制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2026年1月11日)
最弱の肌を立て直す。「揺るがない素肌」への再設計。
プラズマトーニング(低出力プラズマ照射)とはどんな治療?
肌再生のプラズマ治療器Neogen PSRを、あえて低出力で使う贅沢
当院の「プラズマトーニング」は、皮膚再生(リサーフェシング)にも使用される高スペック機器Neogen PSRを、マイルドな低出力設定で照射する治療です。
最大の特徴は、一般的な美容機器とは異なる窒素プラズマのエネルギー。 肌表面を傷つけることなく、真皮層への熱刺激を与えることで、ダウンタイムを最小限に抑えながら「肌の基礎力」を底上げします。
*他のクリニックでは、低出力のプラズマ照射の治療を「プラズマシャワー」と呼んでいます。
低出力プラズマを用いた“肌質調整”や“導入サポート”という考え方は近い場合があります。ただし、使用機器・設定・導入薬剤で内容は変わるため、当院では施術内容を明確にする目的で「プラズマトーニング」としてご説明しています。
期待できる3つの効果
1️⃣驚異的な浸透力(TDDS:経皮ドラッグデリバリーシステム)
プラズマの特性で一時的に細胞間の結合を緩め、通常は塗るだけでは届かない高分子の美容成分を、肌の奥深くまでダイレクトに届けます。イオン導入を遥かに凌ぐ浸透率で、導入薬剤の効果を最大化します。
2️⃣強力な殺菌作用で「ニキビ」に作用
アクネ菌などのトラブルの元となる細菌を強力に殺菌。慢性的なニキビや肌荒れを鎮静化し、再発しにくいクリーンな肌環境へ導きます。
3️⃣熱エネルギーによる「毛穴・ハリ」改善
窒素プラズマ特有の熱エネルギーが真皮層へ伝わり、コラーゲン生成を促進。毛穴の開きを引き締め、内側から弾むようなハリをもたらします。レーザーが当てにくい「目元」の際までケアできるのも強みです。
当院のプラズマトーニングの特徴
⚪️院長による完全ドクター施術
他院では看護師施術となることが多いプラズマ治療ですが、当院では20年以上の経験を持つ院長が必ず施術します。 その日の肌状態を見極め、ニキビ跡や毛穴の気になる部分には重ね打ちをするなど、マニュアルにはない繊細な出力調整を行います。
⚪️浸透と再生の相乗効果「プラズマトーニング × ダームエデンPro」
薬剤導入の効果を左右するのは、その「成分濃度」です。 当院では、フランス発のドクターズコスメを施術用に滅菌処理した高機能薬剤「ダームエデンPro」を採用。
美白・抗炎症・バリア修復に優れた「トラネキサム酸(5%)」「ナイアシンアミド(10%)」を高濃度で配合しており、肝斑やくすみが気になる方にも、レーザー以外の選択肢として最適です。
⚪️レチノイド併用による独自アプローチ
当院は、都内でも有数の「レチノイド(ビタミンA誘導体)」治療の実績を誇ります。 プラズマによるターンオーバー促進と、レチノイドによる皮膚再生を組み合わせることで、治療効果の最大化とダウンタイムの短縮を狙います。これは、院長の長年の知見に基づいた独自のメソッドです。
院長からのメッセージ
安心・安全を第一に、理想の美肌をサポート
港区浜松町・大門・芝公園エリアで、肌荒れ、ニキビ、敏感肌、赤ら顔の改善を目指すなら、ぜひ当院のNeoGen PSRを用いたプラズマトーニングをご検討ください。
レーザーのような皮剥けや赤みはほとんどなく、施術直後からメイクも可能です。「しっかり肌質を改善したいけれど、仕事や生活に支障を出したくない」という多忙な方にこそ、選んでいただきたいスキンケア習慣です。 皆様に「満足の笑顔」をお届けするために、スタッフ一同、心をこめてサポートいたします。
*本施術は、厚生労働省未承認機器を使用したもので、また自由診療に基づき全額自己負担になります。
**お知らせ**
当院は2023年に自由が丘から港区浜松町(最寄駅:JR/東京モノレール 浜松町駅、都営浅草線/大江戸線 大門駅、都営三田線 芝公園駅)に移転して診療を続けています。
こんな方におすすめ
- 1.よくならない「肝斑」
プラズマの浸透力で、高濃度トラネキサム酸をメラニン色素を生成する色素細胞に届けます。刺激を抑えたアプローチで肝斑の悪化を防ぎながら、色調改善を目指します。
- 2.頑固な肌荒れ、乾燥肌や敏感肌でお困り
これらの症状はいずれも肌の皮膚バリア機能が崩壊していることが背景にあります。プラズマが炎症を抑え、ナイアシンアミドがセラミド産生を促進することで根本的に皮膚バリア機能を修復します。表面を潤すだけでなく、「自ら潤う力」を底上げし、乾燥しにくい土台を作ります。
- 3.「肌のくすみ(茶色)・赤ら顔(赤色)・黄ぐすみ(黄色)」が気になる
ナイアシンアミドの「美白作用(茶色)」、「抗炎症作用(赤色)」、「抗糖化作用(黄色)」により、さまざまな肌の色味の問題を改善させます。透明感のある明るい肌印象へ導きます。
- 4.「毛穴の開き」と「皮脂テカリ」を両方ケアしたい
プラズマの肌引き締め効果に加え、ナイアシンアミドの皮脂コントロール作用が働きます。キメを整え、テカリを抑えた滑らかな肌を目指す方に適しています。
- 5. ニキビ跡の「赤み・色残り」を早く消したい
ナイアシンアミドの「美白作用(茶色)」、「抗炎症作用(赤色)」、「抗糖化作用(黄色)」により、さまざまな肌の色味の問題を改善させます。透明感のある明るい肌印象へ導きます。
- 6.「大人ニキビ」をトラブルなく収めたい
プラズマの滅菌作用と抗炎症作用でニキビを抑えながら、ダームエデンの成分がニキビ跡の定着を予防。肌トラブルの解消と美白をワンステップで叶えます。
院長コラム 〜プラズマって・・・〜
プラズマって何?何してくれるの?おそらくは皆様そう思うのではないでしょうか。
プラズマは固体、液体、気体につぐ第4の状態で・・こんなありきたりな説明をしても何の役にも立ちません。だからどうした!とイラつくだけ。
プラズマは「イオン化されたガス」と表現されますが、その「イオン」の中に活性酸素や活性窒素が含まれ、これが皮膚へのメインの作用を発揮することになります。
活性酸素って有害なんじゃないの?
そう思っている方も多いかと思いますが、活性酸素は根っからの悪ではありません。プラズマの「善玉・活性酸素」としての機能を象徴するのが、床ずれなどの難治性の創傷に対して、治癒を促進すること。
従来はたとえば成長因子などの生理活性因子を使ったりしてきましたが、プラズマを使えば、「善玉・活性酸素」が創傷を治癒させるシステムを動かす強力なシグナルになります。しかも同時に傷の表面で繁殖して、治りを邪魔している細菌を殺菌できるので一石二鳥。
プラズマの「善玉・活性酸素」の機能は、この傷を治す、肌を再生する場面と、炎症を抑制する場面で発揮されます。
日本ではこれまでとかくプラズマは皮膚の浸透性を亢進させることで注目されてきましたが、医学的にはそんなドラッグデリバリーとしての機能は、議論の末端でしかありません。プラズマの真価は、「生体シグナル」を皮膚に直接吹き付けていることにあるのです。
プラズマの使い方としては、定期的に肌のメンテナンスとして使うのがおすすめです。1回で大きな目に見える効果はありませんが、続けることで確かな変化を感じ取れるでしょう。
施術について
施術について
施術時間 : 30分程度
麻 酔 : なし
術後診察 : なし
注意事項
入浴・洗髪 : 当日から可能
洗顔・化粧 : 当日から可能
飲酒・運動 : 当日から可能
治療スケジュール
2〜4週ごとに継続することをおすすめします。
この施術を受けられない方
- 1.治療部位に皮膚疾患がある方
- 2.治療部位に金の糸が入っている方
- 3.妊娠中ないし妊娠を予定されている方
※その他、ご不明なことがあればお気軽にお問合せください。
施術の流れ
1 保湿パック
皮膚表面をしっかり保湿することで、プラズマのエネルギーが皮膚の深部にまで届くようになります。
2 プラズマ照射
顔全体にプラズマを照射します(2パス)。暖かな風を瞬間的に吹きつけられる程度の感覚です。
お悩み・既往歴・現在のスキンケアや内服外用を確認し、肌状態を診察して、施術強度を決めます。低出力プラズマ照射でも出力には幅があります。
レーザーに比べプラズマの施術は自由度が高く、同じ照射出力でも皮膚との距離、角度によって結果が大きく異なり、施術者の技量が大きく結果に反映することになります。
当院ではプラズマ治療の経験豊富な院長が、お肌の反応を見て微調整を重ねながら照射を進めます。
3 ダームエデンPro導入マスク
ダームエデンProには、高濃度のナイアシンアミドとトラネキサム酸が配合されています。
プラズマを照射された皮膚は、薬剤浸透性が亢進していて、浸透した成分がお肌のコンディションを調整して、「揺るがない素肌」に導きます。
4 施術終了後
当日のメイクは控え目にして下さい。その他、日常生活の制限はありません。
価格表
| プラズマトーニング | 価格(税込) |
|---|---|
| 1回 | 33,000円 |
*当院では施術はすべてドクター施術です。
*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。
**スキンケアとして今回の施術で導入に使用したダームエデンProの日常使い用:ダームエデン美容液を活用することをお勧めします。また肌の弱い方、ひどい乾燥肌の方は保湿剤としてADパーフェクトバリアをお使い下さい。
よくいただくご質問
プラズマトーニングとは何ですか?
低出力のプラズマ照射で、肌への負担に配慮しながらコンディションを整える施術です。
肌状態に応じて医師が出力や当て方を調整して照射し、施術後の鎮静・保湿まで含めて管理します。
「プラズマシャワー」とは何が違うのですか?
「導入専用機」か、「肌再生機器」かの違いです。
他のクリニックでは、低出力のプラズマ治療を「プラズマシャワー」という名称で提供されているケースが多く見られます。 どちらも「薬剤の浸透促進(導入)」が得意な点は共通しています。
一般的なプラズマシャワー:主に「薬剤導入」と「皮膚表面の滅菌」がメイン。
当院のプラズマトーニング(Neogen):導入・滅菌に加え、「熱エネルギーによる真皮の活性化(ターンオーバー促進)」が可能。
いわば、「高出力が出せるスポーツカー(皮膚再生マシン)で、あえて優雅に街中を走る(トーニング)」ような、パワーの余裕と安定性があります。 ただ薬剤を入れるだけでなく、「肌そのものを若返らせたい」という方に選ばれています。
プラズマはレーザーとどう違いますか?
レーザーではその波長によりターゲットが異なりますが、水分やメラニン色素などターゲットに吸収され、熱作用をもたらします。
プラズマはターゲットを持たないため、同じパワーのレーザーより深部まで到達することができ、しかも皮膚に均一に熱エネルギーを与えることができます。
プラズマにはどんな作用があるのですか?
強い熱作用を及ぼさないレベルの照射出力では、プラズマが生成する活性酸素による作用が中心となります。
活性酸素には悪いイメージもありますが、実は生体内ではシグナル、メッセンジャーとして機能しています。活性酸素は人間にとって不可欠な存在でもあるのです。
プラズマで生成される善玉・活性酸素には
1)皮膚細菌叢の正常化
2)殺菌
3)抗炎症
4)創傷治癒促進
といった作用があります。
プラズマの中〜高出力照射と何が違うのですか?
目的が異なります。
プラズマトーニング(低出力)は肌をマイルドに整えることを目的とした治療、中〜高出力照射はリサーフェシング(皮膚表面の入れ替え治療)に近くアグレッシブに変化を求めて行う治療です。
どちらが適切かは肌状態と目的で判断します。
レーザートーニングと同じですか?
別の治療です。
一般にレーザートーニングは特定のレーザーを用いて色調変化(肝斑など)を含む悩みを扱うことが多い一方、プラズマトーニングは低出力プラズマで肌状態を整える設計です。
適応が重なる部分もありますが、目的と治療設計が異なるため、診察で最適な治療をご提案します。
痛みはありますか?
低出力のため痛みはありません。瞬間的に風に吹かれたような感覚です。
刺激の感じ方には個人差がありますので痛みに弱い方は事前にお知らせください。必要に応じて対策を検討します。
ダウンタイムはどのくらいですか?
軽い赤み、乾燥、つっぱり感が出ることがありますが、多くは数日で落ち着くことが多いです(個人差)。
通常、日常生活、社会生活に支障が出る(スケジュール調整など)施術ではありません。
当日メイクはできますか?
肌状態によります。
基本的には当日からメイクも自由にお任せしていますが、施術当日はこすらないことが重要なため、“軽め・短時間”をおすすめすることがあります。具体的には当日ご案内します。
何回くらいで変化を感じますか?
目的や肌状態により異なります。
まずは数回で肌の反応を評価し、必要に応じて回数・間隔を調整します。
効果には個人差があるため、過度な期待を避け、現実的な目標設定を一緒に行います。
施術後に避けた方がいいスキンケアは?
1〜2日は、こするケア、刺激の強いスクラブやピーリングは避けて下さい。
施術後にはスキンケアとして、ダームエデン美容液を取り入れることをお勧めします。
NeoGen PSR薬機法開示情報
NeoGen PSRは窒素プラズマ技術を使用した皮膚再生医療機器で、日本国内では厚生労働省未承認となっています。本機器は医師個人輸入により当院で使用されており、薬機法に基づく適切な開示を以下に記載いたします。
1. 製造元企業情報
製造元企業名: Energist Ltd
所在国: イギリス(英国ウェールズ州スウォンジー)
本社所在地: Clos Llyn Cwm, Enterprise Park, Swansea SA6 8QY, Wales, United Kingdom
設立: 1999年(20年以上の実績)
品質認証: ISO 13485:2016取得済み
2. 日本への輸入
• 国内の代理店を通じて、医師が個人的に正式な手続きを経て輸入
• 薬機法に基づく医師個人輸入規定に準拠
• 地方厚生局への必要書類提出により適法に輸入
3. 諸外国での承認状況
◉米国FDA承認
承認状況: 承認済み
510(k)番号: K132754(5mmノズル)、K221873(25mmノズル)
承認年: 2013年(初回承認)
承認適応症(7項目):
◎ ニキビ跡
◎日光角化症
◎ 顔面のしわ
◎ 顔面以外のしわ
◎ 色素性病変
◎ 脂漏性角化症
◎ ウイルス性乳頭腫
◉韓国MFDS承認
承認状況: 承認済み
韓国食品医薬品安全処(MFDS、旧KFDA)による承認取得
◉EU CEマーク
取得状況: 取得済み
クラスIIb医療機器として欧州基準適合マーク取得
その他の国
• オーストラリア: TGA(治療用品管理局)承認済み
• 台湾: TFDA(台湾食品薬物管理局)承認済み
• ロシア: 保健省承認済み
4. プラズマ技術の確認
技術方式: 窒素プラズマ技術(確認済み)
作用機序:
• 医療用窒素ガスを超高周波によりイオン化
• プラズマエネルギー(物質の第4状態)に変換
• 皮膚表面温度70-165℃の制御された熱エネルギーを15ミリ秒間照射
• 表皮を保護しながら真皮層を刺激し、コラーゲン産生を促進
• 非剥離型治療により皮膚の外層を保持
5. 起こりうる副作用
一般的な副作用(予期される反応)
• 紅斑(赤み): 治療直後から1-7日間持続
• 浮腫(腫れ): 治療強度に比例、特に目周りや頬に発生
• 皮膚の引き締まり感・乾燥: 治療後2-3日目
• 痂皮形成(かさぶた): 高エネルギー治療で3-5日、低エネルギーで1-2日で剥離
• 皮膚の剥離・落屑: 再生過程の一部として自然に発生
• 軽度の不快感: 温かい風や軽度の日焼け感覚
稀な合併症
• 炎症後色素沈着: 報告あり(発生率は低い)
• 局所的な治癒遅延: 極めて稀
• 肥厚性瘢痕: 非常に稀
6. 重篤な事故報告
FDA MAUDEデータベース調査結果: NeoGen PSRに関する重篤な有害事象報告は確認されていません
リコール・安全性警告: 該当なし
臨床研究における安全性: 30以上のIRB承認臨床研究で重篤な事故報告なし
7. 日本での薬機法上の承認状況
承認状況: 未承認医療機器
本機器は日本の薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)における承認を取得しておりません。厚生労働省の承認を受けていない医療機器であり、医師の個人輸入により使用されています。
法的位置づけ:
• 医師法に基づく医師の裁量権の範囲内での使用
• 自由診療として全額自己負担での治療
• 医師による十分な説明と同意(インフォームドコンセント)が必要
8. 国内の同様効果が期待できる承認医療機器
NeoGen PSRと同様の皮膚再生・若返り効果が期待できる日本国内で認を受けた医療機器:
フラクショナルCO2レーザー
AcuPulse(ルミナス社)
• 厚生労働省承認取得
• フラクショナル皮膚再生、ニキビ跡改善、しわ改善
CO2RE(シネロン・キャンデラ社)
• PMDA医療機器製造販売承認取得(日本初のフラクショナルCO2レーザー)
• 軟部組織の蒸散によるフラクショナルリサーフェシング
重要なお知らせ
本治療は自由診療であり、保険適用外となります。治療に関するリスク・副作用について医師から十分な説明を受け、同意書への署名をお願いいたします。諸外国での承認状況は日本における承認を意味するものではありません。治療の適応、期待される効果、リスクについては、診察時に医師より詳しくご説明いたします。



