青い鳥の糸リフト


「最近、顔のたるみが気になるけれど、手術はしたくない」──そんなお悩みをお持ちの方へ。

糸リフトとは、皮膚の下(皮下組織)に医療用の糸を入れて、加齢で下がってきた組織を本来あるべき位置へ「再配置」する治療です。たるみは皮膚だけの問題ではなく、内側の脂肪や靭帯の支えがゆるむことで起こります。糸リフトはこの「位置のずれ」に働きかけ、頬〜フェイスラインのもたつき、ほうれい線や口元の“影”を目立ちにくくします。

皮膚を切らずに行えるため、手術は避けたいけれど変化はほしいという方に選ばれています。施術直後から効果を実感でき、ダウンタイムも短く、日常生活への影響を最小限に押さえられます。糸の種類や本数、引き上げ方向はお一人おひとりの状態に合わせて調整し、自然な仵き上がりを目指します。



なぜ糸でリフトアップできるの?


糸リフトには、棘(コグ)付きの糸と棘なしの糸があります。

棘付きの糸は、糸の表面にある小さな棘が皮下組織に引っかかり、たるんだ組織を物理的に引き上げて固定します。さらに、糸の周囲には生体反応としてコラーゲンやエラスチンの産生が促進されるため、皮膚の弾力性が向上し、長期的なリフトアップ効果が得られます。

棘なしの糸は、皮膚の浅い層に糸を入れて“肌を内側から支える”発想の治療です。たるみを引き締めたい、小ジワをなめらかに見せたい方に向きます。




棘付き糸〜クロッキーリフト 美容モデル
*効果には個人差があり、同様の効果を保証するものではありません

施術前:50代女性

全体的なたるみにクロッキーリフト・トータルを行いました。

施術1か月後

頬、口周りに若返り効果を認めます。肌の質感も向上しています。

医療広告ガイドライン・限定解除要件

通常必要とされる治療内容:注射で部分的に麻酔してから特殊な針を用いて、クロッキーリフトの糸を8本ないし12本、お顔に挿入します。
・カウンセリングから治療終了までの時間:1時間半

標準的な費用:200,750〜271,150円
*ミドル・ロワーまたはトータルとして行った場合の費用+初診料+麻酔料

標準的な治療期間及び回数:通院は1回で、経過に問題が生じなければ、その後に通院治療の必要はありません。

デメリット・リスク・副作用:クロッキーリフトにもいくつかの潜在的なデメリットやリスクが存在します。これらを理解した上で施術をお受け下さい。

⚫️ 一時的な副作用: どのような医療処置にも副作用の可能性は伴います。クロッキーリフトの場合、以下のような一時的な症状が現れることがあります。
●腫れ、内出血、軽い痛み: 糸の挿入部位や糸が通る経路に沿って、腫れや内出血、鈍痛を感じることがあります。
●つっぱり感、引きつれ感: 皮膚が引き上げられることによる、つっぱり感や引きつれ感を感じることがあります 。
●口の開けにくさ: 一時的に口を大きく開けにくくなることがあります。
●皮膚の凹凸: 挿入部位近くにわずかな凹みやひきつれが見られることがありますが、通常は時間とともに馴染んでいきます。

これらの症状の多くは、通常1~2週間程度で自然に軽快していきます。

⚫️ まれなリスク: 頻度は低いですが、感染、神経への一時的な影響(しびれ感など)、糸の露出といったリスクもゼロではありません。経験豊富な医師による適切な手技と、術後のケア指示を守ることで、これらのリスクは最小限に抑えられます。

⚫️ 持続期間に限りがある: 効果の持続期間は長いですが、永久ではありません。糸は体内で自然に吸収されるため、効果を維持するためには、将来的にメンテナンス(追加施術など)を検討する必要がある場合があります。

⚫️ コスト: クロッキーリフトは美容目的の施術であり、公的医療保険が適用されない自由診療となります。費用は全額自己負担です。




棘なし糸〜スキャフォールド 美容モデル
*効果には個人差があり、同様の効果を保証するものではありません

2-施術前

50代女性
とくに口元のたるみを気にされていました。

2-施術1ヶ月後

(ほうれい線〜マリオネットラインに10本挿入)
お顔の中心部には糸リフトよりタイトニング系が効果的。

医療広告ガイドライン・限定解除要件

通常必要とされる治療内容:頬(ほうれい線)または口元(マリオネットライン)の治療では左右合わせて6本、頬(ほうれい線)と口元(マリオネットライン)の両方を治療する場合、左右合わせて12本、注射で部分的に麻酔してから特殊な針を用いて、スキャフォールドの糸を顔に挿入します。
*カウンセリングから治療終了までの時間:1時間

◉標準的な費用:198,550円(6本)〜257,950円(12本)
(本数分のスキャフォールドの料金+麻酔料+初診料)

◉標準的な治療期間及び回数:通院は1回で、経過に問題が生じなければ、その後に通院治療の必要はありません。

◉デメリット・リスク・副作用:スキャフォールドは多くのメリットを持つ一方で、いくつかのデメリットやリスクも存在します。

⚫️効果の持続期間に限りがある: PDO糸は約1年程度で体内に吸収されるため、リフトアップ効果は永続的ではありません。ただし、コラーゲン生成による肌質改善効果は、糸が吸収された後もある程度持続すると言われています。効果を維持するためには、定期的なメンテナンスが必要となる場合があります。

⚫️コスト: 美容目的の自由診療のため、健康保険は適用されず、全額自己負担となります。

⚫️副作用・リスク: 施術後に、腫れ、むくみ、内出血、痛み、つっぱり感、引きつれ感、挿入部位の違和感などが一時的に生じることがあります。通常は数日~数週間で自然に軽快しますが、まれに感染、炎症、糸の露出、皮膚表面の凹凸などが起こる可能性も否定できません。




こんなお悩みありませんか?


これらのお悩みは、加齢による皮膚や皮下組織のたるみが原因です。コラーゲンやエラスチンの減少により皮膚の支持力が弱まり、内側の脂肪や靭帯の支えがゆるむことで、重力によって顔全体が下埢していきます。


糸リフトは、こうしたたるみの原因に直接アプローチする施術です。物理的に組織を引き上げる、あるいは内側から支えて引き締めることで、HIFUやスキンケアだけでは難しい明確な変化を得ることができます。




糸リフトでできること・できないこと




青い鳥の糸リフト ─ 2つのアプローチ


当院では、たるみの状態やお悩みに合わせて、2つのアプローチをご用意しています。

たるみの種類や程度はお一人おひとり異なるからこそ、「引き上げる(リフトアップ)」「引き締める(タイトニング)」を使い分けることで、最適な結果を実現します。

リフトアップ(引き上げ)  〜クロッキーリフト〜


棘(コグ)付きの特殊な糸を使い、たるんだ組織を物理的に引き上げる施術です。糸の棘が皮下組織にしっかりと引っかかり、明確なリフトアップ効果を得ることができます。

頬〜フェイスラインのたるみ、ほうれい線、マリオネットラインなど、明らかなたるみが気になる方に最適です。

従来の棘付き糸(テスリフト、ボブリフト等)の技術を基にした最新の糸リフトです。より自然なリフトアップを実現します。


▶リフトアップの「糸」なら


 

 

タイトニング(引き締め) 〜スキャフォールド〜


12本の糸を編み込んだ特殊構造の糸を使い、皮膚を広範囲に引き締める施術です。網目状に織りなした糸が皮下で「足場」のように組織を支えます。


肌のハリ・引き締め、キメ、小じわ、ほうれい線やマリオネットラインの「影」をなめらかに見せたい方に向きます。変化は比較的自然で、少しずつ整っていくのが特徴です。

糸の周囲にコラーゲンが新たに生成されるため、糸が吸収された後も効果が持続します。


▶タイトニングの「糸」なら


 

 




組み合わせ治療で、さらに効果的に


「引き上げ(リフトアップ)」
「引き締め(タイトニング)」を併用することで、相乗効果が生まれます。


たとえば、フェイスラインのたるみが気になる方には、クロッキーリフトでフェイスラインを引き上げつつ、スキャフォールドで口元を引き締めることで、より自然で総合的な若返り効果を実現できます。

カウンセリングでお悩みを伺い、最適な組み合わせをご提案いたします。「自分にはどの施術が合うのかわからない」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。




糸リフトとHIFU・ヒアルロン酸の違い


たるみ治療は、「引き上げ(リフトアップ)」「引き締め(タイトニング)」で役割が異なります。それぞれの特徴を理解し、ご自身のお悩みに合った施術を選ぶことが大切です。




併用でさらに効果的に


糸リフトは他の施術と併用することで、相乗効果が期待できます。当院では以下のような組み合わせをご提案しています。


施術の順序や間隔については、カウンセリングでご相談ください。お悩みの状態やご希望に合わせて、最適な治療プランをご提案いたします。

▶糸リフトとの組み合わせ治療:


土台作り HIFU(ハイフ)

ボリューム形成でお顔の若返り ヒアルロン酸

皮膚の引き締め スキンボトックス




よくいただくご質問

Q

糸リフトはいつ頃から始まったのですか?

A

糸リフト(スレッドリフト)の歴史の主なポイントは以下の通りです:

◉90年代後半:ロシアの形成外科医Sulamanidzeらが、非吸収性の有棘糸(アプトスAPTOS)を開発し、初めて顔の引き上げに使用。

◉2000年代前半:WuがWOFFLES thread、IsseがEndo Progressive Face Lift Sutureなど、様々なタイプの非吸収性糸が開発される。
◉2000年代半ば:ContourThreadsやSilhouette Liftなど、FDA承認を受けた製品が登場。
◉2010年代:ポリジオキサノン(PDO)などの吸収性糸を素材とする製品が開発され普及。
◉2015年頃から:より持続性の吸収性糸(PLGA、PCLなど)が登場。
◉現在:さまざまな形状・素材の糸が開発され、単独または他の施術と組み合わせて幅広く使用されている。

このように、初期の非吸収性糸から、よりトラブルの少ない吸収性糸へと進化してきた歴史があります。現在も新しい糸の開発や手技の改良が続いています。

Q

棘付き糸の施術(クロッキーリフト、ボブリフト)はどんな人に向いていますか?

A
  • 1.フェイスラインのもたつきが気になってきた
  • 2.頬が下がって、顔が四角く見える・輪郭がぼやけて見える
  • 3.ほうれい線や口元の“しわ”というより「影」が濃くなったと感じる
  • 4.マリオネットライン(口元のたるみ)が気になる
  • 5.できるだけ切らずに、自然なリフトアップを目指したい
  • 6.HIFUやサーマクールだけでは物足りず糸の治療も検討したい
  • 7.できるだけ切らずに、自然なリフトアップを目指したい
  • 8.自分の骨格やたるみ方に合わせてオーダーメイドの糸リフトを受けたい
Q

棘なし糸(スキャフォールド、ショッピングスレッド)はどんな人に向いてる?

A
  • 1.小ジワ・キメの乱れをなめらかに整えたい
  • 2.ほうれい線や口元のマリオネットラインが気になる
  • 3.肌のハリ不足やゆるみ感(軽いたるみ)が気になってきた
  • 4.大切な予定に向けて、ナチュラルに肌印象を上げたい(※ダウンタイムの余裕がある方)
  • 5.強いリフトアップよりも、自然に若々しく見せたい
  • 6.HIFUやサーマクールの効果を、もう一段底上げしたい(併用を考えている)
  • 7.いきなり大きく変えるのは不安で、段階的に整える治療が合っている
Q

効果はどのくらい持続しますか?

A

⚪️糸リフトの効果の持続はおよそ1年程度です。

⚪️よく同じ吸収糸でも分解に時間がかかる糸を使うと糸リフトの効果も長く続くとされますが、実際はほとんど関係ありません。


⚪️糸リフトでは単にたるみに糸を挿入しているわけではなく、骨と皮膚を結ぶ支持靱帯に糸の棘(トゲ)を引っ掛けることで糸を固定して、持続的なリフトアップを可能にしているのです。

確かに効果が長続きしない人もいますが、それは多くの場合、うまく糸の棘(トゲ)が支持靱帯に引っ掛からなかった、または元々支持靱帯が未発達で棘(トゲ)が掛からないからと考えています。

⚪️1、2度行って効果が長続きしない場合は、糸リフトではなく他の治療を選択することをおすすめします。

Q

施術時の痛みはありますか?麻酔は使用しますか?

A

⚪️施術時の痛みを最小限に抑えるため、針の刺入部や糸が通る経路に局所麻酔を使用します。

⚪️痛みに敏感な方も安心して施術を受けられるよう配慮しています。

Q

糸リフトのリスクは?

A


糸リフトの主な合併症には以下のようなものがあります:


1 一時的な合併症

⚪︎腫れ、痛み、赤み(多くの場合数日で軽快)
⚪︎皮下出血、打撲(1-2週間程度で消失)
⚪︎違和感、つっぱり感

2 可視性の問題

⚪︎糸の透見(特に薄い皮膚の場合)
⚪︎皮膚の凹凸や非対称性
⚪︎ディンプリング(皮膚のくぼみ)

3 触知性の問題

⚪︎糸の触知(皮膚表面から糸が触れる)
⚪︎結び目や糸端の突出感

4 感染関連

⚪︎局所感染
⚪︎肉芽腫形成

5 神経関連

⚪︎一時的な感覚鈍麻や異常感覚
⚪︎まれに顔面神経麻痺(通常一過性)

6 糸の問題

⚪︎糸の移動や露出
⚪︎糸の破断
⚪︎非吸収性糸の場合、長期的な異物反応

7 効果に関する問題

⚪︎不十分なリフトアップ効果
⚪︎非対称的な結果
⚪︎過剰な引き上げによる不自然な表情

8 その他

⚪︎アレルギー反応(まれ)
⚪︎瘢痕形成(特にケロイド体質の場合)
⚪︎色素沈着

これらの合併症の多くは一時的で、適切な処置により改善します。しかし、重大な合併症を防ぐためには、経験豊富な医師による施術や術後のケアが重要です。また、施術を受ける方も術前の十分な理解、術後の指示遵守が必要です。

Q

施術後の注意事項はありますか?

A

⚫️施術当日は飲酒・運動・サウナをお控えください
⚫️施術部位への強い圧迫やマッサージは1ヶ月程度お控えください
⚫️大きく口を開ける動作は2週間程度控えめにして下さい
⚫️腫れや痛みが続く場合は、ご連絡ください

 

Q

失敗することはありますか?

A

⚪️糸リフトにもリスクはあります。

糸リフトは切らないたるみ治療として人気の施術ですが、医療行為である以上、リスクがゼロということはありません。まずはどのようなリスクがあるのかを正しく知っていただき、その上でご判断いただくことが大切だと考えています。

一般的に報告されている糸リフトのリスクには、以下のようなものがあります。

⚫️引きつれ感が長引く:施術後の引きつれ感は通常は1〜2週間で落ち着きますが、糸の種類や本数、挿入の深さによっては長引くことがあります

⚫️左右差が出る:お顔のたるみは左右で異なることが多く、それを考慮せずに左右同じ本数・同じ方向で挿入すると、仕上がりに差が出ることがあります

⚫️効果が期待ほど得られない:先に述べたように皮下の支持靱帯と糸の棘(トゲ)の関係や、皮下脂肪の量や皮膚の厚み、たるみの程度に対して糸の種類や本数が適切でない場合、十分なリフトアップが得られないことがあります。

⚫️肌表面の凹凸:糸の挿入位置が浅すぎる場合や、組織への定着が不十分な場合に、肌表面に小さな凹凸が生じることがあります


⚪️「失敗」の多くは「診断と設計」の問題です

当院での経験から言って、糸リフトの「失敗」と言われるケースの多くは、糸そのものの問題ではなく、施術前の診断と施術設計の問題です。

たとえば、お顔のたるみには「皮膚のたるみ」「脂肪の下垂」「骨格の影響」など複数の原因があり、それぞれに対して最適なアプローチが異なります。糸の種類・本数・挿入の方向・深さをお一人お一人のお顔の状態に合わせて正確に設計できるかどうかが、結果を左右します。

つまり、糸リフトの成否は「どの糸を使うか」よりも「誰が、どう設計して施術するか」にかかっていると考えています。


⚪️当院がリスクを最小限にするために行っていること

◉丁寧なカウンセリングと診断:お顔のたるみの原因を見極め、糸リフトが最適な施術かどうかをまず判断します。糸リフトよりも他の施術(HIFUやヒアルロン酸注入など)が適している場合は、その旨を正直にお伝えします。

◉お一人お一人に合わせた施術設計:たるみの原因・皮膚の厚み・皮下脂肪の量・ご希望の仕上がりを総合的に考慮し、糸の種類・本数・挿入の方向を個別に設計します。「何本入れればいい」という画一的な施術は行いません。

◉院長がすべての施術を担当:糸リフトはカウンセリングから施術まで、すべて院長が一貫して担当します。診断した医師と施術する医師が異なることによる認識のズレを防ぎます。

◉アフターフォロー体制:施術後の経過で気になる点があれば、いつでもご相談いただけます。万が一、修正が必要な場合の対応についても、カウンセリング時にあらかじめご説明します。 


当院では、「糸リフトをやるかどうか迷っている」という段階でのご相談も歓迎しています。お顔のたるみの原因を診察した上で、糸リフトが最適かどうかも含めて、率直にお伝えします。

Q

糸はレントゲンやMRIに写ったりしますか?

A

写りません。たとえ検査するとしても申告する必要もありません。

制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2026年4月1日)