後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)について

ADMとは?

後天性真皮性メラノーシス(ADM)は、文字通り成人後に発症して、真皮にメラニン色素が増える色素斑です。表皮内にメラニン色素が増える「シミ」と異なり、より深部の真皮でメラニン色素が増える「アザ」であるため、色調がより暗い褐色調に見えます。

ADMは、画像のように下眼瞼、鼻根部、額外側部ではびまん性に見られ、頬外側からコメカミ、鼻翼部では小斑状(点状の集まり)に認められます。

これまでに症例報告されているのは、日本、韓国、台湾、タイ、シンガポールなどに限られ、アジア人に特有とされています。

原因

真皮には色素細胞はないとされてきましたが(あるなら何もなくても色素を作るはず)、色素を作らない幼若な色素細胞が存在し、それが何らかの刺激を受けて成熟し、メラニン色素を作るようになって発症すると考えられています。



ADMの治療

Qスイッチルビーレーザー

メラニン色素が真皮にあるため、表皮のターンオーバーを促進して、メラニン色素を排泄させるピーリングやフラッシュライトはまったく無効です。

唯一の治療法はレーザー治療です。

注意点は、シミ治療と違い治療効果はすぐには現れません。レーザーで真皮内のメラニン色素を破壊しても、すぐにその場からなくなるわけではないので、少しずつ運び出されて、治療効果が現れるのに3〜6か月後かかります。

おすすめする治療

◎Qスイッチルビーレーザー

治療の原則

 

後天性真皮性メラノーシス(ADM)の治療方針は、Qスイッチレーザーで迷うことはありません。問題は診断です。ADMは肝斑と合併することも多く、肝斑にQスイッチレーザーを照射すれば、炎症後色素沈着が避けられないので、正しく診断することががもっとも重要になります。

肝斑も併発している場合には、まず肝斑の治療から始めます。そして、間違いなくADMと診断できる部位からレーザー治療を開始します。

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