ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は私のマストアイテム


ヒアルロン酸で給料1ヶ月分が吹き飛ぶなんて、あっていいはずがありません。ヒアルロン酸はお客様にとって「日常的」な施術のはず。


ヒアルロン酸の施術を受けていて、医師から2本目、3本目が必要と提案され、思わず頭の中で計算してパニクった経験ありませんか?

「注入量が多いほど、キレイに仕上がる」わけではありません。どうしてももっとボリュームが欲しければ、後日追加すればいいのです。来院が二度手間になりますが、冷静に判断できて、きっと後悔することも少ないでしょう。

施術中に支払いを想像して冷や汗をかくのはもう終わりにしましょう。

ヒアルロン酸は、満足の笑顔をはじけさせる注射。その笑顔を引きつらせてはいけないのです。


*本施術は、厚生労働省承認製剤を使用しますが、自由診療に基づき全額自己負担になります。





ご自分の今のメイクに満足していますか?

なりたい顔、見せたい(魅せたい)顔に近づける方法はメイクアップだけではありません。

ヒアルロン酸注入は、あなたの魅力を引き出すための「もうひとつのメイクアップ」です。


*本施術は、厚生労働省承認製剤を使用しますが、自由診療に基づき全額自己負担になります。


院長コラム 〜満足の笑顔を注入〜


ヒアルロン酸は、ボツリヌス療法とともに車の両輪となって、日陰の存在だった美容医療を陽の当たるところに引っ張り出した原動力になりました。

いつまでも気軽に受けられる日常的な施術であって欲しいし、また皆様の期待に応えられる施術として技術的に発展して欲しいと願わずにはいられません。

オリジナル美容モデル

1-施術前

目の下の「ハ」の字型に溝ができていることを気にされていました。

2-施術後

ヒアルロン酸の注入で「ハ」の字が解消され、目の下の「くま」も改善されました。

2-施術前

手の甲が痩せて、血管や筋が浮き彫りになっていました。

2-施術後

片側に1ccずつ注入しました。痩せ感が改善しています。



ヒアルロン酸リフト

院長コラム


ヒアルロン酸でほんとうにリフトアップできるのか?

たぶん多くの方が半信半疑でしょうし、私自身も最初は懐疑的に見ていました。

2015年頃アラガン社が開催したワークショップでのブラジル人医師Dr.デマイオのヒアルロン酸注入でのリフトアップ術の実演(実際の注入はDr.デマイオの指示通りに日本人医師が施行)を目の当たりにしたときは、なんだか信じられないものを見せられたような、催眠術にでもかかっているのかと思ったほどでした。

最初は、なぜリフトアップできるのか作用機序の説明がありませんでしたが、その後支持靱帯をヒアルロン酸のボリュームで支えることでリフトアップ効果が生じることが明らかにされました。



人の顔では、支持靱帯という顔面骨と皮膚表面を結びつけている組織があり、これが顔の形態を支えていますが、加齢とともに支持靱帯周囲の脂肪組織が減少する(痩せる)ことが「たるみ」の一因になっています。そこでヒアルロン酸で支持靱帯を支えることで、リフトアップ効果が生まれるというわけです(図1)。



アラガン社のライバルであるガルデルマ社も支持靱帯をメルクマールにした注入法TrueLiftメソッドを提唱しています。昨今のヒアルロン酸注入は、支持靱帯とは切っても切れない関係にあります(図2)。


 

(図1) 注入でリフトアップするワケ

(図2)頬骨周囲の支持靱帯と注入ポイント



オリジナル美容モデル

注入前

(50代女性)
目周りの痩せ、頬のたるみが目立ちます。
*目周りに両側でボリューマ1本注入

注入直後

若々しい頬の上縁を形成することで、ほうれい線も少しですが改善して見えます。
*ほうれい線には注入はしていません




こんな方におすすめ

 

  • 1.若々しい顔立ちを取り戻したい
  • 2.輪郭の痩せを改善したい
  • 3.ほうれい線が気になる
  • 4.目の下の凹み(やせ)を改善させたい



ベーシック・ヒアルロン酸

ベロテロ・ソフト


旧名の「エセリス」としても知られ、とても柔らかで細いシワへの注入でもスムーズに仕上がることから、「目元にはこれしか使わない!」という美容外科医も多いヒアルロン酸です。


《注入に適した部位》
  • 涙袋
  • 目まわりの小ジワ
  • 目の下
  • 口唇

ジュビダーム・ウルトラXC


ウルトラXCは、ほうれい線やマリオネットライン、目の下の痩せなどの注入に適しています。

ずいぶん前の話ですが、ほうれい線に注入して1週間後の状態を見る機会があって、肌質まで改善していて驚いた経験があります。以来ヒアルロン酸と言えばジュビダームと信頼を寄せています。

*ジュビダーム・シリーズは、厚生労働省承認製剤です。




《注入に適した部位》
  • ほうれい線
  • マリオネットライン
  • 目の下

ジュビダーム・ウルトラプラスXC


ジュビダーム・ウルトラプラスXCは、若々しい頬や輪郭を形成するのに役立ちます。


ヒアルロン酸注入で失われたボリュームを補充して、頬や輪郭を若返らせる注入法は、クリニックを開設する前に勤務していたオザキクリニックで身につけたテクニックです。


*ジュビダームシリーズは厚生労働省承認製剤です。

《注入に適した部位》
  • 頬(ゴルゴライン)
  • 輪郭(横顔の痩せ)
  • コメカミ



プレミアム・ヒアルロン酸の紹介

ボルベラXC


プレミアムシリーズはいずれも、アラガン社のVYCROSS技術に基づいて作られたヒアルロン酸です。

ボルベラは、初めて使用したとき、あまりにスルスルと注入できるので驚きました。この柔軟性のおかげで滑らかに仕上がります。柔らかな製剤ですが、9ヶ月から1年という長期間持続します。

*ジュビダームシリーズは厚生労働省承認製剤です。

《注入に適した部位》
  • 涙袋
  • 目まわりの小ジワ
  • 目の下
  • 口唇

ボリフトXC


ボリフトXCは、ジュビダーム・ウルトラXCよりワンランク上位に位置づけられた製剤です。

施術者からすると、ほんとうに注入しやすいヒアルロン酸。滑らかで周囲になじみやすく、それでいて確かなボリューム効果。ボリフトを使っていると、もしかしたら自分は注入の名手ではないかと錯覚しそうになります。

*ジュビダームシリーズは厚生労働省承認製剤です。

《注入に適した部位》
  • ほうれい線
  • マリオネットライン
  • 目の下


ボリューマは、中顔面(頬)、顎、コメカミのボリュームを増大する目的での使用で、初めて厚生労働省から承認されました。

ヒアルロン酸でありながら、「2年の持続」ってすごくないですか? 未承認製剤ならハッタリで何年とでも言えますが、ボリューマはれっきとした厚生労働省承認製剤。きちんと臨床試験で結果を出して、お上に「2年の持続」を認めさせたわけですから、製造元のアラガン社には素直に敬意を表したいと思います。


*ジュビダームシリーズは厚生労働省承認製剤です。

《注入に適した部位》
  • 頬(ゴルゴライン)
  • 輪郭(横顔の痩せ)
  • コメカミ

 

 

施術について

施術について


施術時間  : カウンセリングを含め約30分
麻  酔  : なし
術後診察  : 不要

注意事項


入浴・洗髪  : 当日から可能

洗顔・化粧  : 当日から可能

飲酒・運動  : 当日から可能

治療スケジュール


美容効果を持続させるために、6ヶ月〜1年毎の継続的な注入をおすすめします。


ヒアルロン酸注入を受けられない方


妊娠、授乳中の方

施術手順

1 カウンセリング


初めて施術を受ける方には、ご不明、ご不安な点を徹底的にカウンセリングで解消するよう心がけています。安心して施術を受けていただくことは、最も有効な痛み対策です。

2 注入部位を冷却


定期的に続けていただく施術だからこそ、痛みを軽くする工夫が欠かせません。注入前には冷却装置でクーリングを行っています。

3 ヒアルロン酸注入


ヒアルロン酸注入でもっとも多いトラブルは内出血で腫れや青アザの原因になります。またもっとも重症なトラブルは非常にまれですが、ヒアルロン酸が血管が詰まる塞栓症です。どちらにも血管を傷つけないよう先端が丸くなったカニューレを使うことが有効な対策です。当院では可能なかぎりカニューレを使用して注入しています。

4 施術終了後


施術後、メイクも可能です。
気になる事があれば何でもご相談下さい。



価格表

ベーシック・ヒアルロン酸
価格(税込)
ジュビダーム・ウルトラXC
ほうれい線、目の下、額
1本(1.0ml)57,200円
ジュビダーム・ウルトラプラスXC
頬、横顔の痩せ、顎
1本(1.0ml)57,200円

 

プレミアム・ヒアルロン酸
価格(税込)
ジュビダーム・ボルベラXC
口唇、涙袋、目周りの小ジワ
1本(1.0ml)92,400円
ジュビダーム・ボリフトXC
ほうれい線、目の下、額
1本(1.0ml)92,400円
ジュビダーム・ボリューマXC
頬、横顔の痩せ、顎
1本(1.0ml)92,400円

 

ヒアルロン酸その他
価格(税込)
手の甲ヒアルロン酸(2ml) 107,800円
ヒアルロニダーゼ 1部位
(ヒアルロン酸分解注射)
*注入手技料はかかりません
41,800円


■注入手技料別途  3,300円

■手の甲ヒアルロン酸注入は麻酔料 3,850円別途

*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。



よくいただくご質問

Q

ヒアルロン酸注入のリスクについて

A


ほとんどの方でダウンタイムは必要ありません。

リスク・副作用について
1)内出血(腫れ、青アザ)
2)凹凸
3)アレルギー(まれ)
4)動脈塞栓症(まれ)


もっとも多いトラブルは内出血です。腫れや青アザを作ります。冷却してからカニューレを使用して注入することで内出血対策としています。

内出血してもたいていの場合メイクでカバーすることができます。ただし青アザとなって広がることもありますので大切なご用事が控えているさいは、ご用事がすんでから施術をお受け下さい。

その他、ごくまれですがアレルギーや動脈塞栓症のリスクがあります。アレルギーが疑われる場合には、ヒアルロン酸を溶解するなど処置をすることがあります。塞栓症は解剖学的な動脈の走行部位を避けることでほとんど回避できます。

Q

凸凹になることがあると聞きました・・

A

注入直後にはなくてもあとで気づくこともあります。

原因としては体内で水分を吸収してヒアルロン酸のボリュームが増えたり、まばたきや表情によってヒアルロン酸が偏ることなどが考えられます。

ほとんどの場合マッサージすることで直せます。我慢されずにご連絡下さい。

Q

量り売りはしていますか?

A

「量り売り」とはヒアルロン酸注入の料金を0.1mlあたりで決めることですが、当院では製剤1本をお買上いただき、施術に使用しています。「量り売り」は行っていません。

Q

注入量の目安は?

A


原則としてヒアルロン酸製剤1本(1cc)でご満足いただける注入を心がけています。2本以上使う場合はあらかじめ十分にご説明いたします。

Q

他院で注入していますが、同じ部位に注入してもらえますか?

A

もちろん注入いたします。

クリニックが替わると注入するヒアルロン酸の製剤が異なる場合もありますが、特に問題ありませんので前医へのお問い合わせは必要ありません。

Q

痛いですか?

A

当院では痛みの軽減に最大限配慮しており、他のクリニックより痛みの少ない施術になっていると自負しています。実際痛みを心配されて当院を選ばれるお客様も数多くいらっしゃいます。

Q

治療後に気をつけることはありますか?

A

注入部を強く圧迫することは避けて下さい。メイクでのマッサージは問題ありません。

《激しい運動について》
内出血を誘発する恐れがあり施術当日はしないで下さい。

《レーザー治療について》
施術から1~2週間経てば問題なく行えますが、各クリニックで決めた独自のルールがあるのでお問い合わせ下さい。

Q

ヒアルロン酸は何からできていますか?

A

2種類の糖が交互に連結した直線上の高分子化合物です。生体内では最終的に二酸化炭素と水に分解されます。


美容医療に足を踏み入れたのは、ちょうどヒアルロン酸が美容医療に導入され始めた頃で、私の美容外科医としてのキャリアは、「ヒアルロン酸」の歩みに重なります。あれから15年以上経ちましたが、美容医療が今日のように皆様に認知されるようになった原動力が「ヒアルロン酸」だったことは、紛れもない事実です。


なぜ、ヒアルロン酸注入がここまで皆様に愛されたかといえば、やはり手軽に受けられ、効果がわかりやすいことが挙げられるでしょうが、実は、医師からも愛されている施術と言えます。というのも施術を行い、ご満足いただけたときのお客様の笑顔を見ることは、医師にとってもやりがいが感じられる瞬間であり、診療を続けていく気持ちの支えになるからです。

そんな美容医療の主役の一人と言える「ヒアルロン酸」ですが、その役割は徐々に拡大しています。大きく3つの段階に分けることができます。

第1段階 シワ治療
第2段階 ボリューム・アップ
第3段階 リフトアップ


第1段階
私が美容医療に足を踏み入れた2001年当時は、ヒアルロン酸が美容医療の現場で広がり出した頃でした。その頃のヒアルロン酸は、ほうれい線、マリオネットライン、目周りの小ジワなどシワを主な治療対象にしていました。

第2段階
2007年に私はオザキクリニックに移りましたが、その頃からボリュームを増やすためのヒアルロン酸注入が行われるようになりました。たとえば加齢とともに目周りから頬にかけて痩せが進行しますが、その頬で減ったボリュームをヒアルロン酸注入で補って若々しい輪郭を取り戻すという治療法です。

第3段階
2015年からヒアルロン酸製剤ジュビダームを製造販売アラガン社は、ブラジル人医師Dr.デマイオを招聘し、ヒアルロン酸による若返り注入法「ビスタシェイプ」の展開を始めました。とくに目を引いたのが、ヒアルロン酸注入によるリフトアップ効果。Dr.デマイオの指示通りに、今まで考えたこともなかった頬骨から頬骨弓部(目尻わき)へ注入すると、頬や口元がリフトアップするのを目の当たりにして衝撃を受けました。

最初は、効果の機序の説明がされなかったこともあり、半信半疑でしたが、その後支持靱帯をヒアルロン酸のボリュームで支えることでリフトアップ効果が生まれることが明らかにされました。

人の顔では、支持靱帯という顔面骨と皮膚表面を結びつけている組織があり、これが基本的な形態を支えていますが、加齢とともに支持靱帯周囲の脂肪組織が減少する(痩せる)と支持靱帯が下がってしまい、「たるみ」の一因になります。そこでヒアルロン酸を支持靱帯を支える位置に注入することで、支持靱帯を元の高い位置に戻すことで、リフトアップ効果が生まれるというわけです(図1)。

アラガン社のライバルであるガルデルマ社も支持靱帯をメルクマールにした注入法TrueLiftメソッドを提唱しています。昨今のヒアルロン酸注入は、支持靱帯とは切っても切れない関係にあります(図2)。


最初、シワ治療として始まったヒアルロン酸注入が、その後ボリューム形成、さらにリフトアップ術にまで使われるようにりました。今では厚生労働省承認の製剤もあり、また製剤の多様化も進んでいて、これからもフィラー(注入剤)の中で中心的な存在であり続けることでしょう。