やっと見つけた「最低」で「最高」の1本
大人ニキビ
オイリースキン
肌荒れ
赤ら顔
シミ
くすみ
これは大人の女性の肌のお悩みを列挙したのではありません。 アゼライン酸の効能を示したもの。 つまり、アゼライン酸は大人の女性の必需品だったのです。
多くの悩みをカバーできることから、「最低」でもこの1本は使いたいし、これほど適応範囲が広く、しかもエビデンスが揃っているという点では「最高」の1本。
トレチノインとハイドロキノンの組み合わせがコンセプトの中心のコスメはゼオスキンはじめ多いですが、繊細な肌質の方が多い日本女性には必ずしも適していると言えません。繊細な肌にはレチナールとアゼライン酸の組み合わせがベストマッチです。
アゼライン酸とレチナールを合わせて使ったら、カバーできない肌の悩みはあるのだろうか・・
レチノールではないレチナールはこちら
院長コメント 〜悲運のアゼライン酸!?〜
ニキビ治療薬としても美白剤としても世界が認める実力がありながら、どういうわけか日本では医薬品になれませんでした。それがつまづきの始まり。
莫大な宣伝広告費をかけて売り出してもらえなかったばかりに、日本での知名度は低いまま。
メーカーの製造ラインも貧弱というか、すぐ生産が間に合わないと注文が制限されます。(それならもっとラインを増やせばと思うのですが・・)
アゼライン酸がもっと使われるようになれば、日本女性の肌の悩みも減るはずなのに、残念でなりません。
こんな方におすすめ
- 1.大人ニキビができやすい
- 2.ハイドロキノンに代わる美白剤を探している
- 3.オイリースキンで困っている
- 4.赤ら顔、肌荒れがよくならない
使い方
【使用方法】
朝・晩、1日2回塗布します。洗顔のあと水分を拭き取ってから、気になる部分、またはお顔全体にやさしくなじませて下さい。10分ほどしてから、いつも通りの化粧品をお使い下さい。
【副作用】
使用を開始すると、ヒリヒリした刺激感、痒みが生じることがありますが、1〜2週間で治まります。
価格表
| 価格(税込) |
---|---|
AZAクリア(15g) | 1,980円 |
よくいただくご質問
AZAクリアについて
AZAクリアは、医療機関専売の20%アゼライン酸製剤です。
殺菌作用、抗炎症作用、異常角化抑制、メラニン生成抑制の効果があります。
海外では、 酒さ(赤ら顔)、ニキビ、肝斑、悪性黒子、ステロイド皮膚炎などに使われています。
刺激症状が続くときはどうしたらいいでしょう?
使用量を減らす、1日おきに使うなど工夫して下さい。
臨床試験での報告からも刺激症状は多くの方で出現するものの一過性であり、また治療を中止せざるを得なくなった方もいないとされています。
アゼライン酸の安全性について
アゼライン酸は、小麦やライ麦などの穀類由来の成分で、催奇形性試験、遺伝毒性試験、耐性獲得試験のすべてが陰性で、非常に高い安全性が証明されています。
ニキビ治療薬としてのアゼライン酸
アゼライン酸は、
・アクネ菌の殺菌作用
・毛穴入口の角質の肥厚を防ぐ作用
・抗炎症作用
から、海外ではニキビ治療の第2選択薬として使われています(第1選択はレチノイド)。
これまで耐性菌の報告はありません。
アゼライン酸のエビデンス
■ニキビに対する本邦における臨床試験では、12週間のアゼライン酸の使用で、非炎症性皮疹(白ニキビ)減少率は約60%、炎症性皮疹(赤ニキビ)減少率は約70%という結果が得られています(文献1)。
■美白剤としては、いずれも肝斑に対する臨床試験ですが、20%アゼライン酸は、2%のハイドロキノンより効果的で、4%のハイドロキノンと同等の効果が見られたと報告されています(文献2,3)
参考文献
1)尋常性痤瘡を対象にした20%アゼライン酸クリーム(DRX AZAクリア)の基剤対照評価者盲検無作為左右比較試験
林 伸和、他
Aesthetic Dermatology
2012;22:40-49
2)The treatment of melasma. 20% azelaic acid versus 4% hydroquinone cream.
Baliña LM,Graupe K
Int J Dermatol
1991;30:893-895
3)Double-blind comparison of azelaic acid and hydroquinone in the treatment of melasma.
Verallo-Rowell VM, et al.
Acta Derm Venereol Suppl
1989;143:58-61
4)Azelaic Acid: Evidence-based Update on Mechanism of Action and Clinical Application.
Schulte BC,et al.
J Drugs Dermatol.
2015;14(9):964-968