イタリア発の真皮の機能を高める「肌育」注射
ハイドロはイタリアのプロモイタリア社が開発したECM治療に用いられるハイブリッドヒアルロン酸製剤です。
真皮層に直接注入することで、肌の土台となるECM(細胞外マトリックス)の機能を高め、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生を促進します。
肌の内側からハリと弾力を蘇らせ、若々しい印象へと導きます。従来のヒアルロン酸注入とは異なり、肌そのものを再構築する「肌育」注射です。
*本施術は、厚生労働省未承認製剤を使用したもので、また自由診療に基づき全額自己負担になります。
オリジナル美容モデル
40代女性
肌質の改善が目標。
(3回施術後1ヶ月)
毛穴が縮小して肌質が整ったのがわかります。
40代女性
リフトアップしたと感想をいただいたので比較してみました。
(3回施術後1ヶ月)
確かに輪郭が細くなっています。
院長コラム 〜細胞外マトリックス(ECM)治療〜
スネコス VS ジャルプロの争い、そしてさらにそこにハイドロ VS プロファイロが絡んで、似たようなコンセプトの施術による「四つどもえ」の競いが繰り広げられています。
勝者はどれか興味は尽きませんが、ただ言えることは、激しい競合が行われるのは、それだけ細胞外マトリックス(ECM)治療が優れていることの証ではないかと思います。
個人的にはこうしたヒアルロン酸を主成分とするECM治療が、従来のレーザーや光治療に取って代われると予想(期待?)しています。
ハイドロの詳しい説明
HYDRO(ハイドロ)は、イタリアのプロモイタリア社によって開発されたヒアルロン酸製剤です。この製品は、肌の若返りや保湿効果を目的としています。プロモイタリア社は、長年にわたり美容治療の研究と開発に取り組んできた企業であり、HYDRO(ハイドロ)の品質を支えています。
ハイドロの効果
HYDRO(ハイドロ)注射注射の主な効果は、肌のターンオーバーを整え、肌質の改善や若返り効果をもたらすことです。具体的には、注入されたヒアルロン酸が真皮層に浸透し、細胞外マトリックスの活性化を促進します。これにより、肌の再生サイクルが正常化され、エラスチンやコラーゲンの生成が促されるため、しわやたるみの改善が期待できます。
ハイドロの特徴
HYDRO(ハイドロ)注射の製剤の特徴は、特殊な熱安定化工程によって3種類の異なる分子量のヒアルロン酸が結びついている点にあります。このハイブリッドヒアルロン酸は、高分子、中分子、低分子のヒアルロン酸がそれぞれ異なる役割を果たし、肌に対する効果を最大化します。高分子は保湿効果を高め、中分子は細胞外マトリックスのリモデリングを促進し、低分子は細胞を活性化させることで、肌の質感を向上させます。
こんな方におすすめ
- 1.目元・口元にシワが目立つようになった
- 2.年齢とともに、顔がしぼんできたみたい
- 3.プルプルした肌になりたい
施術について
施術について
施術時間 : 60分
麻 酔 : 表面麻酔
術後診察 : なし
注意事項
入浴・洗髪 : 当日から可能
洗顔・化粧 : 当日のメイクは控えめに
飲酒・運動 : 翌日から可能
治療スケジュール
2週間ごとに3〜4回。6か月毎に継続すること推奨します。
HYDRO注射の効果を持続させるためには、定期的な施術が推奨されます。一般的には、2週間おきに3〜4回の施術を行うことで、肌の再生サイクルを正常化し、持続的な効果を得ることができます。施術を重ねることで、肌の質感や弾力が向上し、若々しい印象を保つことが可能になります。
施術を受けられない方
- 妊娠、授乳中の方
施術の流れ
1 洗顔・麻酔
洗顔後、表面麻酔します。
2 施術
自動注入器ではなく、医師の手で直接ポイントに注入します。SUNEKOS(スネコス)に比べ、痛みは軽度になりました。
3 ダーマペンでHYDRO導入
注入するだけでなく、マイクロニードリングで薬剤を皮膚に浸透させるのが、HYDRO(ハイドロ)の施術の大きな特徴になっています。
付属の簡易なローラーではなく、当院では本格的にダーマペン4を使用します。
4 施術終了後
施術後日常生活の制限はありません。針穴や注入のふくらみが数日間残ることがありますが、メイクで十分にカバー可能です。
価格表
HYDRO(ハイドロ) | 価格(税込) |
---|---|
1回 | 77,000円 |
3回コース | 207,900円 |
■麻酔料 2,750円別途(3回コースは麻酔料込み)
*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。
HYDRO(ハイドロ) | 価格(税込) |
---|---|
1回 | 77,000円 |
2回セット | 151,800円 |
■麻酔料 2,750円別途(2回セットは麻酔料込み)
*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。
メンテナンスにはレチノイドを
レチノイドには、
1)細胞外マトリックス(ECM)でヒアルロン酸およびヒアルロン酸受容体の増生
2)皮膚のターンオーバーを促進
することで、ハイドロの効果を高め、持続を長くする効果があり、肌の速やかな再構築をサポートします。
レチノイドは細胞外マトリックス(ECM)治療には必須のスキンケアです。
細胞外マトリックス(ECM)治療
細胞外マトリックス(ECM)とは
細胞外マトリックス(ECM)とは、幹細胞、線維芽細胞の周囲環境のことで、コラーゲンやエラスチンなど線維成分とヒアルロン酸などで構成されています。
細胞外マトリックス(ECM)治療とは、幹細胞の細胞環境を改善することで線維芽細胞の働きを最適化することを目指した治療です。
従来の美肌術は、組織にダメージを与えることで傷を治そうとする肌のプロセスを発動させますが、これは幹細胞を無理に働かせようとするようなもの。
あなたは幹細胞や線維芽細胞を鞭打ちますか?それとも働きやすい環境整備に努めますか?
ECM治療の効果
ECM製剤の主成分はヒアルロン酸ですが、従来のヒアルロン酸注射とは異なり、肌の治療を目的とした製剤であり、肌質改善効果、たるみ改善効果が期待できます。
ECM治療の効果として以下の点が挙げられます。
●肌再構築効果
加齢とともに衰える細胞外マトリックスの再生を促進して、肌を土台から再構築して、肌にハリや弾力、潤いを与え、しわやたるみを改善します。
●従来のヒアルロン酸注射との違い
従来のヒアルロン酸注入は、架橋処理されたヒアルロン酸による直接的なボリューム効果によるものですが、ECM製剤では非架橋ヒアルロン酸やアミノ酸が主成分で、これらを注入することで細胞外マトリックスの再生させ、内側からの肌の自然な再構築を目指す点が異なります。
●ECM治療の効果
・小ジワ、たるみの改善
・肌のハリ、弾力、ツヤの向上
・肌の若返り
よくいただくご質問
ダウンタイム、リスクについて
HYDRO(ハイドロ)注射の施術後には、腫れや赤み、内出血が見られることがあります。
これらの副作用は、注射による皮膚への刺激や血管への影響によって引き起こされるもので、通常は遅くとも数日以内に自然に改善します。
HYDRO注射は非架橋型のヒアルロン酸を使用しているため、一般的にアレルギーのリスクは低いとされています。しかし、個々の体質や過去のアレルギー歴によっては、反応が異なる場合があります。そのため、施術前には自身の健康状態やアレルギーの有無について医師に伝えて下さい。それにより、より安全に施術を受けることができ、安心感を持って美容治療に臨むことができるようになります。
製剤にはどんな成分が含まれていますか?
HYDRO(ハイドロ)に含まれるのは、架橋剤を含まない、バイオ発酵で作られた分子量の異なる3種類のヒアルロン酸のみです。
ハイドロとプロファイロはどう違いますか?
HYDRO(ハイドロ)は、先行するプロファイロに対抗して、プロモイタリアが市場に投入しました。
プロファイロが2種類のヒアルロン酸からなるのに対し、HYDRO(ハイドロ)は3種類。
さらに注入だけでなく、HYDRO(ハイドロ)は、ローラー(マイクロニードリング)も加える事で、即効性も狙っています。
HYDRO(ハイドロ)について
HYDRO(ハイドロ)は、厚生労働省未承認の医薬品です。
国内の代理店を通じて、医師が個人的に正式な手続きを経て輸入しています。
国内には同等の承認医薬品はありません。
諸外国においても未承認であり、すべてのリスクが明らかになっていない可能性がありますが、これまで重篤な副作用、トラブルの報告はありません。