ネオジェンPSR(プラズマ美容)

制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2025年8月25日)

肌も服みたいに着替えられたらいいのに・・


◉毛穴の開きやニキビ跡の凹凸、年齢とともに気になる小ジワやたるみ。こうした肌のお悩みには、プラズマ技術を用いた美肌治療NeoGen PSR(ネオジェンPSR)という選択肢があります。

◉港区浜松町(JR浜松町駅、都営線大門駅・芝公園駅近く)に位置する当院では、美容医療に20年以上の経験を持つ院長が、お一人おひとりの肌状態とご希望に合わせ、NeoGen PSRを用いた丁寧な治療を提供しています。

◉特に、当院が得意とするレチノイド治療との組み合わせにより、さらなる効果とダウンタイムへの配慮を追求した独自の治療アプローチも可能です。


NeoGen PSRプラズマ治療とは?

NeoGen PSRは、医療用の窒素ガスをプラズマ状態に変換し、そのエネルギーを肌に照射する治療機器です。プラズマとは、固体・液体・気体に次ぐ物質の第4の状態で、高いエネルギーを持っています。

この治療の特徴は、レーザーのように皮膚表面を削ることなく、熱エネルギーを皮膚の深い層(真皮層)まで届けることができる点です。これにより、肌の土台となるコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、皮膚が内側から改善されていきます。


ダウンタイムが短く、安全性が高い理由:

NeoGen PSRは、ダウンタイムが短く、合併症のリスクが低いという利点があります。これは、治療時に表皮を傷つけないプラズマ治療の特性によるものです。

⚪️ 治療を受けた表皮は傷つかずに残り、約4~10日間、天然の保護膜として機能します
⚪️この保護膜が、下層で進む皮膚の再生を守り、良好な治癒環境を作ります
⚪️ 従来のレーザー治療と異なり開放創を作らないため、感染リスクや色素沈着のリスクが低くなります
⚪️古い表皮は、新しい皮膚ができた後に自然に剥がれ落ちるため、日常生活への復帰が早いのが特徴です


治療により期待できる効果:

◎毛穴の引き締め
◎ ニキビ跡の改善
◎しわ・たるみの軽減
◎ 肌全体のハリ・ツヤの向上

NeoGen PSRは、米国FDA(食品医薬品局)や欧州CEマークの承認を受けており、安全性に配慮された治療法です。


NeoGen PSRのメリット

NeoGen PSRプラズマ治療には、以下のような多くのメリットがあります。 

多様な肌悩みに対応: 毛穴の開き、クレーター状のニキビ跡、小じわ、たるみ、肌のキメやハリ不足、くすみなど、複合的な肌悩みにアプローチできます。皮膚が薄くデリケートなまぶたのたるみ治療にも適しています。 

ダウンタイムへの配慮: 皮膚表面を傷つけないため、従来のフラクショナルレーザー治療などと比較して、一般的にダウンタイム(赤み、腫れ、乾燥、皮むけなど)が短い傾向にあります。エネルギーレベルの調整により、日常生活への影響を最小限に抑えた治療も可能です。 

肌再生の促進: 深部に熱エネルギーを加えることで、コラーゲンとエラスチンの新生を長期的に促します。治療後数ヶ月にわたって肌質改善が進み、ハリと弾力のある、より健康的な肌へと導きます。 

薬剤浸透性の向上: プラズマ照射により、一時的に皮膚の薬剤吸収が高まる「ドラッグデリバリー効果」が期待できます。これにより、治療後に塗布する美容成分が肌深部へ浸透しやすくなり、治療効果の向上が期待できます。

安全性への配慮:NeoGen PSRは、米国の食品医薬品局(FDA)から複数の皮膚科的適応症について510(k)クリアランスを受けています。これは、市販前の安全性と有効性に関する要件を満たしていることを示します。
*承認されている(クリアランスを得ている)適応症には、しわ(顔および顔以外)、アクネスカー(ニキビ跡)、日光角化症、色素性病変、脂漏性角化症、ウイルス性乳頭腫などが含まれます。


NeoGen PSRのデメリットとリスク

多くのメリットを持つNeoGen PSRですが、いくつかの注意点も存在します。

⚫️効果の現れ方には個人差

⚫️複数回の治療が必要

⚫️ダウンタイムの可能性: 低エネルギー照射では軽微なことが多いですが、治療強度に応じて赤み、腫れ、乾燥、かさつき、皮むけなどが数日~1週間程度続くことがあります。高エネルギー照射では、より顕著な効果が期待できる反面、ダウンタイムも長くなる傾向があります。

⚫️施術中の感覚: 一般的には温かい感覚と表現されますが、エネルギーレベルによっては熱感や軽い刺激を感じることがあります。必要に応じて麻酔クリームを使用し、痛みを最小限に抑えます。 

⚫️コスト: 保険適用外の自由診療となり、全額自己負担となります。

⚫️施術者の技術への依存: NeoGen PSRの効果と安全性を最大限に引き出すためには、施術者の経験と技術が重要です。肌状態を正確に診断し、適切なエネルギー設定と照射技術で施術を行う必要があります。港区にも多くのクリニックがありますが、信頼できる医療機関を選ぶことが大切です。


当院のNeoGen PSR治療の特徴

JR浜松町駅、都営線大門駅・芝公園駅からアクセスしやすい立地に位置する当院では、患者様にご満足いただけるNeoGen PSR治療を提供するため、以下の点にこだわっています。

⚪️20年以上の経験を持つ院長による丁寧な施術: 美容医療に長年携わってきた院長が、豊富な知識と経験に基づき、カウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して担当します。お一人おひとりの肌質や悩みに合わせた、最適な治療計画をご提案し、丁寧な手技で施術を行います。

⚪️レチノイド併用による独自アプローチ: 当院は、美肌治療において重要な役割を果たすレチノイド(ビタミンA誘導体)を用いた治療において、都内でも有数の実績と知見を有しております。 レチノイドとNeoGen PSRとの併用により、ダウンタイムの短縮や治療効果の向上に繋がる可能性があります。これは、院長の長年の経験と知識に基づいた、当院ならではの先進的なアプローチです。

⚪️患者様のお悩みに寄り添った治療計画: 特に毛穴、ニキビ跡、エイジングケアを目的とされる患者様が多いことを踏まえ、NeoGen PSR(およびレチノイド併用)がこれらの悩みにどのように貢献できるかを、患者様の視点に立って分かりやすくご説明します。丁寧なカウンセリングを通じて、ご納得いただける治療計画を作成します。 

⚪️アフターケアとダウンタイム管理: 施術後の経過観察はもちろん、レチノイドを組み合わせた場合のホームケア指導も含め、ダウンタイムをより快適に過ごし、治療効果を最大限に引き出すためのアフターケアにも力を入れています。


まとめ:安心・安全を第一に、理想の美肌をサポート

▶︎港区浜松町・大門・芝公園エリアで、毛穴、ニキビ跡、エイジングサインの改善を目指すなら、ぜひ当院のNeoGen PSRプラズマ治療をご検討ください。

▶︎当院では、20年以上の経験を持つ院長の技術と、レチノイドを組み合わせた独自の治療アプローチにより、NeoGen PSRの効果を最大限に引き出しつつ、安全性とダウンタイムに配慮した治療を提供します。

▶︎「毛穴が目立たなくなった」「ニキビ跡が薄くなった」「肌にハリが出た」といった変化を実感したい方は、ぜひ一度、カウンセリングにてご相談ください。

▶︎皆様に「満足の笑顔」をお届けするために、スタッフ一同、心をこめてサポートいたします。


*本施術は、厚生労働省未承認機器を使用したもので、また自由診療に基づき全額自己負担になります。

**お知らせ**
当院は2003年に自由が丘から港区浜松町(最寄駅:JR/東京モノレール 浜松町駅、都営浅草線/大江戸線 大門駅、都営三田線 芝公園駅)に移転して診療しています。



オリジナル美容モデル

1-前

40代女性
頬の肌質(肌理)改善を目標にしました。

1-後

(低〜中出力照射3回後)
肌理が細かく整いました。

2-前

40代女性
目元の小ジワの改善を目標にしました。

2-後

(低〜中出力照射6回後)
刻み込まれていたシワが減りました。

3-前

40代女性
鼻は皮膚も厚く、治療の難しい部位です。

3-後

(中出力照射5回後)
治療の難しい鼻の毛穴も小さくなりました。

4-前

40代女性
頬にクレーターが目立ちます。

4-後

(高出力照射4回後)
途中段階ですが、効果が現れ始めています。

医療広告ガイドライン・限定解除要件

通常必要とされる治療内容:麻酔クリームで表面麻酔した後、プラズマを照射します。照射する時間は10〜15分程度です。照射後にはクーリングして肌を鎮めます。
*カウンセリングから治療終了までの時間:1時間半

標準的な費用:182,050円(鼻照射5回)〜327,300円(顔全体の照射6回)
*プラズマ回数分施術料+初診料+麻酔料

標準的な治療期間及び回数:1〜2ヶ月ごとに通院して4回以上の照射を推奨しています。6回の施術回数で治療期間は5〜10ヶ月になります。

デメリット・リスク・副作用:多くのメリットを持つNeoGen PSRですが、いくつかの注意点も存在します。

⚫️効果の現れ方には個人差: 治療効果は、元々の肌質、年齢、生活習慣、選択されたエネルギーレベルなどによって異なります。全ての方に同じ結果が現れるわけではありません。

⚫️複数回の治療が必要な場合: 特に深いニキビ跡や顕著なたるみなど、お悩みの程度によっては、十分な効果を得るために複数回の治療が必要となります。

⚫️ダウンタイムの可能性: 低エネルギー照射では軽微なことが多いですが、治療強度に応じて赤み、腫れ、乾燥、かさつき、皮むけなどが数日~1週間程度続くことがあります。高エネルギー照射では、より顕著な効果が期待できる反面、ダウンタイムも長くなる傾向があります。

⚫️施術中の感覚: 一般的には温かい感覚と表現されますが、エネルギーレベルによっては熱感や軽い刺激を感じることがあります。必要に応じて麻酔クリームを使用し、痛みを最小限に抑えます。

⚫️コスト: 保険適用外の自由診療となり、全額自己負担となります。

⚫️施術者の技術への依存: NeoGen PSRの効果と安全性を最大限に引き出すためには、施術者の経験と技術が重要です。肌状態を正確に診断し、適切なエネルギー設定と照射技術で施術を行う必要があります。港区にも多くのクリニックがありますが、信頼できる医療機関を選ぶことが大切です。



こんな方におすすめ

 

  • 1.毛穴の開き、ニキビ痕を治したい
  • 2.肌のハリ、小ジワを改善したい
  • 3.肌理の荒さ、ざらついた肌質が悩み

 

 

施術について

施術について


施術時間  : 60分程度
麻  酔  : 表面麻酔
術後診察  : なし


注意事項


入浴・洗髪  : 当日から可能
洗顔・化粧  : 当日は控えめに
飲酒・運動  : 当日から可能

 

治療スケジュール


1〜2ヶ月ごとに4回
以上

この施術を受けられない方

 

  • 1.治療部位に皮膚疾患がある方
  • 2.治療部位に金の糸が入っている方
  • 3.妊娠中ないし妊娠を予定されている方


※その他、ご不明なことがあればお気軽にお問合せください。

施術の流れ

1 カウンセリング

 

2 プラズマ照射


表面麻酔、保湿パックののち、プラズマを照射します。照射レベルは症状に合わせて決めます。プラズマの威力を十分引き出せるよう顔全体に2回ずつ照射します。


*軽くゴムで弾かれる程度の感覚があります。

3 クーリングパック


しっかりとクーリングすることで施術で一時的にダメージを受けたお肌の速やかな回復を促します。

4 施術終了後


当日のメイクは控え目にして下さい。その他、日常生活の制限はありません。

スキンケアは、通常通りで問題ありませんが、いつも以上に保湿を心がけて下さい。

 

 

価格表

ネオジェン(まぶたを除く全顔)価格(税込)
1回 66,000円
2回セット 118,800円


■麻酔料 2,750円別途(2回セットは麻酔料込み)


■施術内容
❶プラズマ照射(照射範囲:まぶたを除く顔全体)
❷クーリングパック


*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。

ネオジェン(鼻)価格(税込)
1回 33,000円


■麻酔料 2,750円別途


■施術内容 
❶プラズマ照射(30ショット)
❷クーリングパック

*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。

 

 

よくいただくご質問

Q

NeoGen PSRプラズマ治療とはどのような治療ですか?

A

◉NeoGen PSR(ネオジェンPSR)にぴょるプラズマ治療は、医療用に精製された窒素ガスを「プラズマ状態」に変換し、その高エネルギーを皮膚に照射する美肌再生治療です。

◉レーザーのように肌表面を削ったり蒸散させたりすることなく(非蒸散型/ノンアブレイティブ)、コントロールされた熱エネルギーを皮膚の深層(真皮層)まで届け、肌本来のコラーゲンやエラスチンの生成を強力に促進し、皮膚構造全体の再構築(リモデリング)を促します。

Q

リスク、ダウンタイムについて

A

1)赤み、ヒリヒリ感
2)乾燥
3)かさぶた(ブラウンチェンジ)
4)落屑(皮剥け)
5)色素沈着
6)熱傷

低出力治療では、ほとんどダウンタイムはありません。念のため保湿にお気を付け下さい。

中〜高出力治療の場合、ダウンタイムが必要になります。

◉毛穴治療(中出力治療)では、数日間のドライスキンと局所的な軽い皮剥けが生じる程度ですので、社会生活上支障が出る(メイクでカバーできない問題が生じる)ことはまずありません。

◉ニキビ跡治療(高出力治療)では、確実にダウンタイムが必要です。照射された皮膚は乾燥がすすみ照射後数日して茶色のうすいカサブタが出現します。カサブタはおよそ1週間程度で自然に落ちていき、お肌の再生が完了します。ダウンタイムの期間にはとくに保湿に気をつけ、またカサブタを無理に剥がすことのないよう皮膚への強い刺激は避けて下さい。

 

Q

プラズマとは何ですか?

A

◉プラズマとは、個体・液体・気体に次ぐ、物質の第4の状態と定義される「イオン化ガス」のことです。

◉NeoGen PSRシステムでは、医療グレードの純度99.5%の不活性窒素ガスに超高周波(UHF)エネルギーを加えることで、このプラズマ状態を作り出しています。

Q

NeoGen PSRはどのような肌悩みに効果が期待できますか?

A

◎毛穴の引き締め
◎ニキビ跡の改善
◎シワ・たるみの軽減
◎肌全体のハリ・ツヤ向上
といった幅広い効果が期待できます。

その他、色素沈着(日光斑、老人斑)、酒さ、日光角化症、脂漏性角化症、目の下のクマ、活動性ニキビ、上瞼のたるみなど、複合的な肌悩みに対応可能です

Q

NeoGen PSRは肌の老化治療に有効ですか?

A

◉はい、非常に有効です。NeoGen PSRは肌の土台となるコラーゲンやエラスチンの生成を強力に促進し、皮膚構造全体の再構築を促します。

◉臨床研究では、治療後最大2年間にわたって線維芽細胞の再生が継続し、12ヶ月間継続的な改善が見られると報告されています。また、コラーゲン密度が30-40%増加し、その効果が12-24ヶ月間持続するという組織学的所見も確認されています。

Q

NeoGen PSRがダウンタイムを短く抑えられるのはなぜですか?

A

◉NeoGen PSRが表皮を蒸散させたり炭化させたりしない「非蒸散性」の治療法であるためです。

◉治療された表皮は完全なまま残り、天然の「生物学的ドレッシング」として機能し、再生中の下層組織を保護します。

◉これにより、開放創が形成されないため、感染リスクや合併症が大幅に低減され、従来の治療法と比較して回復が早く、ダウンタイムが短縮されます。

Q

NeoGen PSRの治療は痛いですか?

A

◉施術前に麻酔クリームを使用することで、痛みを最小限に抑えることができます。

◉中〜高出力の治療では、照射時に「ゴムで弾かれるような感覚」と表現されることが多いですが、エネルギーレベルによっては熱感や痛み刺激を感じることがあります。

◉低出力の治療では、「風を吹きつけれた感覚」と例えられます。

Q

NeoGen PSRはどんな肌タイプでも受けられますか?

A

◉はい、比較的幅広い肌タイプの方に安全に適用可能です。

◉NeoGen PSRは特定の色素(メラニンやヘモグロビン)に依存しないエネルギー伝達を行うため、色素沈着のばらつきに関係なく均一な治療が可能です。

◉Fitzpatrick皮膚型I~IV型で安全に使用され、医師の判断によりV~VI型の方にも慎重に適用できるとされています。

Q

NeoGen PSRとCO2フラクショナルレーザーはどのように違いますか?

A

◉NeoGen PSRは「非蒸散性」で、皮膚表面を削らずに熱エネルギーを深部に届け、治療領域全体の皮膚構造100%を均一に治療します。

◉一方、CO2フラクショナルレーザーは「蒸散性」で、微細な穴(マイクロサーマルトリートメントゾーン)を点状に開け、皮膚の一部(20-80%)を蒸散させることで治療します。

◉NeoGen PSRは表皮を温存するため、ダウンタイムが短く、感染や炎症後色素沈着(PIH)のリスクが低いという大きな違いがあります。

Q

 NeoGen PSRは色素沈着(PIH)のリスクが低いと聞きましたが、本当ですか?

A

◉はい、その通りです。NeoGen PSRは非蒸散性で表皮を温存するため、開放創を作らず、従来の蒸散型レーザー治療と比較して炎症後色素沈着(PIH)のリスクが大幅に低いとされています。

◉特にPIHを起こしやすいアジア人や濃い肌タイプの方にとって、この特性は重要な利点となります。

Q

ニキビ跡(クレーター)にも効果はありますか?

A

◉ はい、萎縮性ニキビ跡(クレーター)の改善に有効です。NeoGen PSRは深部真皮のリモデリングとコラーゲン形成を促すことで、瘢痕組織を再構築します。

◉ また、窒素プラズマの抗菌作用により、活動性の炎症性ニキビ病変の治療にも有効であることが示唆されています。

Q

治療回数や治療間隔はどのくらいが目安ですか?

A

◉治療目的や肌の状態、選択するエネルギーレベルによって異なりますが、3~6回程度の治療を3~4週間隔で行うのが一般的です。

◉ただし、ニキビ跡に対する治療ではさらに治療回数が必要になることがあります。

Q

レチノイドを併用することで、どのような相乗効果が期待できますか?

A

◉NeoGen PSRによる深部からのコラーゲン・エラスチン生成促進効果と、レチノイドによるターンオーバー促進作用が相乗的に働き、毛穴、ニキビ跡、エイジングケアにおいてより高いレベルでの改善が期待できます。

◉またNeoGen PSRのダウンタイムの短縮につながる可能性も期待できます。

Q

治療後のアフターケアで注意すべき点はありますか?

A

◉施術後の肌はデリケートな状態ですので、保湿と紫外線対策を徹底することが非常に重要です。

◉当院では、NeoGen PSRの治療効果を最大限に引き出し、ダウンタイムをより快適に過ごしていただくために、レチノイドを組み合わせた場合のホームケア指導を含め、丁寧なアフターケアを行います。

Q

NeoGen PSRの施術を受けられないケースはありますか?

A

◉美容医療のエネルギーデバイスによる治療では、妊娠中・授乳中の方、重度の皮膚疾患がある方、ペースメーカーなどの埋め込み型医療機器を使用している方などは施術を受けられない場合があります。

◉また、安全のため必ずカウンセリング時に既往歴や現在のお体の状態について詳しくお聞かせください。

Q

NeoGen PSR薬機法開示情報

A

NeoGen PSRは窒素プラズマ技術を使用した皮膚再生医療機器で、日本国内では厚生労働省未承認となっています。本機器は医師個人輸入により当院で使用されており、薬機法に基づく適切な開示を以下に記載いたします。


1. 製造元企業情報

製造元企業名: Energist Ltd
所在国: イギリス(英国ウェールズ州スウォンジー)
本社所在地: Clos Llyn Cwm, Enterprise Park, Swansea SA6 8QY, Wales, United Kingdom
設立: 1999年(20年以上の実績)
品質認証: ISO 13485:2016取得済み



2. 日本への輸入

• 国内の代理店を通じて、医師が個人的に正式な手続きを経て輸入
• 薬機法に基づく医師個人輸入規定に準拠
• 地方厚生局への必要書類提出により適法に輸入


3. 諸外国での承認状況

◉米国FDA承認
承認状況: 承認済み
510(k)番号: K132754(5mmノズル)、K221873(25mmノズル)
承認年: 2013年(初回承認)
承認適応症(7項目):

◎ ニキビ跡
◎日光角化症
◎ 顔面のしわ
◎ 顔面以外のしわ
◎ 色素性病変
◎ 脂漏性角化症
◎ ウイルス性乳頭腫

◉韓国MFDS承認
承認状況: 承認済み
韓国食品医薬品安全処(MFDS、旧KFDA)による承認取得

◉EU CEマーク
取得状況: 取得済み
クラスIIb医療機器として欧州基準適合マーク取得

その他の国
• オーストラリア: TGA(治療用品管理局)承認済み
• 台湾: TFDA(台湾食品薬物管理局)承認済み
• ロシア: 保健省承認済み


4. プラズマ技術の確認

技術方式: 窒素プラズマ技術(確認済み)

作用機序:
• 医療用窒素ガスを超高周波によりイオン化
• プラズマエネルギー(物質の第4状態)に変換
• 皮膚表面温度70-165℃の制御された熱エネルギーを15ミリ秒間照射
• 表皮を保護しながら真皮層を刺激し、コラーゲン産生を促進
• 非剥離型治療により皮膚の外層を保持


5. 起こりうる副作用

一般的な副作用(予期される反応)
• 紅斑(赤み): 治療直後から1-7日間持続
• 浮腫(腫れ): 治療強度に比例、特に目周りや頬に発生
• 皮膚の引き締まり感・乾燥: 治療後2-3日目
• 痂皮形成(かさぶた): 高エネルギー治療で3-5日、低エネルギーで1-2日で剥離
• 皮膚の剥離・落屑: 再生過程の一部として自然に発生
• 軽度の不快感: 温かい風や軽度の日焼け感覚

稀な合併症
• 炎症後色素沈着: 報告あり(発生率は低い)
• 局所的な治癒遅延: 極めて稀
• 肥厚性瘢痕: 非常に稀


6. 重篤な事故報告

FDA MAUDEデータベース調査結果: NeoGen PSRに関する重篤な有害事象報告は確認されていません
リコール・安全性警告: 該当なし
臨床研究における安全性: 30以上のIRB承認臨床研究で重篤な事故報告なし


7. 日本での薬機法上の承認状況

承認状況: 未承認医療機器
本機器は日本の薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)における承認を取得しておりません。厚生労働省の承認を受けていない医療機器であり、医師の個人輸入により使用されています。

法的位置づけ:
• 医師法に基づく医師の裁量権の範囲内での使用
• 自由診療として全額自己負担での治療
• 医師による十分な説明と同意(インフォームドコンセント)が必要


8. 国内の同様効果が期待できる承認医療機器

NeoGen PSRと同様の皮膚再生・若返り効果が期待できる日本国内で認を受けた医療機器:

フラクショナルCO2レーザー
AcuPulse(ルミナス社)
• 厚生労働省承認取得
• フラクショナル皮膚再生、ニキビ跡改善、しわ改善

CO2RE(シネロン・キャンデラ社)
• PMDA医療機器製造販売承認取得(日本初のフラクショナルCO2レーザー)
• 軟部組織の蒸散によるフラクショナルリサーフェシング


重要なお知らせ

本治療は自由診療であり、保険適用外となります。治療に関するリスク・副作用について医師から十分な説明を受け、同意書への署名をお願いいたします。諸外国での承認状況は日本における承認を意味するものではありません。治療の適応、期待される効果、リスクについては、診察時に医師より詳しくご説明いたします。