制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2025年9月24日)
目覚めよ、私の肌
シミ・しわ・毛穴・ハリ不足にお悩みなら、美容外科・美容皮膚科 青い鳥のレチノールピールをご検討下さい。
肌の質感の低下、増えてきたシミや小じわ、開いた毛穴、失われたハリ。こうしたエイジングサインや肌トラブルを感じ始めたら、レチノールピールがおすすめです。
経験豊富な院長が、レチノイドに関する深い知見に基づき、お一人おひとりの肌状態に合わせて丁寧に施術。肌本来の輝きと健やかさを引き出すサポートをいたします。
レチノールピールとは?
レチノールピールとは、高濃度のレチノール(ビタミンA)およびレチナールを主成分とした、医療機関専用のピーリング治療です。
スペインで開発された「YELLOW PEEL」と呼ばれる製剤を使用しており、従来のピーリングが表皮を剥がすことを主目的とするのに対し、レチノイドピールは肌細胞の代謝(ターンオーバー)を強力に促進させ、内側から新しい皮膚への生まれ変わりを加速させる点が特徴です。
これにより、様々な肌悩みを根本から改善へと導きます。
レチノールピールのメリット
◎ 多角的な美肌効果: シミ、くすみ、小じわ、毛穴の開き、ニキビ跡、ハリ不足、乾燥、ざらつきなど、複合的な肌悩みに同時にアプローチし、全体の肌質を向上させます。
◎ ハリ・弾力の向上: レチノイドが真皮層のコラーゲン生成を促し、肌の内側からふっくらとしたハリと弾力をもたらします。
◎ なめらかな肌触り: ターンオーバー促進により、古い角質が自然に剥がれ落ち、つるんとした滑らかな肌触りを実感できます。
◎ レチノイド療法の効果増強: エイジングケアとしてレチノイド外用薬(トレチノインなど)を使用中の方も、定期的にレチノールピールを組み合わせることで、薬剤の効果を最大限に引き出し、より高い美肌効果が期待できます。
レチノールピールのデメリットとリスク
レチノールピールは高い効果が期待できる一方、以下の点にご留意いただく必要があります。
⚫️ 一時的な肌反応(ダウンタイム): 施術後、数日〜1週間程度(通常、皮むけは3〜7日目がピーク )、赤み、乾燥、皮むけ、つっぱり感、ヒリヒリ感などが生じることがあります。これは肌が活性化し、生まれ変わる過程での正常な反応ですが、程度には個人差があります。
⚫️ 紫外線対策の必須: 施術後の肌は紫外線の影響を受けやすいため、日焼け止め(SPF30以上、PA+++以上推奨)による徹底した紫外線対策が不可欠です。
⚫️ 適切なアフターケア: 乾燥を防ぐための十分な保湿、刺激の強い化粧品(スクラブ、他のピーリング剤など)の使用回避が必要です。
⚫️ 禁忌事項: 妊娠中・授乳中の方、特定の皮膚疾患をお持ちの方などは施術を受けられません。
⚫️ 国内未承認医薬品の使用: 本施術で使用する製剤は、日本の厚生労働省による承認を受けておりません。医師が正規の輸入手続きによって入手しています。国内に同等の承認医薬品はなく、諸外国で安全性等に係る情報があります。重大な副作用の報告は現時点ではありませんが、リスクをご理解の上、施術をご検討ください。
⚫️ 医師の技術力への依存: 薬剤の選定、塗布方法、施術後のケア指導など、医師の経験と知識が効果と安全性を大きく左右します。
当院のレチノールピールの特徴
港区浜松町の青い鳥美容皮膚科クリニックでは、美容医療に20年以上携わる院長が、レチノイドに関する深い知識と豊富な経験に基づき、レチノールピールの施術を丁寧に行います。当院は都内でも有数のレチノイド治療実績を持ち、その知見を活かして、患者様一人ひとりの肌状態やライフスタイルに合わせた最適な施術プランをご提案いたします。
◯ 経験豊富な院長による施術: レチノイドを知り尽くした院長が、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して担当し、効果を最大限に引き出し、リスクを最小限に抑えます。
◯ レチノイド療法との連携: 現在レチノイド外用薬等で治療中の方、これから始めたい方にも、ピーリングを組み合わせることでより高い効果を目指す治療プランをご提案できます。
◯低出力のプラズマ照射:レチノールピールの皮膚への浸透をサポートするだけでなく、皮膚の炎症を鎮め、抗菌作用、常在細菌叢を正常化する作用で、皮膚を健やかに保ちます。
◯ 安心のカウンセリング: 患者様のお悩みやご希望を詳しく伺い、施術内容、期待される効果、ダウンタイム、リスクについて十分にご説明し、ご納得いただいた上で施術を行います。
◯ アクセス良好な立地: JR浜松町駅、東京メトロ大門駅、都営地下鉄芝公園駅から徒歩圏内と、通院しやすい場所にあります。
まとめ:安心・安全を第一に、理想の肌再生をサポート
▶︎ 港区浜松町・大門・芝公園エリアで、シミ・しわ・毛穴・ニキビ跡・ハリ不足・くすみなど、複合的な肌悩み を改善したい方は、ぜひ当院のレチノールピールをご検討ください。
▶︎ 当院では、院長の20年以上の経験とレチノイドへの深い知見を活かし、スペイン由来の高品質な製剤を用いて、安全かつ効果的な施術を提供します。
▶︎ 肌のターンオーバーを根本から促進し、健やかで輝くような肌質へと導きます。エイジングケアの一環として、またレチノイド療法の効果を高めるためにもおすすめです。
▶︎ 皆様に「満足の笑顔」をお届けできるよう、院長はじめスタッフ一同、心を込めてサポートさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください。
*本施術は、厚生労働省未承認製剤を使用したもので、また自由診療に基づき全額自己負担になります。
**お知らせ**
当院は2003年に自由が丘から港区浜松町(最寄駅:JR/東京モノレール 浜松町駅、都営浅草線/大江戸線 大門駅、都営三田線 芝公園駅)に移転して診療しています。
オリジナル美容モデル
*効果には個人差があり、同様の効果を保証するものではありません
施術前
50代女性
肌の質感の向上を目指しました。
施術4回1ヶ月後
肌が滑らかになったことを実感されています。
医療広告ガイドライン・限定解除要件
◉通常必要とされる治療内容:あらかじめ低出力のプラズマを照射して皮膚の浸透性を高めておいてから高濃度のレチノイドを含む製剤(YELLOW PEEL)を塗布するピーリングです。
*カウンセリングから治療終了までの時間:1時間
◉標準的な費用:144,100円(4回)
*4回分の施術料+初診料
◉標準的な治療期間及び回数:3〜4週ごとに通院して4回の施術を受けます。4回の施術回数で治療期間は2〜3ヶ月になります。
◉デメリット・リスク・副作用:レチノールピールは高い効果が期待できる一方、以下の点にご留意いただく必要があります。
▶︎ 一時的な肌反応(ダウンタイム): 施術後、数日〜1週間程度(通常、皮むけは3〜7日目がピーク )、赤み、乾燥、皮むけ、つっぱり感、ヒリヒリ感などが生じることがあります。これは肌が活性化し、生まれ変わる過程での正常な反応ですが、程度には個人差があります。
▶︎紫外線対策の必須: 施術後の肌は紫外線の影響を受けやすいため、日焼け止め(SPF30以上、PA+++以上推奨)による徹底した紫外線対策が不可欠です。
▶︎適切なアフターケア: 乾燥を防ぐための十分な保湿、刺激の強い化粧品(スクラブ、他のピーリング剤など)の使用回避が必要です。
▶︎ 禁忌事項: 妊娠中・授乳中の方、特定の皮膚疾患をお持ちの方などは施術を受けられません。
▶︎ 国内未承認医薬品の使用: 本施術で使用する製剤は、日本の厚生労働省による承認を受けておりません。医師が正規の輸入手続きによって入手しています。国内に同等の承認医薬品はなく、諸外国で安全性等に係る情報があります。重大な副作用の報告は現時点ではありませんが、リスクをご理解の上、施術をご検討ください。
▶︎ 医師の技術力への依存: 薬剤の選定、塗布方法、施術後のケア指導など、医師の経験と知識が効果と安全性を大きく左右します。
院長コラム
この施術はお客様から教えていただきました。
名前だけは知っていましたが、大したことはなさそうと勝手に判断してスルーしていましたが、念の為取り扱い代理店に資料を請求してみました。
主成分はレチナールとレチノール。どちらもコスメに含まれるはるかに高い濃度で構成されています。
普通、ピーリングというのは、表皮の細胞間の結びつきを緩めて剥がすわけですが、レチノールピールは、細胞の代謝スピードを上げて、剥がすというより、古い皮膚を「蹴落とす」感じ。スピーディーな真新しい素肌への切り替えを後押しします。
こんな方におすすめ
- 1.たるみ毛穴、くすみ、乾燥、ざらつき、ハリのなさでお悩み
- 2.レチノイドを使っているが、効果が落ちてきた
- 3.元気な肌をできるだけ早く取り戻したい
施術について
施術について
施術時間 : 30分
麻 酔 : なし
術後診察 : なし
注意事項
入浴・洗髪 : 当日から可能
洗顔・化粧 : 当日のメイクはお控え下さい。洗顔は可能です。
飲酒・運動 : 当日から可能
治療スケジュール
3〜4週毎に4〜6回をメーカーは推奨しています。
施術を受けられない方
- 妊娠、授乳中の方
施術の流れ
1 洗顔
洗顔で、メイクや表面の汚れを取り除きます。
2 プラズマ低出力照射
低出力のプラズマを照射することで、有効成分を皮膚にしっかり浸透させることができるようになります。
こうしたドラッグデリバリー効果だけでなく、プラズマには抗炎症、抗菌、皮膚細菌叢を正常化する作用もあり、肌を健やかに落ち着かせる効果があります。
3 施術
最初、アンプル(ガラス容器)に入る液剤を塗布。
次に、パッケージに入るクリームをマッサージしながら塗布します。
4 施術終了後
4〜6時間たったら、洗顔して下さい。洗顔後にお渡しする院内調剤の中分子ヒアルロン酸をたっぷりお使い下さい。それにより肌の再生モードに入ります。
価格表
レチノールピール | 価格(税込) |
---|---|
1回 | 35,200円 |
*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。
よくいただくご質問
レチノールピールを理解する
レチノールピール(イエローピール)とは、具体的にどのようなものですか?
⚪️レチノールピールは、高濃度のビタミンA(レチノール)とその誘導体を利用した専門的な皮膚トリートメントです。
⚪️その主な機能は、皮膚細胞のターンオーバーを促進し、表皮を剥離させ、真皮でのコラーゲン生成を刺激することです。
⚪️「イエローピール」という名称は、しばしば製剤に使用されるレチノイン酸の黄色がかった色合いに由来します。
⚪️いわゆるケミカルピーリングが酸の力で角質層を剥離して、ターンオーバーを促すのに対し、レチノールピールではレチノイドの力で直接ターンオーバーを促進し、皮膚の新生をサポートします。
⚪️これは単なるフェイシャルトリートメントではなく、皮膚の生理機能に働きかける医療的な施術です。
クリニックのピールに含まれるレチノールは、どのように肌を改善するのですか?
レチノールは、多面的なメカニズムを通じて作用します。その作用を理解することは、施術がなぜ多様な肌悩みに有効であるかを把握する上で重要です。
◉表皮のターンオーバー促進: レチノールは皮膚の基底細胞に働きかけ、細胞分裂をより活発にするよう促します。これにより、古くなった損傷細胞が表面に押し上げられ、剥がれ落ちます。このプロセスが毛穴の詰まりを解消し、肌のキメを整えます。
◉真皮成分の生成刺激: 線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。これらは肌のハリと弾力に不可欠な成分であり、その結果として小じわやしわの見た目を改善します。
◉皮脂分泌の正常化: 皮脂腺のサイズと活動を抑制する効果があり、脂性肌やニキビができやすい肌に対して非常に有効です。
これらの作用が組み合わさることで、レチノールピールは単に表面を剥離するだけでなく、皮膚の構造と機能そのものを内側から再構築し、より健康的で若々しい状態へと導きます。
レチノールピールは、具体的にどのような肌の悩みの改善に役立ちますか?
その多面的な作用機序により、レチノールピールは幅広い肌悩みに対応する「オールインワン」治療と見なされています。臨床的には、以下の問題の改善が期待できます。
◉エイジングサイン: 小じわ、深いしわ、弾力性の低下。
◉ニキビと吹き出物: 炎症性ニキビ、黒ニキビ、白ニキビ、ニキビ跡。
◉色素沈着: シミ、肝斑、炎症後色素沈着(PIH)。
◉肌の質感と色調: ざらつき、くすみ、毛穴の開き、不均一な肌の色。
レチノイドは、もともとニキビ治療薬として開発された歴史があり、その後の研究で強力な抗老化作用が発見されました。したがって、若年層のニキビ肌から、成熟した肌のエイジングサインまで、非常に広い範囲のお客様のお悩みの改善に役立つことができるのです。
レチノールピールについて
レチノールピールは、厚生労働省未承認の医薬品です。
国内の代理店を通じて、医師が個人的に正式な手続きを経て輸入しています。
国内には同等の承認医薬品はありません。
諸外国においても未承認であり、すべてのリスクが明らかになっていない可能性がありますが、これまで重篤な副作用、トラブルの報告はありません。
製剤にはどんな成分が含まれていますか?
含まれいてるレチノイドは以下の通りです。レチノイドの他は、亜鉛、ヒアルロン酸、ビタミンCが配合されています。
液剤
レチナール0.002%
パルミチン酸レチニル0.0014%
クリーム
レチノール4%
レチナール0.3%
レチニルパルミテート0.0023%
レチニルプロピオネート0.0022%
施術とその後の経過について
施術の流れについて
クリニック内での施術自体は、非常にシンプルです。
1)まず肌を洗浄し、まず低出力のプラズマを照射します。これは温かい風を吹き付けられる程度の刺激です。
2)その後レチノールピール製剤を顔に塗布します。
3)製剤を軽く拭き取ってクリニックを後にしますが、その際自宅でいつ洗い流すかについての具体的な指示を受けます。指示通りに洗顔して下さい。
ピーリング剤を洗い忘れたらどうなりますか?
6時間後にはすでに成分は吸収されており、過剰に成分が機能することはないため、リスクはほとんどありません。
レチノールピールは痛みを伴いますか?
⚪️他の多くのケミカルピールとは異なり、塗布自体は一般的に痛みを伴いません。
⚪️わずかなチクチク感や温かさを感じることがありますが、著しい灼熱感や刺すような痛みは稀です。不快感があるとすれば、通常は施術後の数日間に肌が剥離し始める際に生じます。
ダウンタイム、リスクについて
「ダウンタイム」とは、目に見える剥離や社会生活上の不便が生じる期間を指します。レチノールピールの場合、これは通常約5〜10日間です。
この期間は、単なる副作用ではなく、治療メカニズムが目に見える形で現れている「再生期間」と捉えることが重要です。剥離、赤み、つっぱり感は、細胞が活発に再生している肯定的な兆候です。
⚫️1日目(施術後): 肌はつっぱり感があり、わずかに赤みを帯びたり、ほてったりすることがあります。
⚫️2〜4日目: この時期に通常、剥離が始まります。多くの場合、口や鼻の周りから始まります。肌は乾燥し、つっぱり、かゆみを感じることがあります。赤みと敏感さも一般的です。目に見える薄皮の剥けや落屑が予想されます。
⚫️5〜7日目: 剥離は通常ピークに達し、その後収まり始めます。下からは新しく、滑らかで明るい肌が現れます。
⚫️7〜10日目: 目に見える剥離のほとんどが完了します。若干の乾燥や軽い落屑が残ることがあります。肌は著しくリフレッシュされたように見えます。
何回の治療が推奨されますか?また、施術間の間隔はどのくらいですか?
⚪️1回のピールでも結果は見られますが、最適で持続的な改善のためには一連の治療が推奨されます。
⚪️典型的なプロトコルでは、3〜4週間間隔で3回以上の治療を行います。正確な回数と頻度は、お客様の肌の悩みと目標に基づき、医師が判断します。
施術後、どのくらいで肌の改善が見え始めますか?
⚪️肌の質感や明るさなどの表面的な改善は、剥離が収まる施術後7〜10日頃にしばしば見られます。
⚪️しかし、コラーゲンの再構築によるシワ・肌のハリといった、より深部からの効果は時間をかけて構築されます。通常3〜6ヶ月間の継続的な治療後に見られます。
副作用と潜在的な反応への対処
一般的な副作用は何ですか?
最も一般的な反応は、レチノールピールが皮膚に作用した直接的な結果です。
⚫️乾燥、つっぱり、剥離: 皮膚の外層が広範囲にわたって剥がれ落ちます。
⚫️赤みとほてり: 日焼けのような外観。
⚫️感受性の増加: 肌は敏感になり、接触や製品に対してより反応しやすくなります。
⚫️かゆみ: 肌が治癒するにつれて、ある程度のかゆみは正常です。掻かないことが非常に重要です。
「レチノールバーン」とは何で、どのように対応すればよいですか?
「レチノールバーン」とは、肌が高濃度のレチノールに適応する過程で生じうる、強い刺激、赤み、乾燥、剥離を表す臨床用語です。
これは熱による火傷ではなく、炎症反応です。ネット上で使われるこの言葉は不安を煽る可能性がありますが、これは「レチナイゼーション(retinization)」、つまり皮膚がビタミンAに適応していくプロセスと理解することがより正確です。
メカニズム:
レチノールがたターンオーバーを急速に加速させるため、新しく形成された細胞が未熟で、皮膚の保護バリアが一時的に損なわれることで発生します。
管理方法:
◎剥がしたり、こすったりしない: 皮膚が自然に剥がれ落ちるのを待ちます。
◎集中的な保湿: セラミド、ヒアルロン酸、グリセリンなどの成分を含む、穏やかでバリア修復機能のある保湿剤を使用します。
◎他の有効成分の使用を避ける: 肌が完全に回復するまで、他のすべての機能性製品(美白、他の角質除去剤など)の使用を中止します。
正常な施術後反応とアレルギー反応はどのように見分けることができますか?
正常な反応(レチナイゼーション):
赤み、広範囲の剥離、乾燥、そして予測されるタイムライン(3〜5日目にピークを迎え、その後沈静化)に従う軽度から中等度のヒリヒリ感やかゆみを特徴とします。不快ではありますが、ご自身での対応が可能です。
アレルギー反応:
予測される症状を超えた重度の腫れ、じんましん(膨疹)、激しいかゆみ、または水ぶくれなどの症状を含むことがあります。これらの症状が発生した場合は、クリニックにご連絡下さい。
一時的にニキビが悪化する可能性はありますか?
はい、可能性はあります。
⚪️パージング(purging)」として知られています。レチノイドが細胞のターンオーバーを速めると、毛穴の奥に潜んでいたコメド(微小な毛穴の詰まり)が一斉に表面に出てくるため、一時的にニキビや吹き出物が悪化したように見える現象です。
⚪️もともと存在していた「潜在的なニキビ」が表面化するためであり、新しいニキビが生まれているわけではありません。
施術後のプロトコール
守らなければならない、施術のアフターケアは何ですか?
原則は、「優しく洗浄、常に保湿、徹底的に保護」です。
◉優しく洗浄: 刺激の少ない、石鹸成分を含まない、泡立たないクレンザー(クレンジングミルクなど)とぬるま湯を使用します。こすらず、優しく押さえるようにして乾かしてください。
◉集中的な保湿: 乾燥しやすい施術後の肌をサポートするために、適切に保湿剤を塗布します。
◉厳格な紫外線対策: これが最も重要なステップです。SPF 50+、PA++++の日焼け止めを毎日使用し、外出中は2時間ごとに塗り直します。日陰に入るなど、直射日光を避ける工夫を。
おすすめの日焼け止め
洗顔、スキンケア、メイクをしたりするのは、いつから可能ですか?
洗顔:
当日から許可しています。
通常のスキンケア:
当日から許可していますが、施術後2、3日して剥離(皮むけ)が始まるとピリピリしたり刺激を感じる場合があります。およそ1週間で剥離(皮むけ)が収まれば、元通りに使用できるようになります。
メイク:
多くの方では、剥離(皮むけ)も軽度で、翌日からメイクも許可しています。剥離(皮むけ)のある部位では、クレンジングの際にこすらないように意識して、優しく落として下さい。剥離(皮むけ)がひどい場合は、それが収まるまで約1週間控えめにして下さい。
避けるべき特定の成分や製品タイプ(例:AHA/BHA、スクラブ)はありますか?
施術後少なくとも1週間は、以下を避けてください。
◉物理的角質除去剤: スクラブ、ブラシ、または研磨性のある布。
◉化学的角質除去剤: AHA、BHA、または他のピーリング剤を含む製品。
◉他のレチノイド: 他の家庭用レチノールやトレチノイン製品。
◉高濃度ビタミンC: 損なわれた肌には刺激になる可能性があります。
◉香料とアルコール: これらは敏感な肌をさらに刺激する可能性があります。
激しい運動、サウナ、水泳など、ピール後に避けるべき活動はありますか?
特に身体活動を禁止してはいませんが、施術後3〜7日の剥離(皮むけ)のある期間は、過度の熱や汗は炎症や刺激を増加させる可能性があります。刺激を感じる場合はお控え下さい。
その他、禁忌事項など
レチノールピールを受けられない人いますか?
この施術はすべての人に適しているわけではありません。以下に当てはまる人はお受けいただけません。
⚫️妊娠中または授乳中
⚫️治療部位に単純ヘルペスウイルス(口唇ヘルペス)など活動性の皮膚感染症
⚫️治療部位に開いた傷、上皮化していない(ジクジクした)傷がある
⚫️重度の湿疹、酒さ、またはアトピー性皮膚炎などの慢性皮膚疾患
⚫️過去6ヶ月以内にイソトレチノイン(アキュテイン)を使用したことがある
⚫️ビタミンAまたはピールに含まれる他の成分に対する既知のアレルギーがある
レチノールピールの開示情報
◉本剤は未承認製剤(国内未承認医薬品等)です
本施術で用いる「レチノールピール(YELLOW PEEL)」関連製剤は、日本の薬機法上の承認を取得していません
◉入手経路について
医師の判断のもと、正規代理店または輸入代行業者を通じて、院長が医療機関用の製品を個人輸入しています
◉同一成分・性能を有する国内承認医薬品等はありません
現在、日本国内で「医療機関向けの高濃度レチノール/レチナールを主成分とするピーリング製剤」として同一の成分・性能を有する承認医薬品等は確認されていません
◉医薬品副作用被害救済制度の対象外
未承認品を個人輸入により用いる場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります
◉製品の概要(メーカー情報)
MEDIDERMA®(メディダーマ)/ SESDERMA グループ(スペイン)
製品名:RETISES® CT YELLOW PEEL
形状:アンプル等(例:6×1.5 mL / 6×5 mL)、pH 5.0–6.0(メーカー表示)
用途:光老化、色素沈着、ストレッチマーク等の改善を目的とするプロ用ピール
◉施術形態の補足
⚪️本製品は医療機関で用いる外用塗布型のプロフェッショナルピールです。
⚪️当院では肌状態に応じて塗布時間・層数・前処置(例:低出力プラズマでの浸透補助)等を調整し、単独施術またはマイクロニードリング/各種エネルギーデバイス併用、もしくは針を使わない導入など、院内プロトコルに基づいて実施します。
⚪️メーカーの適応表示は、光老化、色素斑/PIH、ストレッチマークです。
◉副作用・リスク
一過性の反応:赤み、ほてり、ヒリつき、乾燥、つっぱり感、落屑(皮むけ)
ダウンタイム:通常数日〜1週間程度(ピークは3–7日目前後)
光感受性の亢進:高SPF/PAの日焼け止めと遮光の徹底が必須
禁忌:妊娠・授乳中、活性皮膚炎・感染症部位、直近の強い日焼け、レチノイド過敏、イソトレチノイン内服中/直後 など
◉施術後の注意
⚪️保湿の徹底、刺激性コスメ(スクラブ・他のピーリング剤・レチノイド併用など)の一時中止
⚪️日中の紫外線対策の厳守
⚪️医師の指示に従い、ホームケアを行ってください
◉自由診療であること
本施術は公的医療保険の適用外で、全額自己負担となります。