複数回の施術を通じて段階的に肌質の改善を目指します。

◉一方、スキンバイブ(旧ボライトXC)は架橋ヒアルロン酸とリドカインの処方であり、保湿と肌のボリューム補充に主眼が置かれています。注射直後から肌のハリ感や潤い感の向上が期待でき、小ジワが目立ちにくくなるといった変化を比較的早期に実感しやすい製剤です。また、効果の持続期間が長めとされており、メンテナンスの間隔を空けやすいのも利点です。

◉どちらを選ぶかは、求める効果の優先順位によって変わります。「段階的な肌質改善、特に目元のケアを重視したい」という方にはスネコスが、「早期の保湿効果と、通院頻度の少なさを重視したい」という方にはスキンバイブ(旧ボライトXC)が向いています。もちろん、両製剤を併用して、それぞれの長所を活かすことも可能です。



ジャルプロスーパーハイドロとスキンバイブ(旧ボライトXC)の違い


◉ジャルプロSHとスキンバイブ(旧ボライトXC)は、いずれも実績のあるECM関連製剤ですが、作用の方向性と効果の現れ方が大きく異なります。


◉ジャルプロSHは、ヒアルロン酸・アミノ酸・ペプチドの3層構成により、肌のより深い層(真皮〜皮下組織境界)に作用し、皮膚支帯の再生を促すことを目的としています。たるみやフェイスラインの改善に特化しており、複数回の施術を重ねることで引き締め効果の積み重ねが期待できます。

◉スキンバイブ(旧ボライトXC)は、架橋ヒアルロン酸による保湿とボリューム補充に特化した製剤です。深層への強い作用というよりも、肌表面から浅い層の乾燥改善や小ジワへのアプローチに力点が置かれています。また、厚生労働省の承認を受けた製剤であり、公的な安全性評価を重視される方にも選ばれやすい製剤です。効果の持続期間が長めとされるため、トータルのメンテナンス回数を抑えやすいのも特長です。

選択の基準としては、「顔全体のたるみ・引き締めを最優先にしたい」という方にはジャルプロSHが、「乾燥・小ジワの改善と承認製剤の安心感を重視し、メンテナンス間隔をなるべく空けたい」という方にはスキンバイブ(旧ボライトXC)が適しています。両製剤を異なる部位に併用することで、包括的なアプローチも可能です。




細胞外マトリックス(ECM)治療と肌育注射の違い


肌育注射
は肌を内側から育てる注入治療の総称。当院ではそのうち土台(ECM)に着目した3施術をECM治療、それ以外の特徴を持つ2施術をその他の肌育注射としています。お悩みによってはECM治療以外が適することもあります。



その他の肌育注射という選択肢


細胞外マトリックス(ECM)治療でカバーしにくいお悩み(毛穴・ニキビ跡や、ペプチドによる総合エイジングケア)には次の2施術が選択肢になります。


◉ リジュラン


◎特徴: サーモン由来のポリヌクレオチド(PN)を有効成分とし、皮膚に直接注入します。このポリヌクレオチドが線維芽細胞を直接活性化させ、細胞外マトリックス(コラーゲン、エラスチン)の産生を促進します。肌細胞の成長をサポートし、ダメージを受けた皮膚を修復することで、根本的な肌質の改善を目指します。

◎期待される効果:
•目元や口元の小ジワ改善
•肌のハリと弾力の回復
•肌の保水力向上、乾燥改善
•皮脂バランスの正常化

◎特徴: 自身の肌細胞を活性化させるため、効果の持続性が高く、自然な仕上がりが期待できます。2〜3週間おきに3〜4回の治療が推奨されます。


◉ リジェニン・スキンブースター


◎特徴: ペプチドは、私たちの体内に存在するアミノ酸が結合した成分で、細胞の働きをサポートする重要な役割を担っています。このペプチドを肌に補うことで、肌のハリや弾力を支える細胞外マトリックスの再生を促します。

◎期待される効果:
ペプチドは、皮膚の真皮層にある線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンやエラスチンの産生を促す信号を送ります。細胞外マトリックスの主成分であるこれらの物質が増えることで、肌の密度が高まり、内側から押し上げるようなハリと弾力の回復が期待できます。これにより、小ジワの軽減や肌質の改善に繋がります。

◎特徴:

ペプチドは分子量が小さいため、
1) アレルギーリスクが少なく、安全性が高い
2) 皮膚への浸透性が優れているため、注入する必要がない
ことが特徴です。お悩みに合わせ、3〜4週ごとに数回の治療を推奨しており、目元などのデリケートな部位へのアプローチも可能です。



 

ECM治療・肌育注射 5施術まるごと比較


ECM治療3種と肌育注射2種を一覧で比較できます。気になる施術の専用ページで料金・流れ・症例をご確認下さい。

施術名(クリックで詳細)分類主成分・タイプ得意領域/こんな方に
スキンバイブ(旧ボライト) ECM治療 安定化ヒアルロン酸(スキンブースター) 肌のうるおい・ツヤ・キメ、乾燥小ジワ。国内承認製剤
スネコス
ECM治療 アミノ酸+ヒアルロン酸 目元のクマ・ちりめんジワ、薄い皮膚のハリ。目周りが気になる方
ジャルプロスーパーハイドロ
ECM治療 アミノ酸+高保水ヒアルロン酸 リガメント再生でたるみ・リフトアップ。全体の肌質改善
リジュラン
肌育注射 ポリヌクレオチド(PN/サーモンDNA) 毛穴・ニキビ跡・クレーター、肌質の再生。
リジェニンブースター
肌育注射 ペプチド療法 アンチエイジング全般、加齢によるハリ低下を総合的にケアしたい方




よくいただくご質問

Q

肌の「ハリ」とは具体的にどのような状態を指しますか?

A

⚪️医学的には、肌の「ハリ」は粘弾性(viscoelasticity)という複合的な特性を指します。

⚪️これは、肌に力が加わったときに変形に抵抗し、力が取り除かれると元の形に瞬時に戻ろうとする「弾力性(elasticity)」と、ゆっくりと形を保とうとする「粘性(viscosity)」を合わせた性質のことです。

⚪️小ジワや肌痩せは、この粘弾性の低下によって現れる典型的な症状と言えます。

Q

肌の「ハリ」はどのように測定されるのですか?

A

⚪️肌のハリは、キュートメーター(Cutometer)と呼ばれる専門機器を用いて客観的に評価されます。

⚪️この機器は皮膚を吸引し、その変形量や回復速度を測定することで、皮膚の硬さや弾力性を数値化します。例えば、R0(皮膚の硬さや伸展性)、R2(総弾性率)、R7(純弾性率)といったパラメータが算出されます。

Q

肌の「ハリ」は、皮膚のどのような構造によって生まれていますか? 

A


⚪️肌のハリは、主に真皮層に存在する細胞外マトリックス(ECM)という緻密なネットワーク構造によって生み出されています。

⚪️ECMは主に以下の要素で構成されます:
• コラーゲン線維: 肌の構造を支え、強度と安定性を与える「鉄骨」のような役割を担います。
• エラスチン線維: コラーゲン線維を束ね、ゴムのように伸び縮みして弾力的な復元力を生む「バネ」の役割を担います。
• ヒアルロン酸: コラーゲンやエラスチンの隙間を埋めるゲル状の物質で、大量の水分を保持し、肌を内側からふっくらと持ち上げる「保水クッション」として機能します。
これらの成分はすべて、真皮に存在する線維芽細胞によって産生・維持されています。

Q

肌の「ハリ」を保つ上で「細胞外マトリックス(ECM)」とは何ですか?

A


⚪️細胞外マトリックス(Extracellular Matrix; ECM)
とは、皮膚の真皮層の構造で、組織の形を保ち、細胞同士のコミュニケーションの場ともなる重要な構造体です。

⚪️肌を建築物に例えるなら、ECMはその基礎、鉄骨、内装のすべてを担う存在と言えます。肌のハリ、弾力、潤いを維持する上で、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といったECMの主要成分のバランスが非常に重要です。

Q

加齢とともに肌の「ハリ」が失われるのはなぜですか?

A

ハリが失われる現象は、「内因性老化」と「外因性老化」の二つのメカニズムが複合的に作用して起こります。

内因性老化(避けられない生理的衰退): 線維芽細胞の機能低下や数の減少により、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といったECM成分の産生能力が著しく低下します。特に女性では、閉経後のエストロゲン減少がハリの低下を加速させます。

外因性老化(ダメージの加速因子): 紫外線(光老化)、喫煙、糖化、大気汚染などが原因で、既存のECMが破壊されたり変質したりします。

Q

紫外線は肌の「ハリ」にどのように影響しますか?

A

⚪️紫外線は外因性老化の最大の原因であり、光老化を引き起こします。

⚪️紫外線は肌の奥深くの真皮層に到達し、活性酸素種(ROS)を大量に発生させます。これがマトリックスメタロプロテアーゼ(MMPs)というコラーゲンやエラスチンを分解する酵素の産生を促進し、同時に新しいコラーゲン合成を抑制することで、真皮の構造を破壊し、ハリの喪失を加速させます。

Q

喫煙や食生活も肌の「ハリ」に影響しますか?

A

⚪️はい、喫煙は強力な皮膚老化促進因子です。

⚪️喫煙は体内に酸化ストレスを誘導し、コラーゲン合成を阻害し、エラスチン線維を変性させます。また、血行不良を引き起こし、皮膚に必要な栄養素の供給を妨げます。

⚪️高糖質食による糖化(glycation)も重要な因子で、過剰な糖がコラーゲンなどのタンパク質と結合し、終末糖化産物(AGEs)を生成します。AGEsはコラーゲンネットワークを硬くし、弾力性を失わせ、肌の黄ぐすみの原因にもなります。

Q

「細胞外マトリックス治療」とはどのような治療ですか?

A

⚪️細胞外マトリックス(ECM)治療は、肌のハリや弾力を支える細胞外マトリックス(ECM)という土台を、注射によって再生・活性化させる新しい美容医療のアプローチです。

⚪️従来のフィラーのように単にシワや凹みを一時的に埋めるだけでなく、肌が本来持つ再生能力を引き出し、肌を内側から若返らせることを目指す、エイジングケアの新たなスタンダードとして注目されています。

Q

従来のレーザー治療などの美肌術とは何が違いますか? 

A

⚪️従来の美肌術では、レーザーなどで皮膚に侵襲を与え、創傷治癒反応を惹起させてコラーゲンを増やす、いわば「ムチ」のアプローチでした。

⚪️これに対し、細胞外マトリックス(ECM)治療は、皮膚幹細胞や線維芽細胞といった肌再生の主要な細胞の生存環境を整える「アメ」のアプローチを取ります。これにより、線維芽細胞の働きを最大限に発揮させ、コラーゲンだけでなくECMの構造そのものを再構築して「ECMリモデリング」を実現します。

Q

3つのECM治療製剤は組み合わせて受けられますか?

A

⚪️はい、3つの製剤を組み合わせて受けることは可能です。

⚪️むしろ、複数のお悩みを持つ患者様にとっては、最適な結果を得るために推奨される選択肢です。

⚪️例えば、主施術としてジャルプロSHでたるみを改善しながら、同時に目元エリアにスネコスを追加するといった組み合わせが有効です。ただし、肌への刺激と回復を考慮し、施術計画は医師が慎重に設計します。

Q

スネコスとジャルプロSHはどう使い分けますか?

A

⚪️スネコスは「目元・顔全体の肌質改善」に、ジャルプロSHは「たるみ・リフトアップ」に特化しています。

⚪️目元のクマや小ジワが主な悩みであればスネコス、顔全体のたるみやフェイスラインの引き締めが主な悩みであればジャルプロSHが第一選択肢となります。

⚪️複合的なお悩みがある場合は、両製剤の併用で相乗効果を狙うこともできます。

Q

スキンバイブ(旧ボライトXC)が厚労省承認というのはどういう意味ですか?

A

⚪️スキンバイブ(旧ボライトXC)は、日本の厚生労働省から医療機器として正式に承認を受けています。これは、その安全性と有効性が公的に認定され、臨床試験データに基づいて承認されたことを意味します。

⚪️スネコスやジャルプロSHは、欧州ではCE認証を取得していますが、日本での薬機法承認はまだ取得していません。

⚪️承認製剤であることは、患者様にとって追加的な安心感につながります。ただし、未承認製剤が劣っているわけではなく、欧州での実績と有効性は十分に実証されています。

Q

スネコスとジャルプロSHはどう使い分けますか?

A

⚪️スネコスは「目元・顔全体の肌質改善」に、ジャルプロSHは「たるみ・リフトアップ」に特化しています。

⚪️目元のクマや小ジワが主な悩みであればスネコス、顔全体のたるみやフェイスラインの引き締めが主な悩みであればジャルプロSHが第一選択肢となります。

⚪️複合的なお悩みがある場合は、両製剤の併用で相乗効果を狙うこともできます。

Q

ECM治療は何歳から受けるのがいいですか?

A

⚪️ECM治療は、肌の老化が目に見え始める30代後半から、非常に効果的です。

⚪️ただし、肌質の改善や予防的なアプローチであれば、30代前半から始めることも推奨できます。

⚪️逆に、40代、50代以上の方でも、加齢によるダメージが蓄積していることから、ECM治療による肌の再生効果は顕著に現れることが多くなります。


制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2026年6月29日)