制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2025年6月10日)
リジュランで肌をもっと自由に
「最近、肌のハリ不足や小じわ、毛穴の開きが気になる…」、「年齢とともに肌質の変化を感じる…」、このようなお悩みはありませんか?
もし、肌そのものの若々しさを取り戻し、根本から健やかな素肌を目指したいとお考えなら、リジュラン注射をご検討ください。
リジュランは、肌の自己再生能力に着目した治療法です。 港区浜松町・大門・芝公園エリアで、質の高い肌再生治療をお探しなら、ぜひ当院にご相談ください。
リジュランとは?
リジュランは、韓国Pharma Research社が開発・製造する注入用製剤です。サーモンから抽出されるポリヌクレオチド(PN)を有効成分としており、ポリヌクレオチド(PN)を20mg/mlと高濃度に含有する製剤です。
ポリヌクレオチドは、人間のDNAと非常に似た構造を持ち、生体適合性が高く安全性が確立されています。 リジュランの主な働きは、皮膚の線維芽細胞を活性化させることです。線維芽細胞は、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを生み出す重要な細胞です。
リジュランを注入することで、これらの細胞が刺激され、コラーゲン・エラスチンの増生が促進されます。さらに、ダメージを受けた皮膚組織の修復を促し、肌の水分保持能力を高める効果も期待できます。 ヒアルロン酸注入がしわやくぼみを物理的に埋めてボリュームを補うのに対し、リジュランは肌細胞そのものに働きかけ、「肌の自己再生能力を高める」ことで、肌質自体を根本から改善し、若々しい状態へと導くことを目指します。これは、韓国をはじめとする美容先進国でも注目されている「肌育(はだいく)」の考え方にも通じる治療法です。
リジュランのメリット
リジュラン注射には、肌質を根本から改善するための様々なメリットがあります。
◎肌質の根本改善: 肌内部からの再生を促し、ハリ・弾力のあるキメの整った肌へと導きます。
◎小じわの軽減: 特に目元や口元、額、首など、年齢を感じさせやすい部位の細かなしわを目立ちにくくします。
◎毛穴の引き締め: 皮脂分泌のコントロールや肌の弾力アップにより、開いた毛穴を引き締め、滑らかな肌を目指します。
◎肌の水分バランス改善: 皮膚の保水力を高め、乾燥しにくい、うるおいのある肌へと導きます。
◎ニキビ跡・傷跡の改善サポート: 組織修復作用により、ニキビ跡の凹みや傷跡を目立ちにくくする効果が期待できます。
◎自然な仕上がり: 自分自身の肌再生力を活かすため、ヒアルロン酸のようにボリュームが出すぎたり、不自然な印象になったりする心配が少ないです。
リジュランのデメリットとリスク
多くのメリットがあるリジュラン注射ですが、いくつかのデメリットやリスクも存在します。当院ではこれらのリスクを最小限に抑えるための対策を徹底しています。
⚫️複数回の施術推奨: 1回の施術でも効果を感じられる方もいますが、より高い効果を実感し、維持するためには、一般的に2~4週間おきに4〜6回の継続治療が推奨されます。
⚫️施術中の痛み: 注入時にチクチクとした痛みを感じることがあります。リジュランは他の注入剤に比べてやや粘度が高いため、痛みを伴いやすいとされています。
→ 当院の対策: この痛みを最小限に抑えるため、施術前の麻酔クリームの使用だけでなく、製剤にはクリニック独自に麻酔薬を添加して調整し、院長が長年の経験で培った丁寧な注入技術(注入速度や深さの調整)により、注入時の刺激をできる限り軽減するよう努めています。
⚫️ダウンタイム: 注入部位に赤み、腫れ、内出血、軽い膨らみ(凹凸感)が出ることがありますが、通常は数日~1週間程度で自然に治まります。メイクは翌日から可能です。
⚫️コスト: 美容目的の治療のため、保険適用外となり、全額自己負担となります。
⚫️医師の技術力への依存: リジュランの効果を最大限に引き出すためには、注入する深さや量を正確に見極める技術が不可欠です。経験や知識が不足していると、効果が不十分であったり、内出血などのリスクが高まる可能性があります。
当院のリジュラン施術の特徴
当院では、患者様に安心してリジュラン注射を受けていただき、その効果を最大限に実感していただくために、以下の点にこだわっています。
◯美容医療20年以上の院長による丁寧な施術: 豊富な臨床経験を持つ院長が、解剖学的な知識に基づき、お一人おひとりの肌の状態、お悩みの部位、ご希望に合わせて、最適な注入深度、注入量、注入箇所を的確に判断し、丁寧に施術を行います。目元などのデリケートな部位へのアプローチも得意としています。
◯全例ドクター施術: カウンセリングから注入、アフターフォローまで、全てのプロセスを院長が一貫して責任を持って担当いたします。看護師による施術は一切行いませんので、安心して治療をお任せいただけます。
◯痛みの軽減への徹底的なこだわり: リジュラン特有の注入時の痛みを考慮し、事前の麻酔クリームの塗布、製剤へのクリニック独自の麻酔薬の添加、注入手技の工夫など、痛みを可能な限り和らげる工夫を凝らしています。「痛みが心配」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
◯安心のアフターケア: 施術後の経過について丁寧に説明し、ご自宅でのケア方法などもアドバイスいたします。万が一、施術後に気になる症状が出た場合にも、迅速かつ適切に対応できる体制を整えています。
まとめ:安心・安全を第一に、肌本来の美しさを引き出す
▶︎港区浜松町、大門、芝公園エリアで、肌質の根本改善や小じわ、毛穴、ハリ不足といったお悩み] に対する効果的な治療法をお探しなら、当院のリジュラン注射をご検討ください。
▶︎当院では、リジュランが持つ肌再生効果を最大限に引き出すとともに、施術に伴う痛みやリスクを最小限に抑えるため、美容医療20年以上の経験豊富な院長が全例を丁寧に担当し、安全で質の高い治療を提供します。
▶︎「最近、肌の衰えを感じる」「自然な方法で若々しさを保ちたい」「肌質から改善したい」といったご希望をお持ちの方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングにお越しください。
▶︎皆様に「治療を受けてよかった」と心からご満足いただけるよう、スタッフ一同、心をこめてサポートさせていただきます。
*本施術は、厚生労働省未承認薬剤を使用したもので、また自由診療に基づき全額自己負担になります。
**お知らせ**
当院は2003年に自由が丘から港区浜松町(最寄駅:JR/東京モノレール 浜松町駅、都営浅草線/大江戸線 大門駅、都営三田線 芝公園駅)に移転して診療しています。
院長コラム 〜2度あることは3度ある?〜
普通、(というかリジュラン以外のすべての)美肌術の効果は、施術後数ヶ月で徐々に減弱していきます。
ところが施術後数年間ジワジワと効果が続く、または上がる美肌術があるとすれば、それはもう「奇跡」と呼んでいいのではないでしょうか。
一度はメニューから外したリジュランを、再登場させたのは2度目の「奇跡」を目の当たりにしたから(1度目の「奇跡」は美容モデルのニキビ跡の方です)。
「奇跡」も2度あるなら3度目も期待できそう。 とくにニキビ跡や毛穴で硬くなった肌を柔らかくする作用がリジュランの特徴と言えます。
お肌の悩みで藁にもすがる思いで美容皮膚科を受診する方も多いと思いますが、実は医者の方だって、何とかしてあげたいと藁にもすがりたくなるときがあるのです。
そんなときリジュランは「奇跡」で応えてくれる・・かもしれません。
オリジナル美容モデル
*効果には個人差があり、同様の効果を保証するものではありません
1-前
40代女性
頬の毛穴(たるみ毛穴)がお悩みです。
1-後
(5回治療後)
肌質が向上し、毛穴が目立たなくなりました。
2.1-前
40代女性
ニキビ痕のクレーター肌の改善をターゲットにしました。
2.1-後
(8回治療後)
肌質が柔らかくなり、ニキビ痕が目立たなくなりました。
2.2-前
40代女性
耳の前から頬にかけてクレーター状のニキビ痕が目立ちます。
2.2-後
(8回治療し、その後治療なしで2年経過)
耳の前にあったクレーターはほとんど消失しています。
医療広告ガイドライン・限定解除要件
◉通常必要とされる治療内容:リジュランを自動注入機を使用して(症状により医師が注射器で)顔のまぶた、鼻、鼻下、顎を除く範囲に注入します。
・カウンセリングから治療終了までの時間:1時間半
◉標準的な費用:362,450円(5回分の費用)
*リジュランHB1回2本を5回(1回+2回セット✖️2)受けた場合の費用+初診料+麻酔料
◉標準的な治療期間及び回数:2〜4週ごとに5回の通院が必要です。治療期間としては、2〜4ヶ月になります。
◉デメリット・リスク・副作用:多くのメリットがあるリジュラン注射ですが、いくつかのデメリットやリスクも存在します。当院ではこれらのリスクを最小限に抑えるための対策を徹底しています。
●複数回の施術推奨: 1回の施術でも効果を感じられる方もいますが、より高い効果を実感し、維持するためには、一般的に2~4週間おきに4〜6回の継続治療が推奨されます。
●施術中の痛み: 注入時にチクチクとした痛みを感じることがあります。リジュランは他の注入剤に比べてやや粘度が高いため、痛みを伴いやすいとされています。
●ダウンタイム: 注入部位に赤み、腫れ、内出血、軽い膨らみ(凹凸感)が出ることがありますが、通常は数日~1週間程度で自然に治まります。メイクは翌日から可能です。
●コスト: 美容目的の治療のため、保険適用外となり、全額自己負担となります。
●医師の技術力への依存: リジュランの効果を最大限に引き出すためには、注入する深さや量を正確に見極める技術が不可欠です。経験や知識が不足していると、効果が不十分であったり、内出血などのリスクが高まる可能性があります。
こんな方におすすめ
- 1.肌のハリを取り戻したい
- 2.目元、口元の小ジワを治療したい
- 3.毛穴、ニキビ跡(クレーター肌)、赤ら顔を治したい
- 4.首、デコルテ、手の甲の肌質を改善したい
施術について
施術について
施術時間 : 初回は診察からで約90分 2回目以降は約60分
麻 酔 : 表面麻酔
術後診察 : 不要
注意事項
入浴・洗髪 : 当日から可能
洗顔・化粧 : 当日のメイクはお控え下さい
飲酒・運動 : 当日から可能
治療スケジュール
2〜4週間ごとに4〜6回
施術を受けられない方
- ポリヌクレオチドナトリウムに対して過敏症の方
- 妊娠、授乳中の方
- 重篤な心疾患、肝疾患、腎疾患をお持ちの方
- 免疫系の疾患をお持ちの方
- 魚介類に対する重篤なアレルギーをお持ちの方
- 施術部位に炎症や感染がある方
- ケロイド体質の方
- その他、医師が不適切と判断した方
施術の流れ
1 洗顔・麻酔
洗顔の後、表面麻酔します。
2 施術
自動注入器を使用することで、お肌に最適な注入ができます。機器より正確に注入できる人間はいません。
使用するのはイントロフィル。当院にはベラヴィータ(BellaVita)のご用意もありますので、ご希望があればお申し出下さい。
3 ダーマペン(プレミアム・リジュランのみ)
注入だけでなく、エクソソーム、PDRN(リジュランの有効成分)を含むMG-EXO-SKINをダーマペンで導入します。
ダーマペンで肌を刺激することは、リジュランの肌再生ポテンシャルを最大限発揮させるのに、きわめて有効な手段です。
4 施術終了後
当日のメイクは控えて下さい。それ以外には、日常生活の制限はありません。
針穴が赤い点として数日間残ることがありますが、メイクでカバー可能です。
価格表
リジュラン(HB) | 価格(税込) |
---|---|
1本(1ml)1回 | 48,400円 |
2本(2ml)1回 | 81,400円 |
2本(2ml)2回セット |
137,500円 |
*お顔全体には2本(2ml)が必要です。
■麻酔料 2,750円別途(2回セットは麻酔料込み)
*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。
リジュラン・ボトックス | 価格(税込) |
---|---|
1回 | 59,400円 |
(こんな方に)
・毛穴が開いている
(施術内容)
リジュランHB1本(1ml)+ゼオミン10U
*両頬の治療が可能です
■麻酔料 2,750円別途(2回セットは麻酔料込み)
*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。
リジュラン・プレミアム | 価格(税込) |
---|---|
1回 | 132,000円 |
2回セット | 220,000円 |
(こんな方に)
・できるだけ早くリジュランの効果を出したい
(施術内容)1回
リジュランHB2本(ゼオミン20U入り)注入
ダーマペンでのMG-EXO-SKIN導入
*MG-EXO-SKINはエクソソーム、PDRN(リジュランの有効成分)を含みます。
■麻酔料 2,750円別途(2回セットは麻酔料込み)
*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。
リジュランの主成分PN(ポリヌクレオチド)の医学検証
どのような美肌効果が期待できるか?
ポリヌクレオチド(PN)は、美学医療において皮膚の様々な症状の改善に有効であると示唆されています。主に皮膚の若返り、再生、修復を促進することによって、以下のような症状に作用すると考えられています。
肌の若返り
⚪️顔や体の皮膚の若返りのための安全かつ効果的な美学治療戦略であると専門家の間でコンセンサスが得られています(文献1、2)。
⚪️PNは組織の修復・再生を促進することで光老化を軽減する重要な役割を果たす可能性が示唆されています(文献2)。
⚪️真皮線維芽細胞の正常な機能を回復させることで、生理的環境を正常化します(文献1)。
⚪️臨床研究では、皮膚の弾力性や水分量の有意な改善が示されています(文献2)。
肌質と外観の改善
⚪️肌の質感を改善するために使用されます(文献2)。PNは一時的な充填効果と生物学的特性を組み合わせて、注入された皮膚の外観を改善します(文献1)。
⚪️特に頬や頬骨のあたり、口の周り、首を含むデコルテで、審美的な結果が顕著であることが多いとされます(文献1)。
小ジワやシワ
⚪️PNはコラーゲン生成を刺激し皮膚の弾力性を向上させることで、小じわやしわを改善させると考えられています(文献2)。
⚪️カラスの足跡(目尻のしわ)の改善にPNフィラーが使用され、有効性や良好な忍容性が報告されています(文献2)。
ニキビ跡
⚪️ニキビ跡の改善に使用されます(文献2)。高度に精製されたPNは、中等度から重度のニキビ跡の治療において、プラセボと比較して瘢痕の外観や肌質の有意な改善を示しました(文献1)。
⚪️ニキビによって拡大した毛穴の治療にもPNが使用されており、韓国の美容医師の調査では72.2%が使用し、76.8%が有効だと評価しています(文献3)。
ストレッチマーク(肉割れ)
⚪️ストレッチマークの改善にも効果が期待されています(文献2)。
拡大した顔の毛穴
⚪️過剰な皮脂分泌や弾力性の低下による拡大した顔の毛穴の治療に広く使用されています(文献3)。
⚪️美容医師の調査では、過剰な皮脂分泌や弾力性の低下が原因の毛穴に対して、それぞれ75.7%、87.7%の医師がPNを使用しており、約80%が有効であると感じています(文献3)。
⚪️過剰な皮脂分泌や弾力性の低下考えられるメカニズムとしては、皮膚バリア機能の保護・強化(過剰な皮脂分泌の改善に寄与)、コラーゲン合成促進(弾力低下による毛穴の改善)、創傷治癒・再生促進、抗炎症(ニキビによる毛穴の改善)などが挙げられています(文献3)。
顔の紅斑(赤み)
⚪️顔の紅斑(酒さ、湿疹、光老化などによる赤みや炎症)の治療に使える可能性があります(文献2)。美容医師の調査では、64%の医師がPNを使用しており、71%が皮膚の赤みや炎症軽減に有効だと感じています(文献2)。抗炎症作用が関連していると考えられます(文献2)。
傷跡(術後など)
⚪️甲状腺切除術後の瘢痕など、様々な傷跡の改善に有効性が示されています(文献2)。PN群は対照群と比較して、瘢痕の質が有意に改善し、瘢痕幅が減少しました(文献2)。
目の下のクマ
⚪️目の下のクマの治療にも使用されます(文献2)。PNは皮膚の弾力性を改善し、小ジワを軽減することで、目の下の見た目を改善すると考えられています(文献2)。PNフィラーは、ヒアルロン酸フィラーよりも小じわの深さや肌質の改善効果が高いという報告もあります(文献2)。
敏感肌、皮膚疾患
⚪️美容施術による敏感肌の患者や、その他の様々な皮膚疾患にもPNの使用が推奨されています(文献3)。これは、PNの保湿効果、皮膚バリア機能のサポート、および抗炎症作用によるものと考えられます(文献3)。
⚪️PNの正確な作用メカニズムは完全には解明されていませんが.、ポリデオキシリボヌクレオチド(PDRN)のメカニズム(細胞増殖刺激、血管新生促進、抗炎症効果など)と類似していると仮説が立てられています(文献2)。
PNは線維芽細胞の活性化、コラーゲンや細胞外マトリックスの生成促進、抗炎症作用、水分補給効果などを通じて、多岐にわたる皮膚の症状に対して有効性が期待される注射可能な製剤です(文献1)。多くの臨床経験や調査で有効性が示唆されていますが、その最適な使用法や効果を完全に確立するためには、さらに質の高い研究が必要です。
【参考文献】
1) Consensus report on the use of PN-HPT™ (polynucleotides highly purified technology) in aesthetic medicine
Maurizio Cavallini, et al.
J Cosmet Dermatol
2021;20(3):922-928
2) Polynucleotides in Aesthetic Medicine: A Review of Current Practices and Perceived Effectiveness
Kar Wai Alvin Lee, et al.
Int J Mol Sci
2024;25(15):8224
3) Assessment of current practices and perceived effectiveness of injectable polynucleotide for enlarged facial pores among cosmetic physicians: A survey-based evaluation
Dagyeong Lee
Skin Res Technol
2024;30(9):e13738
どのように肌に作用するか?
▶︎ポリヌクレオチド(PN)の作用は、ポリデオキシリボヌクレオチド(PDRN)のメカニズムを通じて説明されていて、細胞再生、組織修復、そして細胞増殖の刺激、血管新生の促進、抗炎症効果などの様々な生物学的活性が挙げられます(文献4)。
▶︎しかし、PNの正確なメカニズムは解明されていません。PNとPDRNの分子構造の類似性から、PNもPDRNと同様のメカニズムを持つと仮説が立てられています(文献4)。
▶︎PDRNは、アデノシンA2A受容体の刺激(VEGFやアンジオポエチンを介した血管新生につながる)とサルベージ経路(DNA合成のためにヌクレオチドをリサイクルする)という2つの経路で作用することが知られています(文献4)。
皮膚への効果
組織再生と細胞活性化: PNは真皮の線維芽細胞を含む間葉系細胞に対する活性化効果が特徴的で、真皮線維芽細胞の正常な効率を回復させることで、生理的環境を正常化します(文献5)。
⚪️コラーゲンとエラスチンの合成促進: PNはコラーゲン生成を刺激し、皮膚の弾力性を向上させることが示されています(文献4)。
⚪️保湿作用: 皮膚の水分量を高める効果があります(文献4)。
⚪️抗炎症作用: 炎症を軽減する効果が示されています(文献4)。ニキビや皮膚疾患の病因に関わる炎症促進性サイトカインを減少させます(文献6)。
⚪️皮膚バリア機能の強化: 皮膚バリア機能の強化に貢献します(文献6)。
⚪️足場構造による作用: PNの足場構造は、線維芽細胞が結合する機会を増やし、機能性を促進することで、細胞外マトリックス(ECM)の足場を強化する可能性があります(文献4)。この構造は、組織再生、幹細胞研究、生物工学、ドラッグデリバリーに応用できる可能性があります(文献4)。
安全性
副作用は、ほとんどの場合、軽微で一時的なものです(文献5)。最も一般的に見られる合併症は、注射後12時間の紅斑と灼熱感、および時折の小さな血腫です(文献5)。深刻な有害事象は報告されていません(文献4)。
【参考文献】
4) Polynucleotides in Aesthetic Medicine: A Review of Current Practices and Perceived Effectiveness
Kar Wai Alvin Lee, et al.
Int J Mol Sci
2024;25(15):8224
5) Consensus report on the use of PN-HPT™ (polynucleotides highly purified technology) in aesthetic medicine
Maurizio Cavallini, et al.
J Cosmet Dermatol
2021;20(3):922-928
6)Assessment of current practices and perceived effectiveness of injectable polynucleotide for enlarged facial pores among cosmetic physicians: A survey-based evaluation
Dagyeong Lee
Skin Res Technol
2024;30(9):e13738
よくいただくご質問
リジュランの主成分ポリヌクレオチド(PN)を使った美容医療はどのような治療ですか?
リジュランの主成分ポリヌクレオチド(PN)は、美容医療において注目されている成分です。
これは、DNAやRNAの構成要素であるヌクレオチドから成る複雑な分子です。天然由来の化合物、例えばサケやマス類の生殖腺から得られます。
美容医療の分野では、PNは遺伝子発現を調節し、組織再生を促進する可能性が示されています。
PNが美容医療で使われる可能性が研究されている治療には、以下のようなものがあります。
◉ 肌質の改善、しわの深さの軽減、顔貌の向上
◉ コラーゲン生成の刺激、皮膚弾性の向上、炎症の軽減
◉ 育毛促進、傷跡の改善
◉ さまざまな製品形態での応用:
◦ スキンブースター(肌の質感と外観を改善する注射治療で、コラーゲン生成を刺激し、肌の弾力と水分補給を高めます)
◦ コスメシューティカル(化粧品の新しい送達システムとして、活性成分のバイオアベイラビリティと安定性を向上させる可能性が探求されています)
◦ フィラー(顔の若返りのための注入材として、コラーゲン生成を刺激し、肌の弾性を向上させ、自然な結果をもたらす能力が注目されています)
◦ バイオレバイタリゼーションプロトコル(顔の若返りのための複合治療の一部として、ヒアルロン酸や成長因子などと組み合わせて使用されることがあります)
◉特定の適応症に対する治療:
◦ 首の皮膚の老化の兆候の軽減
◦ しわ治療(眼周囲の若返り、目尻のしわの修正など)
◦ 顔面の紅斑(皮膚の赤みやほてり)の治療
◦ 傷跡(ニキビ跡、甲状腺摘出術後の傷跡など)の治療
◦ 目の下のクマの治療
PNの作用メカニズムは、細胞再生や組織修復において重要な役割を果たすポリデオキシリボヌクレオチド(PDRN)と同様であると仮説されています。
PDRNのメカニズムとしては、血管新生に関わるA2受容体の刺激経路や、DNA合成のためのサルベージ経路などが知られています。ただし、PN固有の客観的な作用メカニズムに関するデータはまだ十分にありません。
PNはPDRNとはいくつかの重要な点で異なります。PNは精巣由来であるのに対し、PDRNは精子細胞由来です。また、PNの方がより長いヌクレオチド鎖を持ち、分子量が高く、PDRNにはない足場構造を持っています。
現在、リジュラン(Rejuran)やドシャン PN(Doshaine PN)など、PNを含む美容医療用製品が市場に出ています。
ただし、美容医療におけるPNの有効性と安全性に関する質の高い大規模なランダム化比較試験(RCT)はまだ少なく、ほとんどの証拠は観察研究や症例報告、小規模なパイロット研究に基づいています。これらの異質性の高い研究結果から明確な結論を導き出すことは難しいとされています。より有効性と最適な使用法を確立するためには、さらなる質の高い研究が必要です。
(参考文献)
Polynucleotides in Aesthetic Medicine: A Review of Current Practices and Perceived Effectiveness
Kar Wai Alvin Lee, et al.
Int J Mol Sci
2024;25(15):8224
必要なダウンタイム、リスクについて教えて下さい
一般的な副作用
注射に伴う一般的な副作用
発生頻度:多くの方に起こる可能性があります
⚫️注入部位の赤み・腫れ
施術直後から数日間継続する場合があります
通常1週間以内に改善します
⚫️注入部位の痛み・熱感
施術中および施術後に感じることがあります
個人差がありますが、通常数日で軽減します
⚫️エンボッシング現象
注入直後に皮膚表面が凸凹になる現象
薬剤が適切に注入されたことを示す正常な反応です
通常1~3日以内に改善します
⚫️注射跡
複数回の注射により一時的に跡が残ります
1~2週間程度で目立たなくなります
やや頻度の高い副作用
⚫️内出血
注射針による血管への影響で起こる可能性があります
通常1~2週間程度で改善します
メイクでカバー可能な程度のことが多いです
⚫️かゆみ
施術部位に一時的なかゆみを感じる場合があります
通常数日で改善します
稀に起こる可能性がある副作用
⚫️アレルギー反応
薬剤に対するアレルギーが起こる可能性があります
発疹、強いかゆみ、腫れなどの症状
症状が現れた場合は速やかに医師にご相談ください
⚫️感染
注射部位から細菌が侵入するリスク
適切な衛生管理により予防可能です
発熱、強い痛み、膿などの症状が現れた場合は直ちに受診してください
リジュランはお肌にどのように作用するのですか?
リジュランの主成分はサーモンのDNAから抽出され、特許技術で精製されたポリヌクレオチドです。
線維芽細胞を刺激するとともに、保湿作用、血管新生作用、抗酸化作用が組織が再生するための環境を整えます。
どのような肌の悩みに効果がありますか?
ポリヌクレオチド(PN)を使った美容医療は、様々な肌の悩みに応用される可能性が研究されています。
⚪️ 肌全体の若返り:
◦ コラーゲン生成の刺激、皮膚弾性の向上、炎症の軽減。
◦ 肌の質感と外観を改善し、肌の弾力と水分補給を高めるスキンブースターとして。
◦ 顔の若返りのための注入材(フィラー)として、コラーゲン生成と肌弾性を刺激し、自然な結果をもたらす。
◦ ヒアルロン酸や成長因子などと組み合わせたバイオレバイタリゼーションプロトコルの一部としても使用される。
⚪️ シワや小ジワ:
◦ シワの深さを軽減し、肌の弾性、水分補給、全体的な外観を改善する。
◦ 眼周囲の若返り、目尻のシワ(crow's feet)の修正に効果が示唆されている。
◦ ほうれい線などの顔の様々な部位のシワにフィラーとして使用される可能性。
◦ 首の皮膚の老化の兆候の軽減。
⚪️肌の弾力低下:
◦ 皮膚弾性を向上させる効果が報告されている。スキンブースターやフィラーとして使用される場合にも、弾力向上が期待されています。
◦ 特に頸部の肌の弾力改善にも効果が示されています。
⚪️傷跡:
◦ ニキビ跡の治療において、傷跡の外観、肌の質感、患者満足度を改善する可能性。
◦ 甲状腺摘出術後の傷跡の質と幅を改善する予防効果。
◦ 肉芽腫などの傷跡の治療にも使用された報告がある。
⚪️顔面の紅斑(赤み):
◦ 肌の赤みや炎症を軽減するのに効果があると認識されている。
⚪️目の下のクマ:
◦ 肌の弾性を改善し、小じわを減らすことで、目の下のクマを治療する可能性が示唆されている。
⚪️肝斑:
◦ マイクロニードルラジオ波との併用で、肝斑の重症度と肌弾性をより効果的かつ迅速に改善したというパイロット研究がある。
PNはまた、光老化(日光による肌のダメージ)の軽減にも役立つ可能性があり、組織の修復と再生を促進することで肌の外観を改善します。
これらの治療において、PNはスキンブースター、コスメシューティカル(局所製剤の新しい送達システムとして)、フィラー、バイオレバイタリゼーションプロトコル といった様々な製品形態で応用が検討されています。
ただし、美容医療におけるPNの有効性と安全性に関する質の高い大規模な研究はまだ少なく、ほとんどの報告は観察研究や症例報告に基づいています。PNの効果や最適な使用法を確立するためには、さらなる質の高い研究が必要です。
(参考文献)
Polynucleotides in Aesthetic Medicine: A Review of Current Practices and Perceived Effectiveness
Kar Wai Alvin Lee, et al.
Int J Mol Sci
2024;25(15):8224
PN(ポリヌクレオチド)とPDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)の違いは?
美容医療において、PN(ポリヌクレオチド)とPDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)は、肌の再生や若返りを目的とした治療に用いられる成分です。
概念上、PDRNはPNの一種であり、DNA断片です。ヌクレオチドが複数連なったものがポリヌクレオチド(PN)で、その中でも特にDNAが連なったものがポリデオキシリボヌクレオチド(PDRN)と呼ばれます 。
臨床現場では、分子量1,500 kDaを境に、PDRN(低〜中分子量)とPN(高分子量)を区別して呼ぶのが一般的です。この分子量の違いが、それぞれの効果や用途の違いにつながっています。
• PDRN(短鎖DNA): 分子量が比較的小さいため、創傷治癒や抗炎症作用に優れ、即効性が期待できます。アデノシンA2A受容体に作用する機序が報告されています。化粧品の機能性成分としても用いられます。
• PN(長鎖DNA): 分子量が比較的大きいため、保湿効果や皮膚の構造を支える足場としての役割、そしてより持続的な肌の若返り(リジュビネーション)効果に優れています。コラーゲン生成を促進し、皮膚の弾力性を改善、細かいしわを軽減する効果が期待されます。リジュラン注射の主成分としても知られています。
このように特性が異なるため、施術メニューを設計する際には、治療目的(急性の治癒を求めるのか、慢性的な肌質改善を目指すのか)やターゲット層(例:レーザー治療後のダウンタイム短縮を希望する方か、40~50代でハリや弾力の改善を求める方か)を考慮して、PDRNとPNを使い分けることが効果的です。近年、これらの製剤は美容医療分野で注目されています。
*当院ではPN(長鎖DNA)を含む製剤としてリジュラン、 PDRN(短鎖DNA)を含む製剤としてMG-EXO-SKIN(エクソソーム製剤)を使用しています。
リジュランの主成分PN(ポリヌクレオチド)の作用メカニズムは?
ポリヌクレオチド(PN)は、DNAやRNAの構成要素であるヌクレオチドから成る複雑な分子です。美容医療分野では、遺伝子発現を調節し、組織再生を促進する可能性が注目されています。
PNは線維芽細胞(fibroblast)やケラチノサイト(keratinocyte)を刺激してコラーゲンやヒアルロン酸を産生させる能力を持つことが示唆されています。さらに、成長因子の放出を伴う可能性や、シグナル伝達経路の活性化、遺伝子発現の調節、細胞代謝の調節などがメカニズムとして挙げられています。
ただし、PNそのものの客観的な作用機序に関するデータは、現在までのところ十分にありません。
その作用機序は、ポリデオキシリボヌクレオチド(PDRN)のメカニズムと同様であると仮説されていますが、これは科学的に実証されていません。PDRNはサケの精子細胞由来であり、細胞再生や組織修復に重要な役割を果たすことが知られています。
PDRNの知られている作用機序は以下の2つの経路です:
1 A2受容体刺激経路 (A2 receptor stimulation pathway): A2受容体が活性化されることで、アデニル酸シクラーゼ(Ac)を刺激し、サイクリックAMP(cAMP)を産生します。これによりプロテインキナーゼA(Pka)が活性化され、NFκB、CREB、HIF-1などの転写因子が活性化されます。これらの転写因子は血管内皮増殖因子(VEGF)やアンジオポエチン(angiopoietin)に関わり、血管新生を促進します。これにより、組織への血流と酸素供給が促進され、治癒と再生が向上します.
2 サルベージ経路 (Salvage pathway): DNA分解酵素(DNase)によってDNAが構成要素であるヌクレオチドに分解されます。これらのヌクレオチド(プリン塩基やピリミジン塩基)は、新しいDNA分子に再利用されます。この経路は、DNA合成のために細胞が十分なヌクレオチド供給を維持することを保証します.
PNはPDRNといくつかの点で異なります。PNは精巣由来であるのに対し、PDRNは精子細胞由来です。PNはより長いヌクレオチド鎖を持ち、分子量が高く、PDRNにはない足場構造(scaffold structure)を持っています。
このPNのユニークな足場構造(多くの「細胞」または「形状」が五角形や六角形の相互に連結したパターンを形成している)が、皮膚における作用機序の一部に関わっている可能性も仮説として考えられています。PNの足場構造は線維芽細胞よりもかなり小さく、線維芽細胞の足場壁への結合をより多く可能にするかもしれません。これにより、特にECM(細胞外マトリックス)が断片化している高齢の皮膚において、ECMの足場を強化し、線維芽細胞の付着と機能性を促進することで、コラーゲン産生を改善する可能性があります。
また、PNの構造パターンは生体テンセグリティ(biotensegrity)の原理に応用でき、メカノトランスダクション(mechanotransduction)を通じて細胞の生化学的応答を調節する可能性も示唆されています。
しかし、繰り返しますが、これらの作用機序はPDRNの研究に基づく仮説やPNの構造からの推測であり、PNそのものの作用機序については、さらなる質の高い研究による解明が必要です。
(参考文献)
Polynucleotides in Aesthetic Medicine: A Review of Current Practices and Perceived Effectiveness
Kar Wai Alvin Lee, et al.
Int J Mol Sci
2024;25(15):8224
施術後の注意点はありますか?
当日のメイクはお控えください。洗顔・入浴の制限はなく、飲酒・運動も当日から可能です。
メイク以外は、いつも通りの日常生活をお送りいただけます。強い刺激を与えたり、注入部位を強くこすったりしないようご注意ください。
他の美容治療と併用できますか?
当院では、リジュランの効果を最大限に引き出すため、ダーマペンとの組み合わせ治療(プレミアム・リジュラン)もご用意しています。
その他の治療との併用については、個々の治療内容や肌の状態により判断いたしますので、カウンセリング時にご相談ください。
なぜダーマペンとの組み合わせが効果的なのですか?
リジュランの主成分であるポリヌクレオチドは、もともと傷の治療薬として研究されており、創傷治癒機転を刺激することで効果を発揮します。
ダーマペンで肌を刺激することにより、リジュランの肌再生ポテンシャルを最大限に引き出すことができるのです。
自動注入器を使用する理由は何ですか?
自動注入器を使用する理由は
1)痛み対策
2)正確な注入
3)注入漏れを減らす
ことが目的です。
当院ではイントロフィルという自動注入器を使用しています。機械による正確な注入により、お肌に最適な深度と量でリジュランを注入することができ、より痛みが少なく、確実で安全な治療を提供しています。
施術時間はどの程度かかりますか?
初回は診察からで90分程度お時間をいただいています。カウンセリング、洗顔、麻酔、施術、アフターケアの説明まで含めての時間です。
2回目以降は60分程度です。
1回の治療で効果は実感できますか?
1回の施術でも効果を感じられる方もいらっしゃいますが、より高い効果を実感し維持するためには、一般的に2~4週間おきに4〜6回の継続治療をお勧めしています。お肌の状態や個人差により効果の現れ方は異なります。
施術中の痛みはどの程度ですか?
リジュランは他の注入剤に比べてやや粘度が高いため、注入時にチクチクとした痛みを感じることがあります。
当院では痛みを最小限に抑えるため、施術前の麻酔クリームの使用に加え、製剤にクリニック独自で麻酔薬を添加し、丁寧な注入技術により刺激をできる限り軽減するよう努めています。
痛みを抑えたリジュラン治療が当院の特徴です。
年齢制限はありますか?
特に年齢制限はありませんが、肌の老化が見え始める30代後半以降の方に、より効果を実感していただけることでしょう。
ご自身の肌状態やお悩みに応じて、カウンセリングでご相談ください。
男性でも治療を受けられますか?
はい、男性の方でも治療をお受けいただけます。ニキビ跡、毛穴の開きなど、男性に多い肌の悩みにも効果が期待できます。
お気軽にご相談ください。
ヒアルロン酸注射との違いは何ですか?
ヒアルロン酸注射がしわやくぼみを物理的に埋めてボリュームを補うのに対し、リジュランは肌細胞そのものに働きかけて肌の自己再生能力を高めます。そのため、不自然な膨らみが出る心配が少なく、より自然な仕上がりが期待できます。
施術を受けられない人はいますか?
以下の方は施術をお受けいただけません。
●ポリヌクレオチドナトリウムに対して過敏症の方
●妊娠・授乳中の方
●重篤な心疾患・肝疾患・腎疾患をお持ちの方
●免疫系の疾患をお持ちの方
●魚介類に対する重篤なアレルギーをお持ちの方
●施術部位に炎症や感染がある方
●ケロイド体質の方
ご不明な点があればお問い合わせ下さい。
魚アレルギーがあっても受けられますか?
リジュランはサーモン由来の成分を使用しているため、魚介類に対する重篤なアレルギーをお持ちの方は施術をお受けいただけません。
軽度のアレルギーの場合でも、事前に必ず医師にご相談ください。
リジュランについて
◉リジュランは未承認医療機器です
◉国内正規代理店株式会社PRSSを通して、院長が個人輸入しています。
◉同一成分・性能を有する国内承認医薬品等はありません。
◉万が一重篤な副作用が生じた場合、国の医薬品副作用被害救済制の対象外となります。
◉副作用・リスク①注入部位の赤み・腫れ、②注入部位の痛み・熱感、③皮膚の凹凸、④注射跡、⑤内出血、⑥かゆみ、⑦アレルギー反応、⑧感染
◉リジュランの製造元であるファマリサーチ社の公式サイトでは、「諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません」と記載されています。