赤ら顔治療 ── 「炎症」に着目した赤み改善プログラム



赤ら顔でお悩みの方へ ── こんな症状はありませんか?


以下のようなお悩みをお持ちの方は、当院の赤ら顔治療プログラムが適している可能性があります。

  • 1.頬や鼻まわりの赤みがメイクで隠しきれない
  • 2.ニキビが治っても赤みだけがいつまでも残っている
  • 3.レーザー治療やIPLを受けたが赤みが再発した
  • 4.暑さや寒さ、暖房や緊張で顔が赤くなりやすく、周囲の視線が気になる
  • 5.「お酒飲んだ?」と聞かれることが多い

赤ら顔には「一時的な赤み」と「慢性的な赤み」があり、それぞれ原因が異なります。慢性的な赤みの多くは、皮膚の内側で起きている炎症が深く関わっています。当院では、この炎症に焦点を当てた治療をご提案しています。

※ 赤ら顔の原因は多岐にわたります。全身性疾患や膠原病などが原因の場合もあるため、まずは皮膚科での診察をお勧めする場合があります。当院では診察の上、美容皮膚科としての治療が適切かどうかを判断し、ご案内いたします。




赤ら顔の原因 ── なぜ顔が赤くなるのか


顔の赤みにはさまざまな原因がありますが、美容皮膚科で対応できる主なタイプは以下の3つに分類されます。


炎症性の赤み(持続性紅斑)

皮膚内部で慢性的な炎症が持続している状態です。頬や鼻を中心に広がるびまん性の赤みが特徴で、温度変化・紫外線・ストレス・特定の食品・花粉・寒暖差などによって悪化することがあります。

重要なのは、この段階の赤みは炎症が主因であり、血管の構造的変化(毛細血管拡張)とは区別されるという点です。レーザーやIPLは主に拡張した血管を物理的に破壊する治療であり、炎症そのものに対する根本的なアプローチとは異なります。

これが、当院が「蛇口を壊すのではなく、蛇口を閉める」治療と表現する理由です。赤みを出している炎症を鎮めなければ、血管を壊しても赤みは再発のリスクから逃れられません。


血管の構造的変化(毛細血管拡張)

炎症が長期間持続すると、血管新生(新しい毛細血管の形成)が進み、肉眼で確認できる毛細血管の拡張が生じます。この段階まで進行した場合、レーザーやIPLによる血管処理が有効な選択肢となります。

当院では、まだ炎症が主体の段階で適切な治療を行い、毛細血管拡張への進行を予防することを重視しています。


ニキビ後の赤み(炎症後紅斑)

ニキビの炎症が治まった後に残る赤み(炎症後紅斑:Post-Acne Erythema)も、赤ら顔の原因の一つです。この赤みは、炎症が完全に鎮まりきっておらず、血管新生が残存している状態と考えられています。

放置すると萎縮性瘦痕(クレーター状の跡)に移行するリスクもあるとされており、早期から炎症と血管新生を抑える治療が推奨されています。当院の治療プログラムは、この炎症後紅斑に対する最新の臨床研究をもとに設計しています。



当院の赤ら顔治療コンセプト ── 「炎症」をターゲットにする理由


多くの美容クリニックの赤ら顔治療は、レーザーやIPL(光治療)で拡張した血管を破壊する「対症療法」が中心です。しかし、血管拡張の元凶である「炎症」を鎮めなければ、再発のリスクが残ります。


当院の赤ら顔治療は、以下の3つの柱で構成されています。

1️⃣ 院内施術 ── 炎症にフォーカスした3つの施術

赤ら顔の多くは、皮膚の慢性炎症が根底にあります。当院では、抗炎症作用が臨床研究で確認されている施術を中心にプログラムを構成しています。

プラズマ照射 ── 抗炎症作用+皮膚常在菌叢の正常化
トラネキサム酸注入 ── 抗炎症+抗血管新生作用
ゼオミン注射 ── 神経原性炎症の抑制+血管拡張反応の調整


2️⃣ ホームケア ── エビデンスのある外用薬を毎日継続

クリニックでの施術だけでは、赤ら顔の改善は十分とは言えません。当院では、臨床研究で赤み改善効果が報告されている外用薬を処方し、毎日のホームケアとして継続していただきます。

アゼライン酸 ── カテリシジン経路の抑制、ROS除去、抗炎症
チモロール(β遮断薬) ── 毛細血管収縮+抗血管新生作用

クリニックでの施術で炎症を大きく抑え、ホームケアで効果を維持・底上げする──この「両輪」が当院のプログラムの特徴です。



3️⃣ 生活指導 ── 悪化因子を知り、コントロールする

赤みの悪化因子(紫外線、寒暖差、アルコール、香辛料など)を具体的にご説明し、日常生活での注意点を指導します。赤ら顔は慢性的な経過をたどりやすい症状であり、治療と並行して悪化因子をコントロールすることが長期的な改善のカギです。

 

 

オリジナル美容モデル
*効果には個人差があり、同様の効果を保証するものではありません

施術前

(60代女性)長年赤ら顔に悩まされていました。

2回施術1ヶ月後

赤みが軽減していることを実感されています。

医療広告ガイドライン・限定解除要件

◉通常必要とされる治療内容:赤みの強い部位にプラズマを照射します。さらに特殊な針を使用して、1回目はトラネキサム酸+ゼオミン、2回目のときはトラネキサム酸のみを皮内注入します。
・カウンセリングから治療終了までの時間:1時間半



◉標準的な費用:163,680円
*赤ら顔2回セットの費用+初診料+アゼライン酸1本



◉標準的な治療期間及び回数:2週間隔で2回の通院が必要です。治療期間としては、2週間になります。



◉デメリット・リスク・副作用:多くのメリットがある「赤ら顔治療」ですが、いくつかのデメリットやリスクも存在します。当院ではこれらのリスクを最小限に抑えるための対策を徹底しています。


●ホームケア推奨: クリニックの施術だけでも効果を感じられる方もいますが、より高い効果を実感し、維持するためには、ホームケアの継続が推奨されます。


●施術に関すること: 注入時にチクチクとした痛みを感じることがあります。施術後数日間は針穴が目立つことがあります。
●ダウンタイム: 注入部位に赤み、腫れ、内出血、軽い膨らみ(凹凸感)が出ることがありますが、通常は数日~1週間程度で自然に治まります。メイクは翌日から可能です。


●コスト: 美容目的の治療のため、保険適用外となり、全額自己負担となります。


●医師の技術力への依存: 皮内注入は注入する深さや間隔を見極める技術が不可欠です。経験や知識が不足していると、効果が不十分であったり、内出血などのリスクが高まる可能性があります。   




施術について

施術について


施術時間  : 初回は診察からで約90分 2回目は約60分

麻  酔  : 表面麻酔

術後診察  : 不要

 

注意事項


入浴・洗髪  : 当日から可能

洗顔・化粧  : 当日のメイクは控えめに

飲酒・運動  : 当日から可能

 

治療スケジュール


2週間隔で2回の施術。その後、3~6か月ごとの維持施術を推奨

 

施術を受けられない方

 

  • ボツリヌス療法を受けてアレルギー症状が生じた方
  • 神経・筋疾患の方(重症筋無力症、ALSなど)
  • 妊娠、授乳中の方
  • 医師が不適切と判断した方

施術の流れ

1 カウンセリング(医師が担当)


医師が赤みの状態・範囲・持続期間・悪化因子などを丁寧にお伺いし、肌の状態を診察します。

診察結果に基づき、院内施術の内容・回数・期間・費用、ホームケアの内容をご説明します。


2 プラズマトーニング


赤みが目立つ部位にプラズマを照射します(2パス)。暖かな風を瞬間的に吹きつけられる程度の感覚です。

当院ではプラズマ治療の経験豊富な院長が、お肌の反応を見て微調整を重ねながら照射を進めます。

 

3 皮内注射


赤みの強い部位を治療対象にします。2回セットの1回目は、 トラネキサム酸+ゼオミンの皮内注射、2回目はトラネキサム酸のみの皮内注射を行います。




4 施術終了後


当日のメイクは控えめに。それ以外には、日常生活の制限はありません。

針穴が赤い点として数日間残ることがありますが、メイクでカバー可能です。

 

 

価格表

赤ら顔治療価格(税込)
2回セット 158,400円


■麻酔料 2,750円別途(2回セットは麻酔料込み)

■最終予約枠(来院時間)
17:00
※この施術が初めての場合:16:30
※施術内容により異なる場合があります


当院の赤ら顔治療は、カウンセリングから照射・注入まで、すべて院長(医師)が担当します。

単なる作業ではなく、その日の肌状態・部位ごとの反応を見極めながら調整する医療行為として行っているため、料金は「医師施術」を前提とした設定となっています。

 




よくいただくご質問

Q

赤ら顔はレーザー治療でなくても治るのですか?

A

⚪️赤ら顔の原因はさまざまで、毛細血管の拡張より炎症による赤みが強い症状に対しては、レーザーよりも抗炎症アプローチの方が適していることがあります。
 

Q

何回くらい通えば効果を実感できますか?

A

⚪️2回の施術+1か月のホームケア継続後に経過を評価します。多くの場合、この段階で赤みの変化を実感いただいていますが、必ずしも効果をお約束することはできません。

Q

施術に痛みはありますか?

A

⚪️プラズマトーニングは温かさを感じる程度です。

⚪️注射施術に際しては、あらかじめ麻酔クリームを塗る表面麻酔をした上で、極細の針を使用することで注射の痛みを和らげています。

Q

ダウンタイムはありますか?

A

 ⚪️プラズマトーニングは一時的な赤み・乾燥程度(非常にまれ)です。

⚪️注射施術は赤み・腫れ・内出血(針穴が目立つ程度)が見えることがありますが、ほとんどの場合数日で、長くても1~2週間程度で軽快します。

Q

ホームケアは必ず必要ですか?

A

 ⚪️この赤ら顔治療は、クリニックでの施術とホームケアを一体のものとして設計されています。院内施術だけでも一定の効果は期待できますが、ホームケアの継続で治療効果の維持・向上が見込めます。

⚪️クリニックの施術なしで、ホームケアだけで赤みをコントロールできるようになることが最終的な目標です。

Q

敏感肌ですが、治療を受けられますか?

A

⚪️敏感肌も赤ら顔の原因の一つであり、敏感肌の方にも受けていただけます。

⚪️ホームケアとして使用するアゼライン酸は比較的刺激が少なく、敏感肌でも使用しやすい成分です。

Q

保険診療で治療できますか?

A

⚪️当院の赤ら顔治療は自由診療(保険適用外)です。診察の結果、必要に応じて保険診療の皮膚科受診をお勧めする場合があります。





Q

治療中に他のスキンケアや化粧品は使えますか?

A

⚪️基本的には使用可能ですが、刺激を強く感じるときはしばらくお控え下さい。


Q

治療をやめると赤みは元に戻りますか?

A

⚪️赤ら顔は慢性的な経過をたどるため、ホームケアの継続と悪化因子の管理が大切です。特に期限をきることはできませんが、少なくともホームケアは長期間続くものとお考え下さい。

Q

ゼオミンとは何ですか?

A

⚪️ドイツ・メルツ社製のボツリヌストキシン製剤です。複合タンパク質を含まない純粋な製剤で、神経原性炎症を抑制する作用を利用して赤みにアプローチします。

ゼオミン(ボツリヌス療法)が赤ら顔に効果を発揮するメカニズムは、現在も研究が進められている段階ですが、主に「神経血管の調節(血管拡張シグナルの遮断)」「抗炎症作用」の2つの側面からいくつかの機序が提唱されています。

Q

他院で治療を受けていますが、併用できますか?

A

⚪️治療内容やタイミングによります。他院での治療内容をお伝えいただければ、医師がアドバイスいたします。

Q

春先に赤みが悪化しますが、治療のタイミングとして適していますか?

A

⚪️春先は花粉や寒暖差で赤みが出やすい時期ですが、だからこそ治療の変化も追いやすいと言えます。季節を問わずいつでも開始できます。

制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2026年4月12日)