脂肪溶解注射(BNLSファットバーン)

制作・執筆:坂田修治(医師:美容外科・美容皮膚科 青い鳥 院長)
(最終更新日:2025年7月14日)

BNLSファットバーン 腫れの少ない脂肪溶解注射


⚪️フェイスラインのもたつきや二重あご、年々下がる頬のたるみ脂肪…。年齢とともに現れるこれらの変化は、お顔全体の印象を左右し、『老けて見える』、『疲れて見える』といったお悩みにつながります。

⚪️メスを使わず、すっきりと引き締まった若々しい輪郭を目指したい方に、当院では脂肪溶解注射『BNLSファットバーン』による治療をご提案しています。


BNLSファットバーンとは?

⚪️BNLSファットバーンは、従来のBNLSシリーズに、米国FDAにも脂肪溶解効果が認められている有効成分『デオキシコール酸』を1%配合した脂肪溶解注射です。

⚪️デオキシコール酸が脂肪細胞の膜を直接破壊し、脂肪細胞の数を減少させますが、同時にBNLSシリーズで定評のある植物由来成分が炎症を和らげ副作用を緩和します。

⚪️気になる部位にピンポイントで注射して脂肪を効果的に減らし、部分的なボリュームダウンを図ります。


BNLSファットバーンのメリット

気になる脂肪をピンポイントで減少: 二重あごやフェイスライン、頬など、食事制限や運動では落としにくい部分の脂肪に直接作用し、ボリュームを減らします。

たるみを改善し、引き締まった印象へ: 脂肪が減ることで、フェイスラインがすっきりし、お顔全体が引き締まった印象になります。

ダウンタイムが比較的短い: 腫れや内出血などのダウンタイムは、脂肪吸引などの外科手術に比べて大幅に短く、日常生活への影響を最小限に抑えられます。(※腫れは個人差があり、1週間程度続く場合があります。)

切らない手軽な治療: 注射による治療のため、メスを使わず、身体への負担が少ないのが特徴です。


BNLS Fat Burnのデメリットとリスク

BNLSファットバーンはメリットが多い反面、いくつかのリスクやデメリットも存在します。

⚫️複数回の施術が必要になります: 1回の治療でも効果を感じられることはありますが、十分な効果を得るためには、通常2~4週間間隔で3~5回程度の継続治療が推奨されます。

⚫️効果には個人差がある: 脂肪の量や質、体質により、効果の現れ方や程度には個人差があります。必ずしも全ての方に同じ結果が出るわけではありません。

⚫️コスト: 美容目的の自由診療のため、保険適用外となり全額自己負担となります。

⚫️副作用・リスク: 注入部位に腫れ(特にデオキシコール酸の作用により1週間以上続くこともあります)、内出血、痛み、赤み、硬さ(しこり感)、違和感などが一時的に生じる可能性があります。まれに感染やアレルギー反応のリスクもあります。

⚫️医師の技術力への依存: 安全かつ効果的な結果を得るためには、解剖学的な知識と正確な注入技術が不可欠です。経験豊富な医師による施術が重要です。


当院のBNLSファットバーン治療の特徴

浜松町・大門エリアに位置する当院では、お客様に最適な脂肪溶解治療を提供することを目指しています。BNLSファットバーン治療においては、以下の点にこだわっています。

美容医療20年以上の院長による丁寧な施術: 院長が豊富な経験と美的感覚に基づき、お一人おひとりの状態に合わせて丁寧に注入を行います。解剖学に基づき、安全性を最優先した施術を心がけています。

「たるみ治療」としての脂肪溶解注射: 当院では、BNLSファットバーンを単なる脂肪減少だけでなく、たるみ脂肪を溶解することでフェイスラインを整え、若々しい印象を取り戻す「エイジングケア・たるみ治療」として位置付けています。

多様な選択肢から最適な治療を提案: 当院では糸リフトやHIFU(ウルトラフォーマーMPT)など、切らないたるみ治療を診療の柱としています。脂肪溶解注射が最適でない場合や、より高い効果を目指す場合には、これらの治療法との組み合わせも含め、お客様にとって最善の選択肢をご提案できるのが強みです。

丁寧なカウンセリング: 患者様のお悩みやご希望を詳細に伺い、たるみの原因(脂肪、皮膚のゆるみ等)を的確に診断した上で、BNLSファットバーンが適しているか、他の治療法がより効果的かなどを判断し、ご納得いただける治療計画をご提案します。


まとめ:安心・安全を第一に、理想の仕上がりをサポート

▶︎ 港区でBNLSファットバーンによる小顔・たるみ治療をご検討なら、浜松町・大門駅すぐの当院へお気軽にご相談ください。

▶︎ 当院では、院長の20年以上の経験と専門知識を活かして丁寧なカウンセリングと安全で適切な施術を行います。

▶︎ フェイスラインのもたつき、二重あご、頬や口元のたるみなど、加齢によるお顔の変化にお悩みの方は、ご自身に最適な治療法を見つける第一歩として、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。

▶︎ 皆様の「なりたい自分」を実現し、「満足の笑顔」を引き出すお手伝いができるよう、スタッフ一同、心をこめてサポートさせていただきます。


*本施術は、厚生労働省未承認の薬剤を使用したもので、また自由診療に基づき全額自己負担になります。


**お知らせ**
当院は2003年に自由が丘から港区浜松町(最寄駅:JR/東京モノレール 浜松町駅、都営浅草線/大江戸線 大門駅、都営三田線 芝公園駅)に移転して診療しています。



オリジナル美容モデル(デオキシコール酸1%製剤での結果)

1.1-前

40代女性正面
ベース状の輪郭がお悩みです。

1.1-後

(3回治療後1ヶ月)輪郭はV字形に変わりました。

1.2-前

注入したのは、フェイスラインのおよそホクロのレベルです。

1.2-後

(3回治療後1ヶ月)2ヶ月毎に3回治療しました。

医療広告ガイドライン・限定解除要件

通常必要とされる治療内容:脂肪量を減らしたい部位に少量ずつ、およそ1cm間隔で皮下の脂肪組織に注射します。
*カウンセリングから治療終了までの時間:30分

標準的な費用:201,300円(1回に6本:6ml注入し、これを3回施行)
*3回施術料+初診料

標準的な治療期間及び回数:2〜4週ごとに通院して3回の施術を受けます。3回の施術回数で治療期間は1〜2ヶ月になります。

デメリット・リスク・副作用:BNLSファットバーンはメリットが多い反面、いくつかのリスクやデメリットも存在します。

▶︎複数回の施術が必要な場合がある: 1回の治療でも効果を感じられることはありますが、十分な効果を得るためには、通常2~4週間間隔で3回以上の継続治療が必要です。

▶︎効果には個人差がある: 脂肪の量や質、体質により、効果の現れ方や程度には個人差があります。必ずしも全ての方に同じ結果が出るわけではありません。

▶︎コスト: 美容目的の自由診療のため、保険適用外となり全額自己負担となります。

▶︎副作用・リスク: 注入部位に腫れ(特にデオキシコール酸の作用により1週間以上続くこともあります)、内出血、痛み、赤み、硬さ(しこり感)、違和感などが一時的に生じる可能性があります。まれに感染やアレルギー反応のリスクもあります。



院長コラム 〜たるみ治療としての脂肪溶解療法〜

 

脂肪溶解注射は痩身のイメージが強いですが、それはボディでの話。顔では優秀な「たるみ」治療です。

たるみ治療としての脂肪溶解注射の特徴を挙げると
1)フェイスリフトや糸リフトに比べトラブルが少ない。ただ腫れるだけ
2)一度効果が出れば、あとはメンテナンスフリー
3)時間が経っても効果がゼロにはならない
4)回数が必要ということは、自分で判断する余裕が十分にあるということ

脂肪溶解注射が適応となる「たるみ」は、頬、フェイスライン、口元、二重顎。


こうしてみると、「たるみ」治療としての脂肪溶解注射がいかに優秀かわかっていただけることでしょう。






こんな方におすすめ

 

  • 1.口元、フェイスラインのたるみを治療したい
  • 2.ほうれい線横の頬のたるみが気になる
  • 3.シャープな顔になりたい
  • 4.小顔に憧れる



もっと詳しく脂肪溶解注射

こうして脂肪は溶けていく!

1


注入されたデオキシコール酸は脂肪組織に炎症を生じさせます。

2


炎症で脂肪細胞が壊れ、中に蓄えられていた脂肪が放出されます。

炎症による腫れは、1週間以内に収まります。

3


炎症部位へはマクロファージが集まり、放出された脂肪を取り込み、ここから運び出します。

それとともに炎症が収まった部位では少しずつコラーゲンが作られていきます。

4


脂肪細胞の数が減ることとコラーゲンが増えることの2つの作用で脂肪組織を収縮させます。





施術について

施術について


施術時間  : 30分程度 

麻  酔  : なし

術後診察  : 不要

 

注意事項


入浴・洗髪  : 当日から可能

洗顔・化粧  : 当日から可能

飲酒・運動  : 翌日から可能

 

治療スケジュール


1週間以上間隔をあけて3〜5回(推奨)

 

この施術を受けられない方

 

  • 1.妊娠・授乳中
  • 2.含有成分にアレルギー既往がある
  • 3.甲状腺疾患がある

施術の流れ

1 カウンセリング


注入部位、注入量を決めます。

*当院では、目まわり、鼻への注入は行っていません。

2 施術


注入には極細針を使用します。注入してから、薬液を浸透させるためマッサージします。

3 施術終了後


施術後日常生活の制限はありません。ご自身でマッサージされる必要はありません。

 

 

価格表

 BNLSファットバーン
価格(税込)
1本(原液1cc)

11,000円



*注入量の目安(片側)
頬(ほうれい線横):1本
口元:1本
フェイスライン:1〜2本

*本施術は、自由診療に基づき全額自己負担になります。



よくいただくご質問

Q

BNLSファットバーンとは?

A


BNLSファットバーンは、脂肪細胞を分解・減少させる医療用痩身注射です。


どのように作用するの?

注射された部位の脂肪細胞を直接破壊し、その数を減らします。破壊された脂肪は老廃物として体外へ排出され、リンパの流れも改善されるため、効率的な痩身効果が期待できます。



主な有効成分

1 デオキシコール酸ナトリウム
医学的に脂肪溶解効果が認められた主成分

2 コレウスフォルスコリ抽出

韓国食品医薬品安全処が認定した体脂肪減少成分
脂肪分解酵素の生成を促進

3 ラクトフェリン
脂肪細胞のサイズを縮小
脂肪分解を活性化


安心できる理由

BNLSファットバーンは、ソウル大学やKAIST(韓国科学技術院)出身の研究者により開発され、皮膚科専門医のテストを経た科学的根拠に基づく治療法です。成分や作用機序が明確で、透明性の高い医療用製剤として信頼できます。

 

Q

どのような成分が含まれていますか?

A


スペインの製薬会社が痩身メソセラピー用として開発したカクテルをベースに、韓国のメーカーが成分を調整しています。

メーカーが公表している有効成分は以下の通りです。
・デオキシコール酸 1%
・コレウスフォルスコリエキス
・ラクトフェリン
・ヒバマタ(海藻)抽出物
・セイヨウトキノキ
・ペルシャグルミ
・メチルプロパンジオール

Q

BNLSファットバーンと脂肪吸引の選び方

A

BNLSファットバーン

◉注射だけの手軽な治療
◉顔周りなど細かい部分の脂肪に効果的
◉ダウンタイムがほぼなく、すぐ日常生活に戻れる
◉少量の脂肪を整えたい方向け

脂肪吸引

◉手術による本格的な治療
◉お腹や太ももなど広範囲の脂肪を除去可能
◉術後は腫れや痛みなどダウンタイムあり
◉大量の脂肪を一度に取りたい方向け

どちらを選ぶかは、取りたい脂肪の量と、ダウンタイムを取れるかどうかで決まります。まずはカウンセリングでご相談ください。

 

Q

どのような人が対象で、どの部位に注射できますか?

A

BNLSファットバーンは、ダイエットや運動をしてもなかなか落ちない、局所的な脂肪にお悩みの方に最適な治療法です。体重を大幅に減らすための治療ではなく、特定の部位の輪郭を整えることを目的としています。

理論的には、局所的な脂肪が存在するほぼ全ての部位に適用可能です。

顔(フェイス):

頬骨部
頬(ほうれい線横) 
口角
フェイスライン
顎下(二重顎) 


体(ボディ):

二の腕 
腹部
わき腹(ラブハンドル) 
太もも(内側・外側・後面) 

カウンセリングを通じて、患者様一人ひとりの脂肪のつき方やご希望を伺い、最適な治療部位と注入量を提案することが重要です。

Q

何回の施術が必要ですか?

A

BNLSファットバーンは、1回の施術で完結するものではなく、継続的な「プログラム」として捉えることで最良の効果が期待できます。

回数と頻度: 1週間以上の間隔で、3〜5回以上の施術を推奨しています。

これは、一度に大量の薬剤を注入するのではなく、定期的に少量ずつ注入を重ねることで、より安全で自然な変化を促すためです。ただし、必要な回数は個人の脂肪量によって異なるため、あくまで目安となります。

Q

BNLSが効かない人はいますか?

A

効果には個人差はあり、効果が見られないこともあります。ただしその場合、注入量、注入回数を再検討する余地があります。

Q

注射は痛いですか?

A


⚪️注射する部位によって差がありますが、注射針を刺す際に「チクッとする」程度の感覚であるとよく説明されます。

⚪️施術時間も非常に短いため、ほとんどの方が問題なく受けられています。 

Q

効果はいつから実感できますか?

A

効果発現の時期: 施術後の変化は段階的に現れます。

初期変化(1〜2週間後)
むくみが引いたり、触った時の感触が引き締まったりといった初期の変化を、早ければ施術から3日程度で感じ始めることがあります。


目に見える効果(1〜2ヶ月後)
見た目にも脂肪が減少したと実感できるようになるまでには、通常1〜2ヶ月ほどの時間が必要です。
*韓国の患者レビューでは、数日から1週間で変化を感じ始め、1ヶ月て効果を実感したという報告も見られます。

Q

効果はどのくらい持続しますか?

A

⚪️BNLSファットバーンは脂肪細胞そのものを破壊・除去するため、理論上、その効果は半永久的と考えられます。一度破壊された脂肪細胞は再生しないためです。

⚪️しかし、これは治療部位の脂肪細胞が再び増えることはないという意味であり、暴飲暴食などによって既存の脂肪細胞が肥大化すれば、再びボリュームが増す可能性があります。

⚪️そのため、効果を長期的に維持するためには、安定した体重を維持することが重要です。

 

Q

ダウンタイムはありますか?どのような副作用が考えられますか?

A

BNLSファットバーンの大きな利点の一つは、従来の脂肪溶解製剤に比べダウンタイムが短いことです。

ダウンタイム: 施術は社会生活への影響は最小限です。

一般的な副作用: 注射による軽微な反応が起こる可能性があります。


腫れ内出血熱感: これらは最も一般的に見られる症状ですが、「一時的な現象」であり、自然に消失します。
膨満感: 薬剤が注入されたことにより、施術部位が一時的に膨らんだように感じることがあります。

これらの症状は、通常、数日から1週間程度で自然におさまります。

稀な副作用

薬剤に対するアレルギー反応
感染


 

 

Q

BNLSファットバーンについて

A

◉ BNLSファットバーンは未承認製剤です。

◉ 国内正規代理店株式会社PRSSを通して、院長が個人輸入しています。

◉ 同一成分・性能を有する国内承認医薬品等はありません。

◉ 万が一重篤な副作用が生じた場合、国の医薬品副作用被害救済制の対象外となります。

◉ 副作用・リスク ①注入部位の赤み・腫れ(デオキシコール酸の作用により1週間以上続くこともあります) ②注入部位の痛み・熱感 ③皮膚の硬さ(しこり感) ④注射跡 ⑤内出血 ⑥違和感・不快感 ⑦アレルギー反応 ⑧感染

◉ BNLSファットバーンの製造元である韓国GRAND M&C社について、公式サイトにおける安全性に関する具体的な記載は確認できません。