港区浜松町・大門の美容皮膚科による「開き毛穴・たるみ毛穴」の改善治療



毛穴のタイプ

毛穴の3つのタイプ


美容の世界では、さまざまな「〇〇毛穴」がありますが、医学的には毛穴が開く原因に合わせて、以下のように3つにわかるのが正解です。


1)皮脂詰まりタイプ(原因:皮脂分泌)
2)たるみタイプ(原因:エイジング)
3)毛詰まりタイプ(原因:産毛)


毛穴が開く原因


毛穴の開きの主な原因として、以下の3つが挙げられています(文献1)。


1 過剰な皮脂分泌
◉皮脂の過剰分泌により毛穴が広がる
◉男性ホルモンの影響で男性の方が皮脂分泌量が多い傾向がある
◉月経周期や年齢によっても変動する


2 皮膚の弾力低下(=エイジング)
◉加齢や紫外線ダメージにより皮膚の弾力が低下すると毛穴が開きやすくなる
◉コラーゲンやエラスチンの減少が関係している


3 毛包の拡大
◉毛包(毛穴を形成する袋状の構造)自体の体積が増えることで毛穴が目立つようになる
◉毛の太さと関連がある


その他の要因としては:
慢性的なニキビ
不適切なスキンケア(過剰な洗顔など)
日光曝露
遺伝的要因
など複合的な要因が関わっていると考えられています。






毛穴タイプ診断


まずは鏡で“いちばん目立つ場所”を見て、YES/NOで進んでください。


Q1 鼻〜Tゾーンが主役で、夕方にテカりやすい?
YES → 皮脂詰まりタイプの可能性が高い
NO → Q2へ

Q2 頬の毛穴が「縦長(しずく形)」に見える?
YES → たるみタイプの可能性が高い
NO → Q3へ

Q3 近くで見ると、毛穴にうぶ毛の影・短い毛が見える/顔剃りを定期的にしている?
YES → 毛詰まりタイプの可能性が高い
NO → 混合(複合)タイプの可能性が高い(下へ)

タイプ別特徴


タイプ別:特徴(あなたはどれ?)

① 皮脂詰まりタイプ(原因:皮脂分泌)

(見た目・感触)
✔️鼻〜眉間に多い/黒ずみ(酸化)で“いちご鼻”っぽくなることがある
✔️触るとザラつく/角栓が見える・押すと出やすいことがある

(起こりやすいこと)
☑️メイクが毛穴落ちしやすい/夕方テカる
☑️生理前・睡眠不足・ストレスで悪化しやすい
☑️白ニキビ・黒ニキビを併発しやすい


② たるみタイプ(原因:エイジング)

(見た目・感触)
✔️頬(小鼻横〜ほうれい線周り)が主役
✔️毛穴が縦長に伸びる/影で目立ちやすい

(起こりやすいこと)
☑️皮脂が多くないのに“開いて見える”
☑️ハリ不足・キメの粗さを感じる
☑️乾燥や摩擦で悪化しやすい


③ 毛詰まりタイプ(原因:体毛)

(見た目・感触)
✔️頬・口周り・フェイスラインで目立ちやすい
✔️“点”の黒ずみというより、影っぽくモヤっと見えることがある
✔️触るとチクチクすることがある

(起こりやすいこと)
☑️顔剃り後は一時的に良いが、赤み・ヒリつき・乾燥が出やすい
☑️剃毛刺激で毛穴周りが荒れやすい(小さな赤いブツブツなど)



毛穴治療:皮脂詰まりタイプ

スキンボトックス

施術前

30代女性
お悩みは頬の毛穴。

2週間後

肌触りから変わったことが実感できました。

【医療広告ガイドライン限定解除要件】

◉治療内容:極細針を用い、皮膚浅層へゼオミン(30単位)を約1cm間隔で細かく注入。所要時間約1.5時間。

◉標準費用:94,050円(税込/施術料・初診料・麻酔料込/自由診療)

◉治療期間・回数:通常1回(経過良好なら再通院不要。効果持続は3〜6ヶ月程度)。

◉主なリスク・副作用:注入部位の赤み、腫れ、内出血、痛み、凹凸感、軽度の表情違和感。効果には個人差があります。


毛穴はシュッ、お肌はサラッ

皮脂分泌が原因の毛穴の開きにはボトックス(ゼオミン)を使った施術が第一選択。それはボトックス(ゼオミン)は毛穴が開く原因である皮脂の分泌を抑制するから。

毛穴がシュッとして、肌がサラッとする、肌の触り心地を実感して下さい。

思わず鏡を二度見してしまう新しい習慣。



(施術内容)
ドクターによる手打ち:ゼオミン(30単位)
*注入範囲:頬、口元





こんな方に

 

  • 1.頬の毛穴を撃退したい
  • 2.肌のテカリも抑えたい
  • 3.ついでに汗も抑えたい



スキンボトックス(30単位)

価格(税込) 
1回 88,000円


■麻酔料 2,750円別途


当院のスキンボトックスは、カウンセリングから施術まで、すべて院長(医師)が担当します。

単なる施術作業ではなく、その日の肌状態・部位ごとの反応を見極めながら調整する医療行為として行っているため、料金は「医師施術」を前提とした設定となっています。


*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。

その他の選択肢 ▶︎ リジュランボトックス



詳しくはこちら



毛穴治療:たるみタイプ

ダーマペン〜重度のたるみ毛穴に〜

施術前

70代女性
ダーマペン・スタンダードを3回行いました。

3回施術1ヶ月後

肌の質感が顕著に若返りました。ホームケアとしてレチノイド(ディフェリン)を併用しました。

【医療広告ガイドライン限定解除要件】

◉通常必要とされる治療内容:専用機器の微細な針で皮膚を刺激し、コラーゲン産生を促す治療。所要時間約1時間。

◉標準的な費用:145,750円(税込/3回分+初診料・麻酔料込/自由診療)

◉治療期間・回数:2〜4週ごとに計3回通院(期間約1〜2ヶ月)。

◉主なリスク・副作用:赤み、腫れ、ヒリつき、点状出血、皮むけ、乾燥(通常数日で改善)、一時的なニキビ悪化。

◉禁忌:活動性感染症、重度金属アレルギー、ケロイド体質、妊娠・授乳中の方など。


ずっと触れていたくなる毛穴レス肌へ

ダーマペンの微細な針が、肌の深部に確実に刺激を与え、コラーゲンを増やすことで肌にハリが生まれ、たるんだ毛穴が引き締まります。

エイジングによるたるみ毛穴の治療に最適です。


 

こんな方に

 

  • 1.たるみ毛穴
  • 2.肌が加齢とともにハリが失われ、小ジワが目立つ
 ダーマペン4 スタンダード
価格(税込)
1回 47,300円
2回セット 92,400円

 (施術内容)
❶ダーマペン4(ダームエデンPro導入)
❷ウーバーピール

■麻酔料 2,750円別途(2回セットは麻酔料込み)

料金に含まれるもの:完全ドクター施術

当院は看護師施術は行いません。ダーマペンは設定と当て方で結果もリスクも変わるため、 「診断」までできる医師が施術を担当します。 その分、価格には医師が責任を持って行う“施術設計・微調整・経過フォロー”が含まれています。

*ホームケアとして、ダームエデン美容液(別売り)の使用をお勧めします。



*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。

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レチノールピール 〜中等度のたるみ毛穴に〜

施術前

50代女性
肌の質感の向上を目指しました。

施術4回1ヶ月後

肌が滑らかになったことを実感されています。

【医療広告ガイドライン限定解除要件】

◉通常必要とされる治療内容:低出力プラズマ照射後に高濃度レチノイド製剤(YELLOW PEEL)を塗布。所要時間約1時間。

◉標準的な費用:144,100円(税込/4回分+初診料込/自由診療)

◉治療期間・回数:3〜4週ごとに計4回通院(期間約2〜3ヶ月)。

◉主なリスク・副作用:赤み、乾燥、皮むけ、つっぱり感、ヒリつき(数日〜1週間程度)。施術後は紫外線対策と保湿が必須。

◉禁忌:妊娠・授乳中の方、特定の皮膚疾患のある方。

◉未承認医薬品等:本施術の製剤は国内未承認であり、医師が個人輸入しています。国内に同等の承認医薬品はなく、重大な副作用は報告されていません。


ひと皮むけたら、本来の私

エイジングとともに目立ってきた「たるみ」毛穴の原因はもちろんエイジング。必要なのはエイジングケアです。

使うべきはレチノイドです。

レチノールピールは、強力なレチノイド作用で、毛穴の開いた古い皮膚から、若々しい毛穴の目立たない素肌へ導きます。


 

こんな毛穴の方に

 

  • 1.たるみ毛穴
  • 2.年齢とともに毛穴が目立ってきた



 レチノールピール
価格(税込) 
1回 35,200円


当院のレチノールピールは、カウンセリングから施術まで、すべて院長(医師)が担当します。

単なる施術作業ではなく、その日の肌状態・部位ごとの反応を見極めながら調整する医療行為として行っているため、料金は「医師施術」を前提とした設定となっています。



*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。




院長コラム

普通、ピーリングといえば、表皮の細胞間の結びつきを緩めて剥がすわけですが、レチノールピールは、細胞の代謝スピードを上げて、剥がすというより、古い皮膚を「捨てさる」感じ。スピーディーな真新しい素肌への切り替えを後押しします。

施術後、2、3日してから1週間程度軽く皮むけします。もちろんメイクはできますから、日常生活への影響は軽微です。



 

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毛穴治療:鼻

ネオジェンPSR(プラズマ)

施術前

40代女性
鼻は皮膚も厚く、治療の難しい部位です。

5回後1か月


治療の難しい鼻の毛穴も小さくなりました。

【医療広告ガイドライン限定解除要件】

◉通常必要とされる治療内容:表面麻酔後にプラズマ(窒素ガス)を照射し、皮膚再生を促す治療。所要時間約1.5時間(照射10〜15分+冷却)。

◉標準的な費用:182,050円(税込/鼻照射5回分+初診料・麻酔料込/自由診療)

◉治療期間・回数:1〜2ヶ月ごとに計4〜6回通院(期間約5〜10ヶ月)。

◉主なリスク・副作用:照射時の熱感・刺激、施術後の赤み、腫れ、乾燥、かさつき、皮むけ(数日〜1週間程度)。効果には個人差があります。


肌も服みたいに着替えられたらいいのに・・

古くなって傷んだ肌の「脱ぎ捨て」、それがリサーフェシング。

プラズマを使ったリサーフェシングなら、皮膚の表面を傷めず、内側から再構築を促すことや、プラズマに創傷治癒作用があることから、レーザーに比べダウンタイムが短く、また肌トラブルも少なくてすみます。

とくに鼻の毛穴治療には最適。鼻は皮膚が硬く注射もできないため、プラズマがファーストチョイスです。


 

 

こんな方に

 

  • 1.鼻の毛穴が目立つ
  • 2.ダウンタイムも大丈夫
  • 3.レーザー治療に挫折した



ネオジェン(鼻)価格(税込)
1回 33,000円


■麻酔料 2,750円別途


■施術内容 
❶プラズマ照射(30ショット)
❷クーリングパック

料金に含まれるもの:完全ドクター施術

当院は看護師施術は行いません。プラズマは設定と当て方で結果もリスクも変わるため、 「診断」までできる医師が施術を担当します。 その分、価格には医師が責任を持って行う“施術設計・微調整・経過フォロー”が含まれています。


*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。



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院長コラム  〜「いちご鼻」、「鼻の黒ずみ」〜


「いちご鼻」「鼻の黒ずみ」は、多くの方が悩む鼻の美容トラブルです。

黒ずみは“皮脂の酸化”と説明されがちですが、実際には角栓(角質と皮脂が混ざった詰まり)が毛穴にたまり、表面が空気に触れて黒く見えることがよくあります。

さらに、毛穴パックなどの強いケアで刺激が続くと、炎症による色素沈着や、産毛・毛穴の陰影で「黒ずみ」に見える場合もあります。

そのため、皮脂を取るだけのケアでは改善が続きにくく、毛穴周囲の角質が厚くなって詰まりやすい状態を整えることが大切です。

ご自宅のケアでは、グリコール酸などの角質ケア成分(AHA)やレチノイドが選択肢になります。

※刺激が出やすいので、低頻度から始め、保湿と日焼け止めを併用してください。

角質をケアするグリコール酸製剤 ▶︎ WiQo美容液フェイスフルイド




タザロテン(タズレットクリーム)

施術前

鼻の毛穴へのタザロテンの効果を検証しました。1日1回夜塗布しました。

4か月後

夜1回塗るだけの治療ですが、治療の難しい鼻の毛穴が整ってきています。

【医療広告ガイドライン限定解除要件】

◉通常必要とされる治療内容:1日1回夜、気になる部位に適量を塗布する外用治療。カウンセリング約30分。

◉標準的な費用:14,520円(税込/3本・約3ヶ月分+初診料/自由診療)

◉治療期間・回数:3〜6ヶ月(経過順調であれば通院不要)。

◉主なリスク・副作用:赤み、ヒリつき、皮むけ、乾燥、かゆみなどの刺激反応。効果には個人差があります。

◉禁忌:妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性がある方(当院では妊娠可能年齢の女性への処方は行っておりません)。


塗るだけの毛穴治療

タザロテンは、米国ではニキビと光老化の症状にFDAに承認されたレチノイドです。

日本でよく使われるトレチノインやディフェリンより作用が強く、「塗るだけの」ニキビ跡治療のエビデンスもあります。

 

 

 

こんな方に

 

  • 1.毛穴とともに肌の老化が目立つ
  • 2.できるだけスキンケアで改善を目指したい



タザロテン価格(税込)
0.1%クリーム20g 3,740円


*当院では妊娠可能年齢の女性に対しては販売しておりません。
*当院では保険診療は行っていません。全額自己負担になります。




院長コラム


従来、毛穴・ニキビ跡の治療といえばレーザーやダーマペンなどの施術が中心でした。これらは確実な効果が期待できる反面、ダウンタイムや通院の負担、そして費用面でのハードルがありました。

タザロテンは、毎日のスキンケアの延長で、自宅で毛穴やニキビ跡へのアプローチが可能という、外用療法の未来を切り拓く可能性を秘めています。



詳しくはこちら


*当院では妊娠可能年齢の女性に対してはタザロテンを販売しておりません。




毛穴のスキンケア

レチノイド 〜たるみ毛穴対策〜


レチノイドは毛穴の開きに対して有効性が示されている治療法です。



1 作用機序:

●コラーゲン産生の促進
●表皮ターンオーバーの正常化
●皮脂分泌の抑制
●毛包の角化異常の改善


2 臨床研究結果:

⚪️タザロテン0.1%クリーム:
24週間の使用で42%の患者で毛穴の改善が見られた(文献2)


⚪️トレチノイン0.025%クリーム:
90日間の使用で、毛穴のスコアが平均3.2から2.0に改善(文献3)


3 効果:
●皮膚の質感の改善
●毛穴の目立ちの軽減
●肌のきめの改善
●皮脂分泌の調整


4 使用上の注意:
●刺激反応に注意
●日焼け止めの併用が必須


5 長期使用の重要性:
●効果の発現には数週間から数ヶ月かかる
●継続的な使用で効果が持続・増強


レチノイドは毛穴の開きに対して多面的な効果を持ち、長期的な使用で有効性が高まります。ただし、個々の皮膚状態や副作用の発現に注意しながら使用する必要があります。

レチノイドの選び方・使い方はこちらから


*当院では妊娠可能年齢の女性に対してはタザロテンは販売しておりません。



ナイアシンアミド 〜皮脂づまり毛穴対策〜


◉ナイアシンアミドが毛穴の開きに対して有効であることは、臨床研究によって実証されています(文献4)。

◉皮脂や炎症をコントロールすることで「毛穴を目立たせにくくする」補助的成分として機能します。

医療機関専売高濃度ナイアシンアミド10%



よくいただくご質問

Q

なぜ毛穴は開くのですか?

A


1) 皮脂が出るから毛穴が開く!

皮脂の分泌量と毛穴のサイズは比例します。

2) 皮膚が老化して毛穴が開く!
毛穴周囲の皮膚の弾力が低下すると、毛穴が開きやすくなります。

3) 毛があるから毛穴が開く!
脱毛で毛穴も小さくなります。

その他
4)繰り返すニキビ
5)男性ホルモン
6)スキンケア
7)紫外線曝露
も毛穴の開きに影響を与えます。

Q

ボトックス(ゼオミン)はなぜ毛穴を閉じるのですか?

A


Botulinum toxin(ボツリヌス毒素)は、毛穴の縮小に効果があると示唆されています。その作用機序は以下のようなものです:


皮脂分泌の抑制:
1 主要な作用機序
⚪️ボツリヌス毒素は、アセチルコリン受容体をブロックする
⚪️皮脂腺にはニコチン性アセチルコリン受容体が存在する
⚪️これらの受容体がブロックされることで、皮脂腺の活動が抑制される
⚪️結果として皮脂分泌が減少し、毛穴の拡大を防ぐ

2 毛包周囲の筋肉弛緩:
⚪️ボツリヌス毒素の筋弛緩作用により、毛包周囲の微細な筋肉(立毛筋)が弛緩する
⚪️これにより毛穴の開きが小さくなる可能性がある


3 皮膚の微細な炎症の抑制:
⚪️ボツリヌス毒素には抗炎症作用がある
⚪️皮膚の微細な炎症を抑えることで、毛穴の拡大を防ぐ可能性がある


4 皮膚のリモデリング促進:
⚪️注射による微細な損傷が、皮膚の修復過程を刺激する
⚪️これにより、コラーゲンやエラスチンの産生が促進される可能性がある
⚪️結果として、毛穴周囲の皮膚が引き締まる効果が期待できる


5 発汗の抑制:
⚪️ボツリヌス毒素の主要な作用の一つ
⚪️過剰な発汗が抑制されることで、皮膚表面の湿度が適切に保たれる
⚪️これにより、毛穴の外観が改善される可能性がある


注意点:
1 効果の個人差:
●効果には個人差があり、全ての人に同じように作用するわけではない

2 一時的な効果:
●ボツリヌス毒素の効果は一時的で、通常3〜6ヶ月程度持続する

3 適切な投与量と技術:
●効果と安全性を最大化するためには、適切な投与量と注射技術が必要

4 副作用のリスク:
●まれに、局所的な腫れや痛み、非対称的な効果などの副作用が起こる可能性がある

結論として、ボツリヌス毒素は主に皮脂分泌の抑制を通じて毛穴の縮小効果を示すと考えられていますが、その他の複数の機序も関与している可能性があります。効果を最大化し、リスクを最小化するためには、経験豊富な医師による適切な施術が重要です。

 

Q

ビタミンCは毛穴の開きに有効ですか?

A

ビタミンCは直接的に毛穴を縮小させる効果は限定的ですが、間接的に毛穴の見た目を改善し、健康的な肌を維持するのに役立つ可能性があります。以下にビタミンCの肌への効果と、毛穴に関連する可能性のある作用を説明します:

ビタミンCの肌への効果:


1 コラーゲン合成の促進:

⚪️コラーゲン生成を刺激し、肌の弾力性を高める
⚪️これにより、毛穴周囲の皮膚がより引き締まる可能性がある



2 抗酸化作用:

⚪️フリーラジカルから肌を保護し、肌の老化を遅らせる

⚪️肌の全体的な健康を維持することで、毛穴の見た目を改善する可能性がある



3 美白効果:

⚪️メラニン生成を抑制し、肌のトーンを均一にする

⚪️色ムラを軽減することで、毛穴が目立ちにくくなる可能性がある



4 抗炎症作用:

⚪️炎症を抑制し、ニキビなどの肌トラブルを軽減する

⚪️結果として、毛穴の拡大を防ぐ可能性がある



5 皮脂分泌への影響:

⚪️一部の研究では、ビタミンCが皮脂分泌を調整する可能性が示唆されている

⚪️ただし、この効果については更なる研究が必要


ビタミンCと毛穴に関する注意点:



1 直接的な効果の限界:
ビタミンC単独で劇的に毛穴を縮小させる効果は期待できない
2 長期使用の必要性:
効果が現れるまでに時間がかかる場合がある
3 製品の選択:
安定性の高いビタミンC誘導体を含む製品を選ぶことが重要
4 濃度と pH:
効果を得るためには適切な濃度とpHの製品を使用する必要がある
5 他の成分との併用:
レチノイドやニアシンアミドなど、他の有効成分と併用することでより良い効果が期待できる
6 個人差:
効果には個人差があり、全ての人に同じように作用するわけではない


結論として、ビタミンCは直接的に毛穴を縮小させるわけではありませんが、肌の全体的な健康と外観を改善することで、結果的に毛穴の見た目を良くする可能性があります。最適な結果を得るためには、適切な濃度の製品を選び、継続的に使用することが重要です。また、総合的なスキンケアの一部としてビタミンCを取り入れることで、より効果的な結果が得られる可能性があります。



毛穴についてのX投稿

 

    •  皮脂(9)
      加齢とともに皮脂分泌量はピークから減り始めるが、皮脂腺自体は縮小するどころか大きくなる。皮脂腺細胞のターンオーバーが遅れることによる。加齢とともに毛穴が拡大する一因かも。

      (補足:加齢による毛穴拡大は、皮膚の弾性低下から説明することが多い。)
      Skin Pharmacol.Physiol.
      2012;25:227

 

    •  毛穴、開いてますが、何か!(1)
      毛穴の開きに関連するものとして
      ・性別
      ・遺伝
      ・年齢
      ・慢性の日焼け
      ・ニキビ
      ・皮脂分泌
      などが知られる。
      BJD
      2006;155:890

 

    •  毛穴、開いてますが、何か!(2)
      韓国で23~43歳の60人を対象に、性別、皮脂分泌量、年齢、ホルモン要因、ニキビと毛穴の開きとの関連を調査。関係が認められたのは、皮脂分泌量、性別、年齢で、とくに皮脂分泌量はもっとも影響が大きかった。
      (補足:毛穴に関する古典的な文献。)
      BJD
      2006;155:890

 

    •  毛穴、開いてますが、何か!(3)
      女性は生理周期により変動するが、排卵期にもっとも皮脂分泌量と毛穴の開きは増大した。
      BJD
      2006;155:890

 

    •  毛穴、開いてますが、何か!(4)
      韓国で20代、30代の男女60人を対象に、毛穴の開きの要因を検証したところ
      ・男性
      ・皮脂の分泌が多いこと
      ・弾力の低下(=加齢) だった。
      (補足:私は、1)毛、2)皮脂、3)エイジングと説明しています。)
      Skin Res Technol.
      2013;19:e45

 

    •  マイクロボトックス(26)~なぜ毛穴がしまる?
      皮脂腺や立毛筋(鳥肌を立たせる筋肉)への副交感神経の影響を抑えることで、交感神経優位となり、毛穴が小さくなる。
      J Cutan Aesthet Surg.
      2022;15(2):101-107

 



参考文献

 

1) The efficacy and adverse effects of treatment options for facial pores: A review article
Seyedeh Yasamin Parvar, et al.
J Cosmet Dermatol
2023 Mar;22(3):763-775



2) A multicenter, randomized, double-blind trial of tazarotene 0.1% cream in the treatment of photodamage
Sewon Kang, et al.
J Am Acad Dermatol
2005 Feb;52(2):268-74



3) Enlarged Facial Pores: An Update on Treatments
Joanna Dong, et al.
Cutis
2016 Jul;98(1):33-6



4) The clinical anti-aging effects of topical kinetin and niacinamide in Asians: A randomized, double-blind, placebo-controlled, split-face comparative trial
Pin-Chi Chiu et al.
J Cosmet Dermatol
2007 Dec;6(4):243-9

 

制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2026年9月29日)