スキンボトックス(マイクロボトックス)

ボツリヌストキシンがなめらかに引き締める

 
スキンボトックス(マイクロボトックス)は、従来のボトックスと異なりボツリヌストキシンを皮膚の浅い層に注入することで、毛穴の引き締めと肌のなめらかさを同時に実現する施術です。

毛穴の開きが気になる方、肌のハリやツヤを向上させたい方に適した施術です。スキンボトックス(マイクロボトックス)により、肌のキメが整い、メイクのノリも良くなります。

ダウンタイムも短く、施術後すぐに日常生活へ戻れるため、忙しい方でも負担なく受けていただけます。

毛穴レスでツヤのある若々しい肌を目指すなら、ぜひスキンボトックス(マイクロボトックス)をお試しください。

*使用する製剤は、厚生労働省承認のゼオミン(ゼオマイン)ですが、この施術は厚生労働省に承認された用法の範囲外です。



オリジナル美容モデル

施術前

30代女性
お悩みは頬の毛穴。

2週間後

肌触りから変わったことが実感できました。

施術前

30代女性
同じ女性の右側。

2週間後

口元からフェイスラインがスッキリと軽くなりました。

施術前

30代女性
頬から口元にかけてのボリューム感をターゲットにしました。

2週間後

スキンボトックスらしいナチュラルなタイトニング効果が見られます。



スキンボトックス(マイクロボトックス)の詳しい説明


スキンボトックス(マイクロボトックス)とは、ボツリヌス毒素を極小量の微小注射で皮内に注入する美容治療法のことを指します。主な特徴は以下の通りです:

  • 通常のボツリヌス毒素注射よりも希釈して使用する
  • 皮内または浅い皮下に多数の微小な注射を行う
  • 表情筋の表層のみに作用し、深部の筋肉機能は温存する
  • 自然な表情を維持しつつシワを改善する効果がある
  • 毛穴の縮小や皮脂分泌の抑制などの効果も期待できる
  • 顔のリフトアップ効果があるとされる


従来のボツリヌス注射と比べ、より自然な仕上がりが期待でき、副作用も少ないとされています。ただし、効果の持続期間は従来法より短い可能性があります。

技術的には難易度が高く、正確な注射技術が求められます。また、使用方法や効果に関してはまだ十分なエビデンスが確立されていない部分もあります。

 

スキンボトックス(マイクロボトックス)の誕生と発展


スキンボトックス(マイクロボトックス)の誕生と発展の経緯は以下のようになります:


1 従来のボツリヌス毒素治療の限界:

⚪︎1990年代後半から2000年代初頭にかけて、ボツリヌス毒素の美容目的での使用が広まりました。
⚪︎しかし、従来の筋肉内注射法では、時に不自然な表情や「凍った顔」のような副作用が問題視されました。

2 初期の概念:

⚪︎2000年頃、Dr. Woffles Wuが微量のボツリヌス毒素を皮内に注射する概念を考案しました。
⚪︎この技術は当初「mesobotox」と呼ばれていました。

3 技術の発展:

⚪︎2002年頃、Dr. Wuは「microbotox」という用語を使い始め、その技術を広めました。
⚪︎従来の方法より希釈した溶液を用い、多数の微小な注射を行う手法が確立されていきました。

4 科学的根拠の蓄積:

⚪︎2000年代後半から2010年代にかけて、microbotoxの効果や安全性に関する研究が進められました。
⚪︎皮膚の質感改善や毛穴の縮小など、従来のボツリヌス毒素治療とは異なる効果が報告されました。

5 適応の拡大:

⚪︎当初は顔面のシワ改善が主な目的でしたが、次第にフェイスリフト効果や肌質改善など、適応が拡大していきました。

6 技術の標準化:

⚪︎2010年代には、注射技術や希釈方法などが徐々に標準化されていきました。
⚪︎しかし、施術者によって手法に若干の違いがあるのが現状です。

7 現在の状況:

⚪︎現在では、microbotoxは従来のボツリヌス毒素治療を補完する手法として広く認知されています。
⚪︎ただし、長期的な効果や安全性に関しては、さらなる研究が必要とされています。


スキンボトックス(マイクロボトックス)は、より自然で全体的な若返り効果を求める患者のニーズと、より繊細で効果的な治療法を追求する医療者の努力から生まれた技術と言えます。その発展は、美容医療の進化を反映しています。




こんな方におすすめ

 

  • 1.頬に毛穴が目立つ
  • 2.一年中汗っかき、オイリースキン
  • 3.お顔のたるみが気になる




施術について

施術について


施術時間  : カウンセリングからで約1時間

麻  酔  : 表面麻酔

術後診察  : 不要

 

注意事項


入浴・洗髪  : 当日から可能

洗顔・化粧  : 当日から可能

飲酒・運動  : 当日から可能

 

治療スケジュール


3〜6ヶ月毎

 

施術を受けられない方


・ボツリヌス療法を受けてアレルギー症状が生じた方

・神経・筋疾患の方(重症筋無力症、ALSなど)
・妊娠、授乳中の方



施術の流れ

1 表面麻酔



2 注入


皮内注射専用の特殊な針を使って、細かく少量ずつボツリヌス製剤ゼオミンを注入します。

※自動注入器は使用しません。

3 施術終了後


メイクをしてお帰りいただけます。施術後日常生活の制限はありません。

 


 価格表

スキンボトックス(30単位)

価格(税込) 
1回 88,000円


■麻酔料 2,750円別途

*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。




さまざまなスキンボトックス


首の前面に膜状に広がる広頸筋。本来は首の表情筋ですが、顔にまで伸びて、口角や頬の脂肪を下向きに引っ張って顔のたるみの原因になっています。

広頸筋の作用をボツリヌス製剤ゼオミンで抑えれば、ナチュラルでリフトアップで、明るい表情を取り戻せます。




(施術内容)
・注射器での注入(注入範囲はロワーフェイス、顎下)
*40単位

 



こんな方に

 

  • 1.フェイスラインのたるみが気になる
  • 2.口元が重く見える
  • 3.首のバンドが目立つ



オリジナル美容モデル

施術前

50代女性
ロワーフェイスのもたつきを気にされていました。

施術2ヶ月後

アゴまわりがスッキリしたことを自覚されています。

施術前

70代女性
口元から首にかけてのエイジングサインがターゲット

施術1ヶ月後

首に目立っていたプラティスマバンドが軽快し、また口元の小ジワも減りました。

スキンボトックス・リフト(40単位)価格(税込)
1回
110,000円


■麻酔料  2,750円別途


*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。



スキンボトックス(マイクロボトックス)のリフトアップ効果


スキンボトックス(マイクロボトックス)のリフトアップ効果については、いくつかの研究結果と臨床経験から、一定の効果があると考えられています。ただし、その効果の程度や持続期間については、まだ議論の余地があります。


リフトアップ効果に関する主なポイント:


1 作用メカニズム:

⚪︎表層の筋肉繊維を選択的に弛緩させることで、深部の筋肉が相対的に強くなり、リフトアップ効果が生じると考えられています。
⚪︎皮膚の質感改善や水分保持効果も、リフトアップ感に寄与する可能性があります。

2 研究結果:
⚪︎いくつかの研究で、microbotoxによる顔の輪郭改善やフェイスリフト効果が報告されています。
⚪︎例えば、Wanitphakdeedechaらの研究(2016)では、58.66%の患者でフェイスリフト効果が観察されました。

3 効果が期待できる部位:

⚪︎眉毛のリフトアップ(ブローリフト)
⚪︎中顔面のリフトアップ(頬の上昇)
⚪︎フェイスラインのシャープ化
⚪︎首のたるみ改善

4 即時効果と長期効果:

⚪︎一部の研究では、注射直後からのリフトアップ効果が報告されています。
⚪︎長期的な効果は通常2-6ヶ月持続するとされていますが、個人差があります。

5 従来法との比較:

⚪︎通常のボツリヌス毒素注射と比較して、より自然なリフトアップ効果が得られるとする意見があります。
⚪︎ただし、効果の強さは従来法より控えめな場合もあります。

6 個人差:

⚪︎効果は患者の年齢、皮膚の状態、顔の構造などによって大きく異なります。
⚪︎若い患者や軽度のたるみの場合、より効果的とする報告もあります。

7 限界:

⚪︎重度のたるみや皮膚の弛緩には限界があり、手術的なリフトと同等の効果は期待できません。
⚪︎効果は一時的で、定期的な治療が必要です。

8 複合治療:

⚪︎フィラーやスレッドリフトなど他の治療法と組み合わせることで、より顕著なリフトアップ効果が得られる可能性があります。


結論として、スキンボトックス(マイクロボトックス)には一定のリフトアップ効果があると考えられますが、その効果は従来の手術的リフトほど劇的ではありません。たるみの状態に応じた治療計画を立てることが重要です。





額のシワの悩みでボトックスを受けたら、表情がなくなったり、重く感じられたりで、自分にはボトックスは合わないとあきらめていませんか?

スキンボトックスなら、眉の動きを止めずに、シワだけを少なくすることができます。



(施術内容)
・注射器での注入(注入範囲は額)
*10単位

 



こんな方に

 

  • 1.額のシワが気になる
  • 2.以前にボトックス治療を受けてコリゴリ
  • 3.自然な表情を保ちたい



オリジナル美容モデル

施術前

50代女性
通常の注入法では目が開きにくくなってしまいます。

1ヶ月後

眉を上げるようにお願いして撮影。眉は動きますが、シワは少なくなっています。

スキンボトックス・額(10単位)

価格(税込) 
1回 33,000円


■麻酔料 2,750円別途

*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。





顔がどんなに若々しくても、首や手には年齢が現れやすいもの。

首に縦ジワ、横ジワができる原因のひとつは、首の表情筋、広頸筋。だからこそ縦ジワ、横ジワにはマイクロトキシンが有効です。

(施術内容)
・注射器での注入(注入範囲は首)
*20単位

 



こんな方に

 

  • 1.力が入ると首の縦ジワが見える
  • 2.首の横ジワが目立つ

スキンボトックス・首(20単位)

価格(税込) 
1回 66,000円


■麻酔料 2,750円別途

*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。




よくいただくご質問

Q

ダウンタイム、リスク・副作用について

A


スキンボトックス(マイクロボトックス)の副作用は、従来のボツリヌス毒素注射と比較して一般的に軽度で頻度も低いとされていますが、以下のような副作用が報告されています:


1 一時的な副作用:

⚪︎注射部位の痛み、腫れ、発赤
⚪︎軽度の内出血やあざ
⚪︎頭痛(一時的なもの)

2 表情の変化:

⚪︎眉毛の非対称性
⚪︎軽度の眉下垂(通常のボツリヌス毒素注射よりも頻度は低い)
⚪︎目の開きづらさ(一時的)

3 皮膚関連:

⚪︎注射部位の乾燥感
⚪︎まれに、一時的な皮膚のつっぱり感

4 筋肉関連:

⚪︎意図しない筋肉の弱化(適切な技術で注射すれば通常は起こりにくい)
⚪︎まれに、首の動きにくさ(過剰に注射した場合)

5 アレルギー反応:

⚪︎非常にまれですが、ボツリヌス毒素やその他の成分に対するアレルギー反応

6 効果の不均一:

⚪︎注射技術によっては、効果が均一でない場合がある

7 感染:

⚪︎非常にまれですが、注射部位の感染

8 神経学的影響:

⚪︎極めてまれですが、神経学的な副作用(例:一時的な顔面麻痺)

9 心理的影響:

⚪︎期待した効果が得られない場合の不満足感

10 拡散関連:

⚪︎意図しない部位への毒素の拡散(適切な技術と希釈で最小限に抑えられる)

重要な点:
⚫️これらの副作用の多くは一時的で、数日から数週間で自然に改善します。
⚫️適切な技術と経験を持つ施術者による処置で、多くの副作用のリスクは大幅に低減されます。
⚫️従来のボツリヌス毒素注射に比べ、「凍った表情」のような不自然さは起こりにくいです。
⚫️患者の個別の状況(例:既往歴、薬物アレルギーなど)によって、リスクが異なる場合があります。


施術前の十分なカウンセリングと、熟練した施術者による適切な技術の使用が、安全で効果的なスキンボトックス(マイクロボトックス)治療の鍵となります。

Q

効果はどれくらいで現れますか?

A

ボツリヌス療法の作用は注入後すぐには現れません。2,3日してから変化が出始め1〜2週間で最大になります。

Q

効果のない人はいますか?

A

マイクロトキシンでは、たるみの原因となる筋肉の作用を弱めてリフトアップ効果をもたらします。下制筋の働き方には個人差があるので、効果にも個人差があります。

Q

効果が切れると、たるみが強くなりませんか?

A

ボツリヌス療法の効果が切れると筋肉は元通りの力に戻るだけで、前よりたるむことはありません。

Q

他のボツリヌス療法と一緒に受けられますか?

A

マイクロトキシンの注入部位ではない、他の部位へのボツリヌス療法は同時に受けられます。

Q

首ではどのような効果が期待できますか?

A

首でのボツリヌス療法は、プラティスマ・バンドといわれる縦に走る筋の治療から始まりました。

そのとき縦に走る筋だけでなく、首がスッキリする効果がもたらされることがわかりました。 広頸筋に力が入ると、顎と首のアングルがなくなりますが、広頸筋のとくに表層だけをボツリヌス製剤で力を弱めれば、クッキリとしたアングルができるようになります。「広頸筋効果」と呼ばれています。