◉WiQoナリシング保湿クリームは、イタリア製医療グレードの保湿クリームです。

◉PRX-T33などのバイオリバイタリゼーション治療後の必須ケア製品として開発されましたが、単独での日常保湿ケアとしても優れた効果を発揮します。

◉14%という高濃度のシアバターを配合し、ビタミンA・E、エキナセア抽出物、植物オイル複合体などの有効成分が、肌のバリア機能を回復し、深い保湿を実現します。

◉敏感肌や反応性の高い肌でも安心して使用できます。

特に推奨される方：

◉マッサージピールやその他のピーリング治療を受けた方：施術後ケアとして必須。治療の成功と快適な回復に直結します。
◉極度の乾燥肌の方：通常の保湿剤では満足できない、深刻な乾燥やつっぱり感に悩む方。
◉肌バリアが損なわれている方：環境ダメージ（寒さ、風、紫外線）、加齢による乾燥、反復的な美容治療による敏感化。
◉敏感肌・反応性肌の方：刺激の少ない医療グレード製品を求める方。
◉アンチエイジングに取り組む方：コラーゲン生成サポートと抗酸化保護を求める方。
◉他の美容治療の効果を延長したい方：フィラー、ボトックス、レーザー治療後のメンテナンス。

カウンセリングで肌状態を評価し、最適な使用方法をご提案します。

シアバター（14%）：高濃度配合の主要保湿成分。深い栄養補給と肌の弾力性向上、抗酸化作用により、肌表面に保護膜を形成します。

ビタミンE（トコフェリルアセテート）：強力な抗酸化物質として、フリーラジカルのダメージを防ぎ、光老化から肌を保護します。

ビタミンA（レチニルパルミテート）：コラーゲン生成を促進し、肌のトーンと弾力性を改善する優しいレチノール誘導体です。

エキナセア抽出物：抗炎症作用があり、肌の天然ヒアルロン酸の分解を防ぎ、鎮静効果をもたらします。

植物オイル複合体（ホホバ・小麦胚芽・グレープシード）：人間の皮脂に最も近い保湿バランスを提供し、軽やかに吸収されます。

14%(メーカー発表ではなく、米国公式流通サイトで表記）と非常に高濃度に配合されており、これが医療グレード製品としての差別化要因です。治療後の傷ついたバリア機能を迅速に回復させる必要があるため、高濃度に配合しています。

シアバターの効果

1 保湿機能
シアバターはエモリエント（柔軟化）作用とオクルーシブ（皮膚表面に膜を作り水分蒸発を防ぐ）作用を持ち、トランスエピダーマル水分損失（TEWL）を減少させ、皮膚の潤いを保ちます


2 バリア機能の改善
⚪️角質の脂質構成に類似した脂肪酸を含み、皮膚バリアの脂質層再構築を助ける作用が示されています。
⚪️実際、慢性乾燥肌やアトピー性皮膚炎患者の皮膚において、使用後にバリア機能の改善（TEWLの低下）が報告されています。


3 抗炎症作用
軽度の皮膚炎・日焼け後の炎症を抑える効果が期待できます


4 抗酸化作用
シアバターに含まれるビタミンE・カロテノイド・フェノール類が酸化ストレスから皮膚を守る抗酸化作用を発揮します。


5 安全性
⚪️一般的に非刺激性・非コメドジェニックとされ、アトピー性皮膚炎児への外用でも安全性が確認されています。
⚪️ただし天然ナッツ由来であるため、ナッツアレルギー患者ではパッチテストが推奨されます。

エキナセアはこのクリームの重要な特徴的成分です。

主な機能：
①抗炎症作用：施術後の炎症を鎮め、敏感・反応性の高い肌を落ち着かせます。
②天然ヒアルロン酸の保護：肌に元々存在するヒアルロン酸の分解を防ぎます。加齢により自然に減少するヒアルロン酸を保護することで、若々しい肌を維持します。
④鎮静効果：施術後の不快感を軽減します。

エキナセアは伝統的なハーブ療法で使用されてきた植物で、現代の皮膚科学でもその抗炎症・保護効果が認められています。

適切な保管方法：
⚪️常温で保存（推奨温度：1〜15℃の範囲内が理想的だが、常温可）
⚪️直射日光を避ける
⚪️高温多湿を避ける
⚪️使用後は容器をしっかり閉める
⚪️子供の手の届かないところに保管


製品特性の注意：
⚪️植物由来の天然成分を含むため、色や粘度が時間とともに変化することがあります。これは正常な現象であり、品質や効果には影響しません。
⚪️新しいパッケージデザインへの移行期間中、旧パッケージと新パッケージが混在することがありますが、内容物の品質は変わりません。


使用期限：
⚪️パッケージに記載された使用期限を確認してください。
⚪️開封後は適切な期間内（通常6〜12ヶ月）に使用することをお勧めします。
⚪️異常な臭い、色の大幅な変化、分離などが見られた場合は使用を中止してください。

◉1日2回、朝晩の使用が基本です。

◉清潔な肌に、パール粒大1〜2個分の量を手に取り、顔全体に優しくなじませます。首やデコルテにも使用できます。

◉乾燥を感じたときは、1日2回にこだわらず、必要に応じて追加で塗布してください。季節や環境によって肌の状態は変化するため、冬季や乾燥する環境では使用頻度を増やし、夏季は朝晩2回を基本とするなど、柔軟に調整してください。

⚪️治療当日の夜から使用を開始します。

⚪️マッサージピール施術直後は、クリニックでも既に塗布していますが、自宅では当日夜（または乾燥を感じたらそれより早く）に塗布してください。

⚪️このクリームは、施術によって一時的に失われた肌の保護膜を回復させる重要な役割を果たします。

⚪️翌日（2日目）からは、朝晩のルーティンに組み込み、必ず日焼け止めと併用して下さい。

⚪️治療当日（Day 1）：夜に塗布（または乾燥を感じたら早めに）。

⚪️2日目以降：
【朝】WiQo保湿クリーム→日焼け止め／
【夜】WiQo美容液→30分待機→WiQo保湿クリーム。

⚪️最初の1週間（1〜7日目）：ピーリング剤、スクラブ、AHA/BHAは使用禁止。

この2製品の併用が最も推奨される使用方法です。

夜のみの併用プロトコル：
①洗顔後、WiQo美容液（8%グリコール酸配合）を顔に塗布
②必ず30分待つ
③WiQoナリシング保湿クリームを塗布。

相乗効果のメカニズム：
⚪️WiQo美容液のピーリング作用により、クリームの有効成分の浸透が促進されます。

⚪️この組み合わせにより、肌は「常に活性化され、刺激を受けながら保護される」状態が維持され、コラーゲン生成の持続、マッサージピール施術効果の延長、肌質の継続的改善が実現します。

⚪️使用直後：塗布後すぐに保湿感、肌の柔らかさと滑らかさが向上します。

⚪️短期的効果（2〜7日）：乾燥やつっぱり感の軽減、肌質感の改善、施術後の炎症の鎮静が感じられます。

⚪️中期的効果（2〜4週間）：小じわの目立たない肌、肌トーンの均一化、ハリと弾力の向上、全体的な肌質の改善。（臨床データでは、4週間で経皮水分蒸散量（TEWL）が21%減少、肌弾力性が52%向上、24時間以内に保湿レベルが26%上昇しました。）

⚪️長期的効果（1〜3ヶ月）：継続的なコラーゲン生成サポート、持続的なバリア機能の強化、累積的な肌質の改善。

◉ 製品の法的地位と概要

WiQo Nourishing and Moisturizing Face Cream（日本語名称：WiQoナリシング保湿クリーム）は、イタリアで開発・製造された化粧品（保湿クリーム）です。

本製品は、乾燥肌や敏感肌のケアに特化して開発された高機能保湿クリームで主要成分として、ヒアルロン酸、スクワラン、シアバターなどの保湿成分を配合し、肌のバリア機能を強化しながら、深層まで潤いを届けます。特に、ケミカルピーリング後の肌の回復期や、レーザー治療後のアフターケアとして、肌の修復と保護を目的として使用されます。

独自の製剤技術により、有効成分の浸透性を高めながら、肌表面に保護膜を形成することで、水分蒸散を防ぎ、長時間にわたる保湿効果を実現します。また、抗炎症作用を有する成分を配合することで、肌の鎮静化と赤みの軽減にも寄与します。

本製品は、日本の薬機法上、国内未承認化粧品に該当します。したがって、本製品は医療機関が医師の責任において海外から輸入し、使用する「医療機関専売化粧品」という位置づけになります。


◉ 製造元及び日本国内における入手経路

本製品は、イタリアのGPQ Srl社によって製造されています。同社は1995年にトリエステで設立された独立系の企業であり、皮膚科学に基づいた化粧品および医療機器の研究開発を専門としています。GPQ Srl社は、医療機器に関する国際規格であるUNI EN ISO 13485:2016の認証を取得し、化粧品に関しては欧州のEC規則1223/2009を遵守して事業を行っています。

院長が、株式会社PRSSを通じて購入しています。


◉ 同一成分・性能を有する国内承認品の有無
日本国内において、WiQoナリシング保湿クリームと同一の成分組成、同一の製剤特性、および同一の性能を有するものとして承認された医薬品、医薬部外品、または化粧品は存在しません。


◉ 医薬品副作用被害救済制度について
WiQoナリシング保湿クリームの使用により、万が一、入院治療を要するような重篤な健康被害が生じた場合であっても、日本の公的な「医薬品副作用被害救済制度」による救済（医療費や障害年金などの給付）の対象にはなりません。


◉ 副作用・リスクの詳細な分析
本製品の使用に伴う潜在的な副作用・リスクを、発生頻度と重篤度に応じて分類し、以下に詳述します。

一般的な反応（使用初期に見られる可能性のある軽微な症状）
⚫️ べたつき感・重さ 製品の高い保湿力により、塗布直後にべたつきや重さを感じることがあります。これは製品の特性によるものであり、時間の経過とともに肌に馴染んでいきます。使用量を調整することで管理可能です。
⚫️ 毛穴の詰まり感 油性成分が豊富なため、脂性肌の方や毛穴が詰まりやすい方では、一時的に毛穴の詰まり感を覚えることがあります。適切な洗顔と使用量の調整により改善されます。
⚫️ 軽度の刺激感 敏感肌の方では、初回使用時に軽微なピリピリ感やむず痒さを感じることがあります。多くの場合、継続使用により肌が慣れて軽減します。

注意を要する副作用と対策
⚫️ アレルギー反応 ：製品に含まれる香料、防腐剤、または植物由来成分に対するアレルギー反応が生じる可能性があります。使用前にパッチテストを実施することを推奨します。赤み、腫れ、かゆみなどの症状が現れた場合は、直ちに使用を中止してください。
⚫️ ニキビの発生 ：一部の方でニキビや吹き出物が発生することがあります。特にTゾーンなど皮脂分泌の多い部位での使用には注意が必要です。
⚫️ 肌の過敏反応 ：レチノイドやAHA/BHA製品との併用により、肌の過敏反応が生じることがあります。他の活性成分を含む製品と併用する際は、医師の指導のもとで使用してください。

重篤または稀なリスク（科学的文献に基づく）
⚫️ 接触皮膚炎（かぶれ）
• 刺激性接触皮膚炎： 製品に含まれる成分による直接的な刺激が原因で起こる非アレルギー性の皮膚炎です。特に皮膚バリア機能が低下している場合に発生しやすくなります。
• アレルギー性接触皮膚炎： 特定の成分に対する遅延型（IV型）アレルギー反応です。防腐剤（パラベン類）、香料成分、または植物エキスが感作性を有することが知られています。
⚫️ 眼周囲の浮腫 眼の周囲に過度に塗布した場合、または誤って眼に入った場合、眼瞼浮腫（まぶたの腫れ）が生じることがあります。眼の周囲への使用は慎重に行い、眼に入った場合は直ちに水で洗い流してください。
⚫️ 光線過敏症 稀に、製品に含まれる成分が光線過敏症を引き起こすことがあります。使用中は日焼け止めの併用を推奨します。


禁忌事項（絶対的禁忌）
以下の条件に該当する方は、本製品を使用できません。
⚫️ 塗布部位に活動性の皮膚疾患（湿疹、乾癬、皮膚炎など）、感染症、開放創、またはびらんがある方。
⚫️ 本製品に含まれる成分に対して過敏症の既往歴がある方。
⚫️ 重度のアトピー性皮膚炎で医師の治療を受けている方（医師の許可がない場合）。


◉ 使用上の注意
• 初回使用前に必ずパッチテストを実施してください。
• 他の美容施術（ピーリング、レーザー治療など）後の使用については、医師の指示に従ってください。
• 妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師にご相談ください。
• 小児の手の届かない場所に保管してください。
• 直射日光を避け、涼しい場所で保管してください。