Kabelline カベライン

制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2025年4月15日)

注射でたるみ治療 カベライン(カベリン)でスッキリ小顔


ダイエットや運動ではなかなか落ちない顔周りの脂肪、年齢とともに気になるフェイスラインのもたつき、二重あご…。そのようなお悩みをお持ちなら、メスを使わない脂肪溶解注射「Kabelline(カベライン)」をご検討ください。

カベラインは、気になる部位の脂肪細胞に直接アプローチし、すっきりとした輪郭へと導く治療法です。当院では、患者様一人ひとりのお顔の状態とご希望に合わせ、最適な治療をご提案いたします。


Kabelline(カベライン)とは?

カベラインとは、気になる部位に薬剤を注入することで、脂肪細胞を溶解・排出し、部分的なボリュームダウンを図る治療です。

主成分であるデオキシコール酸は、脂肪細胞の細胞膜を破壊する作用が認められている成分です。破壊された脂肪細胞は、体内で自然に代謝されます。これにより、脂肪細胞そのものの数を減らす効果が期待できます。

また、カベラインには、脂肪燃焼をサポートするとされるL-カルニチンや、循環を促し腫れを抑える効果が期待されるアーティチョークエキスなども配合されており 、従来の脂肪溶解注射と比較して、施術後の腫れや痛みが軽減されるよう配慮されています。


Kabelline(カベライン)注入のメリット

気になる部位の脂肪をターゲットに: 二重あごや頬、フェイスラインなど、落としにくい顔周りの脂肪にピンポイントでアプローチできます。

ダウンタイムが短い: 脂肪吸引などの外科手術と比較して、体への負担が少なく、回復に必要な時間が短いのが特徴です。多くの場合、施術後比較的早く日常生活に戻れます。

痛みが少ない: 注入時の痛みが少なく、また施術後の腫れや痛みも、従来の脂肪溶解注射に比べて軽減されています。

自然な仕上がり: 複数回の治療を通じて徐々に脂肪を減らしていくため、周囲に気づかれにくく、自然な変化が期待できます(効果の現れ方には個人差があります)。

メスを使わない治療: 手術に抵抗がある方でも受けやすい、注射による治療です。


Kabelline(カベライン)注入のデメリットとリスク

カベライン注入はメリットが多い反面、いくつかのリスクやデメリットも存在します。

⚫️ 複数回の治療が必要: 1回の治療でも効果を感じる方もいらっしゃいますが、多くの場合、満足のいく結果を得るためには、1~2週間間隔で3~6回程度の継続治療が推奨されます 。効果の発現には個人差があります。

⚫️ 一時的な副作用: 注入部位に腫れ、赤み、内出血、痛み、かゆみ、熱感などが生じる場合がありますが、通常は数日~1週間程度で自然に治まります 。

⚫️ 費用: 美容目的の治療のため、公的医療保険は適用されず、全額自己負担(自由診療)となります。

⚫️ 施術者の技術力への依存: 脂肪溶解注射は、注入する量や深さ、部位の選定が結果を大きく左右します。経験の浅い施術者による治療では、効果が不十分だったり、凹凸ができたりするリスクがあります 。信頼できる医師を選ぶことが重要です。

⚫️ 薬剤について: カベラインの主成分であるデオキシコール酸は、脂肪溶解効果が認められた成分です。治療は、医師の診断のもと、適切な手技で行われる必要があります。

⚫️ 受けられない方: 妊娠中・授乳中の方、大豆アレルギーの方、注入希望部位に感染症や重度の皮膚疾患がある方、その他、医師が不適当と判断した方は施術を受けられません。


当院のKabelline(カベライン)注入の特徴

港区浜松町にある当院では、美容医療に20年以上の経験を持つ院長が、豊富な知識と確かな技術に基づき、丁寧にカベライン注入を行います。

当院は、たるみなど「エイジング」のお悩みを診療の中心としており、顔の脂肪溶解も単なる部分痩せではなく、たるみ治療の一環として捉えています。 加齢によりボリュームが増加し、たるみの原因となる部位(例:ジョールファット、顎下脂肪)の脂肪を減らすことで、フェイスラインを引き締め、より若々しい印象へと導きます。

皆様に安心して治療を受けていただくために、以下の点にこだわっています。

丁寧なカウンセリング: 患者様のお悩みやご希望を詳しく伺い、顔全体のバランスや皮膚のたるみ具合を診察した上で、Kabellineが最適かどうかを判断します。

たるみ治療の専門性: 当院は、糸リフトをはじめとする「切らないたるみ治療」を診療の柱としています。そのため、脂肪溶解注射だけでなく、たるみの状態に応じて他の治療法(糸リフト、HIFUなど)を組み合わせるなど、多角的なアプローチが可能です。脂肪溶解が最善でないと判断した場合は、正直に他の選択肢をご提案いたします。

安全への配慮: 解剖学的な知識に基づき、神経や血管の位置を考慮しながら、安全かつ効果的な注入を行います。


まとめ:安心・安全を第一に、理想の仕上がりをサポート

▶︎ 港区でカベラインによる顔痩せや、フェイスラインのたるみ・もたつきの改善をご検討なら、ぜひ当院にご相談ください。

▶︎ 当院では、20年以上の経験を持つ院長が、エイジングケア・たるみ治療の専門知識を活かし、安全かつ効果的な脂肪溶解注射を行っています。

▶︎ 顔の脂肪だけでなく、たるみも含めたトータルなアプローチで、患者様一人ひとりの理想のフェイスライン実現をサポートします。脂肪溶解注射以外の選択肢も豊富にご用意しておりますので、最適な治療法を一緒に見つけましょう。

▶︎ 二重あご、頬のふくらみ、フェイスラインのもたつきなど、お顔の輪郭に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。

▶︎ 皆様に「満足の笑顔」をお届けするために、スタッフ一同、心をこめてサポートいたします。



*本施術は、厚生労働省未承認の薬剤を使用したもので、また自由診療に基づき全額自己負担になります。

**お知らせ**
当院は2003年に自由が丘から港区浜松町(最寄駅:JR/東京モノレール 浜松町駅、都営浅草線/大江戸線 大門駅、都営三田線 芝公園駅)に移転して診療しています。




院長コラム 〜デオキシコール酸〜


脂肪溶解注射は長い間製剤の主成分はフォスファチジルコリンだと思われていました。お客様の中にもフォスファチジルコリンをご存じの方もいるほど有名な美容外科用語になっています。

フォスファチジルコリンは水に溶けないため、界面活性剤としてデオキシコール酸がつねにペアになって配合されていました。ところが・・フォスファチジルコリン単剤ができるようになったので試したところ、脂肪は溶けないし、炎症も起きません・・・そうなってようやく脂肪溶解注射の主成分はデオキシコール酸だったと判明したのです。

その後米国ではデオキシコール酸単剤の脂肪溶解注射が生まれ、二重あごを適応症としてFDA認可が下りました。ただ、このオキシコール酸単剤の脂肪溶解注射、炎症(赤み、痛み、腫れ)が以前の製剤よりも強力。そうでなくてもダウンタイムに敏感な日本人には受け入れられそうもありません。

そこでカベラインのように、デオキシコール酸の炎症作用を抑える工夫がされた製剤が次々と登場しているのです。



オリジナル美容モデル

1-前

50代女性
輪郭のたるみがターゲット。

1-後

輪郭が細くなりました。
*注入:右3回(4,4,2cc);左2回(2,2cc)

1-前

40代女性
口元のたるみがターゲット。

1-後

2回施術(各回6cc)
口元が軽くなりました。

医療広告ガイドライン・限定解除要件

通常必要とされる治療内容:脂肪量を減らしたい部位に少量ずつ、およそ1cm間隔で皮下の脂肪組織に注射します。
*カウンセリングから治療終了までの時間:30分

標準的な費用:240,900円(1回に6本:6ml注入し、これを3回施行)
*3回施術料+初診料

標準的な治療期間及び回数:2〜4週ごとに通院して3回の施術を受けます。3回の施術回数で治療期間は1〜2ヶ月になります。

デメリット・リスク・副作用:カベライン注入はメリットが多い反面、いくつかのリスクやデメリットも存在します。

⚫️ 複数回の治療が必要: 1回の治療でも効果を感じる方もいらっしゃいますが、多くの場合、満足のいく結果を得るためには、1〜2週間間隔で3~5回程度の継続治療が推奨されます 。効果の発現には個人差があります。

⚫️ 一時的な副作用: 注入部位に腫れ、赤み、内出血、痛み、かゆみ、熱感などが生じる場合がありますが、通常は数日~1週間程度で自然に治まります 。

⚫️ 費用: 美容目的の治療のため、公的医療保険は適用されず、全額自己負担(自由診療)となります。

⚫️ 薬剤について: カベラインの主成分であるデオキシコール酸は、脂肪溶解効果が認められた成分です。治療は、医師の診断のもと、適切な手技で行われる必要があります。

⚫️ 受けられない方: 妊娠中・授乳中の方、大豆アレルギーの方、注入希望部位に感染症や重度の皮膚疾患がある方、その他、医師が不適当と判断した方は施術を受けられません。

 

 

こんな方におすすめ

 

  • 1.人に知られずに二重アゴを治したい
  • 2.スッキリしたフェイスラインになりたい
  • 3.頬や口元のたるみをなくしたい

 

 

施術について

施術について


施術時間  : 15分程度

麻  酔  : なし

術後診察  : 不要

 

注意事項


入浴・洗髪  : 当日から可能

洗顔・化粧  : 当日から可能

飲酒・運動  : 当日から可能

 

治療スケジュール


1〜2週ごとに3〜6回が標準的です

 

施術を受けられない方

 

・妊娠、授乳中の方

施術の流れ

1 カウンセリング

 

2 施術


注入してから、薬液を浸透させるためマッサージを行います。家に帰ってご自身でマッサージする必要はありません。

3 施術終了後


メイクをしてお帰りいただけます。施術後日常生活の制限はありません。

 

 

価格表

Kabelline カベライン
価格(税込み)
1cc 13,200円


■標準的使用量
・頬       両側で2〜4cc
・口元      両側で2〜4cc
・フェイスライン 両側で4〜6cc
・顎下      4〜6cc

*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。



 

 

よくいただくご質問

Q

Kabelline カベラインにはどのような成分が含まれていますか?

A

Kabelline カベラインには
・デオキシコール酸
・Lカルニチン
・グリセリン
・塩化ナトリウム
・水
が含まれています。

Q

ダウンタイム・リスクについて?

A

従来の脂肪溶解注射に比べたらごく軽度ですが、2、3日の赤み、腫れが出現することがあります。顎下の治療であれば、ほとんど周囲の人に気づかれずに施術を続けることができるでしょう。

リスクとしては、ダウンタイムの遅延、アレルギー反応(まれ)が挙げられます。

Q

施術間隔について

A

1〜2週ごとに3〜6回の治療をおすすめします。

(参考)カベラインの前のSAGONI(サゴニ)での治療例

40代女性
二重アゴを治療のターゲットにしました。

(施術4回後)
ご家族に気づかれずに治療できました。