Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザー


Qスイッチレーザーは、シミ、アザなど色素斑の治療に使われるレーザーです。お肌のメラニン色素を選択的に破壊するのに最適なパルス幅(レーザー照射時間)を持ちます。中でもルビーレーザーは、もっとも「切れ味鋭い」シミ・アザ治療ができます。


 院長コラム1 やはり・・ルビーレーザーが欲しい

Qスイッチレーザーにはいくつか種類がありますが、メラニン色素への吸収率、波長による皮膚深達度の違いを考えると、シミ・アザ治療にはルビーレーザーが最適です。

ただし、最近はいわゆるレーザートーニングの流行もあって、Qスイッチヤグレーザーを導入している施設の方が多くなっています。ルビーレーザーの機器はメンテナンスに手がかかることも敬遠される理由でしょう。

しかし、あくまでベストな治療を追求してルビーレーザーにこだわりました。

 

 

フラクショナルQスイッチルビー

テープのいらないシミ取りレーザー


クアンタ社製Qスイッチルビーレーザーの特徴は、通常のスポット照射に加え、フラクショナル照射も可能なこと。

これまではシミをレーザーで治療すると、1〜2週間テープを貼って照射部位を保護しなければなりませんでしたが、フラクショナル照射で治療すればテープ保護は必要ありません。

回数はかかりますが、日常生活に影響することなく、お顔から少しずつメラニン色素を取り除くことができます。


 

 

お顔の過剰なメラニン色素を少しずつ削り取る

ルビートーニングとは、Qスイッチルビーレーザーをフラクショナル照射にして、低出力、マルチパス(同じ部位を複数回照射)で行う治療法のこと。

お顔全体に照射して、過剰にたまったメラニン色素を少しずつ取り除きます。ソバカス、日光黒子、肝斑、ADM(後天性真皮性メラノーシス)などが混在して、お顔のメラニン色素が過剰になっている方に特におすすめします。お顔全体を少しずつ白く、明るくしていく治療法です。

 

 

クアンタ製 Q-Plus R

Q-Plus Rの特徴

特徴1 きめ細かなフラクショナル照射が可能

フラクショナル照射が可能なQスイッチルビーレーザーは他にもありますが、それらは1度の照射で20%以上の皮膚にレーザーが照射されてしまいます。

クアンタ社のQ-Plus Rでは1回の治療での照射範囲は5%です。きめ細かなフラクショナル照射が可能です。

特徴2 均一なトップハット型

クアンタ社独自のOptibeamハンドピースが均一なトップハット面を実現しています。




 

 

特徴3 ルビーレーザで世界最速3Hz発振

これまでのQスイッチルビーレーザーでは、1秒間に繰り返し照射できるのは2回、つまり2Hzが限界でした。クアンタは3Hzという高速レーザー発振を実現しました。迅速で効率的なレーザー治療ができます。

レーザーの治療原理


レーザーはターゲットに選択的に吸収され、そこに熱を発生させます。そのとき一定の時間より短い時間で急速に熱を発生させると、熱が周囲に広がる間もなくターゲットは高温化して破壊されてしまいます。ターゲットごとに定まる、この一定の時間のことを「熱緩和時間」と呼びます。

レーザー治療の原則は、ターゲットの熱緩和時間以下でレーザーを照射し、周囲組織にダメージを与えずターゲットのみを破壊することです。

シミ・アザの治療では、ターゲットはメラニン色素です。メラニン色素の熱緩和時間は50nsecですから、それより短時間で照射できるレーザー、すなわちQスイッチレーザーを使います。(クアンタ製 Q-Plus Rの照射時間(パルス幅)は30nsecです。)

今では、さらに照射時間の短いピコ秒レーザーも登場していますが、シミ・アザに対しては、Qスイッチレーザーで必要十分といえます。

 

 

院長コラム2 Q-Plus Rを選んだ理由

シミ治療のできるレーザー機器の導入は、クリニック開設以来つねに頭の中にありました。美容皮膚科を標榜しながら、本格的なシミ治療ができないことに引け目を感じていたからです。

それが、なぜ導入が遅れたかというと、日本人のシミ・アザ治療にはQスイッチルビーレーザーが最適だと思いながら、目新しい機器が見当たらなかったからです。他のクリニックと同じ施術しかできないのなら、後追いで導入する必要性は感じられません。


クアンタ製のQ-Plus Rは、もちろん通常のスポット照射もできますが、一番の特徴はフラクショナルで Qスイッチルビーレーザーを照射できることです。それによってお客様にダウンタイム不要のシミ・アザのレーザー治療を提供できるようになりました。そのことが導入の決め手になりました。

 

 

こんな方におすすめ

  • 1.ダウンタイムを心配せずシミ・アザを治療したい方
  • 2.色黒、くすみを治療したい方
  • 3.お肌の白さを追求したい方

 

 

レーザー治療のリスクについて

1)炎症後色素沈着
2)色素脱出(白斑)
3)瘢痕形成
4)テープかぶれ(色素沈着)
5)アートメイク(化粧刺青)への照射による色調の変化


1)炎症後色素沈着

レーザー照射に伴う炎症のために色素沈着が生じやすく、一時的には元のシミが再発したように、または増悪したように見える時期があります。通常、治療後1ヶ月をピークとして、6ヶ月から1年で消退していきます。このリスクを少しでも減らすために治療後のテープ保護、紫外線防御をお願いしています。炎症後色素沈着には治療は行いませんが、早期に改善をご要望の方には、別途外用剤の使用をおすすめしています。

 

2)色素脱出(白斑)
色素脱出とは皮膚の色が通常より白く見える状態を言います。色素脱出を認めた、または疑われた部位へは、それ以上のレーザー照射は行いません。色素脱出は、通常6ヶ月ほどで、元の肌の色に戻ることもありますが、一度生じた色素脱出は戻らないこともあります。

 

3)瘢痕形成
強い出力で照射する刺青治療のさいに生じることはありますが、通常のシミ・アザの治療で生じることはほとんどありません。

 

4)テープかぶれ(色素沈着)
レーザー治療後に照射部位はテープ保護しますが、テープにかぶれ、赤み、かゆみ、色素沈着などが生じることがあります。症状が出ましたら、ご連絡下さい。

 

5)アートメイク(化粧刺青)への照射による色調の変化
アートメイク(化粧刺青)がされている部位にレーザーを照射すると、思わぬ色調の変化(多くは黒色化)が生じることがあります。アートメイク(化粧刺青)をされている方は必ず申告して下さい。

 

 

 

施術について

施術について


施術時間  : カウンセリング、麻酔を含め60分程度
*照射範囲によって異なります

麻  酔  : 表面麻酔または局所麻酔
術後診察  : スポット照射では1〜2週後に再診

 

注意事項


入浴・洗髪  : 当日から可能 

洗顔・化粧  : 当日はメイクは控えて下さい

飲酒・運動  : 当日から可能

 

治療スケジュールについて


スポット照射で2回目の治療が必要なときは3〜6ヶ月の間隔をあけて行います。フラクショナル照射(ルビートーニング)は4週間隔で、8~12回の治療を推奨しています。

 

施術を受けられない方

 

  • 1.日焼けをしている、あるいは日焼けをする予定のある方
  • 2.治療部位に傷や化膿、感染性の皮膚疾患がある方
  • 3.光増感剤(光線過敏症を引き起こす可能性のある薬品)を服用している方
  • 4.金の糸が入っている方
  • 5.妊娠、授乳中または妊娠の可能性のある方

*その他ご不明な点があれば、お気軽にご相談下さい。

 

 

施術の流れ

1 カウンセリング



2 麻酔


照射範囲には表面麻酔のクリームを塗ります。アザのスポット照射では局所麻酔を行います。

3 照射


照射時間はスポット照射で5〜10分。お顔全体のルビートーニングでおよそ20分です。

4 クーリング


施術後、照射部位を冷却します。

5 施術終了後


ノーメイクでお帰りいただきます。紫外線対策のため帽子やサングラス、日傘などをご持参下さい。照射範囲によってはスカーフやマスクなどもご準備下さい。

照射部位は、こするなどの外的刺激は極力避け、また紫外線からしっかり防御することが必要です。注意事項は、スポット照射、フラクショナル照射でも異なります。お帰りのさいにご説明します。


 

 

価格表

Qスイッチルビーレーザー
価格(税抜)
スポット照射/フラクショナル照射 〜4mm
8,000円
スポット照射/フラクショナル照射 5〜7mm 14,000円
スポット照射/フラクショナル照射 8mm〜 22,000円/cm

■麻酔代  2,500円
■消費税別途

ルビートーニング(全顔)
価格(税抜)
1回 30,000円
4回コース 108,000円

■消費税別途

 

 

よくあるご質問(Q&A)

Q

フラクショナルレーザーとはどんなレーザーですか?

A

普通のレーザーをホースから出る水とするとフラクショナルレーザーはシャワーに例えることができます。細かなレーザービームの束で照射することで、シミ・アザを「面」ではなく「点」で治療します。

レーザーでダメージを受けた皮膚は、「点」の方がはるかに早く治ります。そのためダウンタイムが短縮され、熱傷、色素沈着などのリスクも減少させることができます。

Q

肝斑は治療できますか?

A

 現状では肝斑の根本治療は存在しません。レーザーができることは少しでも肝斑の色味をうすくすること。その目的で「レーザートーニング」と称されるQスイッチヤグレーザーを使用した低出力、反復照射のレーザー治療が行われています。

フラクショナルQスイッチルビーレーザーでは、「レーザートーニング」と同じではありませんが、低出力にして、マルチパス(同じ部位を複数回照射)で照射することで、肝斑治療に使うことができます。このような照射法を、「ルビートーニング」と呼んでいます。

 

 

Q

フラクショナルQスイッチルビーレーザーはどのような人に最適ですか?

A

フラクショナル治療が最適なのは、小斑型の日光性色素斑(ソバカスのように小さな日光性色素斑が多数散在するタイプ)でお悩みの方です。

シミを一度に通常のレーザー治療を行っていたら、顔中テープだらけになってしまいますし、数個ずつ治療していたらいつまでたっても治療が終わりません。フラクショナルQスイッチルビーレーザーで治療すれば、テープを貼る必要はないので、これまで通りの生活を続けながら、少しずつ治療できます。回数はかかりますが、治療効果を実感しながらですから続けやすいでしょう。

また、肝斑も日光性色素斑も色素沈着も混在して、全体的にお顔のメラニン色素が多いという方にもおすすめします。肝斑や色素沈着は通常のスポット照射を行うとかえって色が増悪してしまうことが知られています。

フラクショナルQスイッチルビーレーザーを使えば、肝斑や色素沈着には低出力で、日光性色素斑にはより高出力で照射と、出力を使い分けて治療をすすめ、肝斑や色素沈着をコントロールしながら、日光性色素斑をうすくしていくことができます。

 

Q

ルビートーニングとはどういう治療ですか?

A

低出力にして、マルチパス(同じ部位を複数回照射)で照射することで、肝斑や色素沈着の治療に使う照射法を、「ルビートーニング」と呼んでいます。いわゆるレーザートーニングを意識したネーミングですが、レーザートーニングのように「中空で流すように」照射するのではなく、お肌に接触させて一部位、一部位正確に照射するので、ずっと精密な照射法です。

 

Q

これでもう光治療はいらなくなるのでしょうか?

A

メラニン色素を減らすということにおいては、光治療は Qスイッチルビーレーザーにはまったく歯が立ちません。しかし、光治療の目的はそれだけではありません。光治療はレーザーのように単一波長ではなく、幅広い波長から成っています。そのためメラニンにも赤みにも効果がありますし、お肌にハリが出たりと一般的な美肌効果が高いのです。大切なことは目的に合った治療の選択と言えるでしょう。

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